現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 元気づくり総本部のイクボス・ファミボス実践支援事業
平成29年度
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

イクボス・ファミボス実践支援事業

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元気づくり総本部 女性活躍推進課 企画担当  

電話番号:0857-26-7792  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 1,450千円 0千円 1,450千円 0.0人
1,450千円 0千円 1,450千円 0.0人

事業費

要求額:1,450千円    財源:単県 

事業内容

1 目的

イクボス・ファミボスが、従業員を介護離職させない職場環境づくりを進めるうえで必要となる、(1)実態把握・リスク認識、(2)相談(3)実態に即した就業条件・支援の仕組みづくり、を総合的にサポートし、家庭と仕事を両立しやすい職場環境づくりを進める。
    • リスク (突然訪れる介護課題)を軽減するために
      従業員
    自らの家族状況、介護者、活用できる資源等を自己点検するとともに、現況のみならず、5年後10年後の自らが抱える介護リスクを把握し、自らの介護対応力、就業継続に必要な備えを認知する。

    事業主
    従業員の隠れ介護度、離職リスクを将来にわたって把握し、相談体制の確立やテレワーク・短時間勤務等の柔軟な就業環境を整え、大切な従業員を介護離職させることなく、持続的な事業運営のできる態勢を備える。

2 事業内容

[介護に係る実態把握・リスク認識]
○チェックシートの制作・配布
従業員の現在及び将来における介護と仕事の両立に関する状況を把握するためのチェックシートを制作し県内企業へ配布
配布対象:男女共同参画推進企業等
○従業員の介護問題に関する状況の把握
事業主はチェックシートを従業員へ配布、集計・自己分析を実施
 【状況把握の目的】
経営側従業員の介護問題に関する現状把握及び将来の状況予測により、従業員の仕事と介護の両立支援策(介護休業制度の充実など)の充実の必要性などを検討し将来の介護問題に備える。
従業員自身の抱える介護問題に関する状況を把握することで、将来に向けて家族間での話し合いや関係機関への相談など介護と仕事の両立に備える。

[相談・支援]
○事業所へのアドバイスの実施
従業員の介護実態や予測など、自己分析をした結果(事業所の抱えるリスク)を踏まえ、労務管理上のアドバイスを希望する事業所へコーディネーターを派遣。
コーディネーター:介護、地域福祉、精神保健などの分野の専門家(保健師等)を複数選定

【コーディネートの例】
・従業員が活用できる公的介護サービスや民間サービスに関する情報提供

・従業員の介護と仕事の両立のために必要な職場環境づくり(介護休業制度等の紹介等)

3 要求額 1,450千円

項目
内容
介護に係る実態把握、相談支援(委託料)
・介護課題チェックシートの作成  200千円
・コーディネーター派遣 1,250千円

4 現状・課題

  • 職場において介護は話題に上りにくく、困り感が労務管理側で把握しづらい。
    ⇒突然に介護離職を告げられ、人材を失う

<イクボス・ファミボス普及推進委員会・キャラバンでの意見>

・隠れ介護と思われる従業員がいるが、本人がひた隠しにしている以上、経営側からアプローチしにくい。

・介護問題は従業員から積極的に相談がなく、経営者から特定の従業員にアプローチしづらい。全従業員を対象にしたアンケートなどであれば経営者として取組みやすい。

介護で離職を申し出る際、家族会議等で結論を出した上で経営側に報告されるため、いくら慰留しても辞めてしまう。

・オープンにしやすい機運醸成や「介護=マイナス」のイメージを払しょくして、従業員が介護を話題にできる環境づくりが必要

職場で打ち明けにくく辛かったが、職場に相談してから休暇も取りやすくなり、大変ながらも家庭と仕事を回せるようになった。

  • 介護離職が発生する原因の一つとして、介護と仕事の両立について相談できる相手がいないことや、利用できる介護保険サービス等について十分な情報を持っていないことが挙げられる。


<イクボス・ファミボス普及推進委員会・キャラバンでの意見>

離職を申し出た従業員を慰留する際、知識が無く自社の制度活用などの助言までしかできないため、公的介護サービスや他社の事例などをアドバイスしてくれる人がいると助かる。(人事担当者)







要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,450 0 0 0 0 0 0 0 1,450