1 事業目的
海岸保全施設における長寿命化計画を策定し、ライフサイクルマネジメントの考えに基づいた調査・対策工法の検討を行うことで、施設の長寿命化を図るとともに維持管理費の平準化を図る。
2 事業背景
海岸法が平成26年12月に一部改正され、この中で海岸管理者は海岸保全施設を適切に維持管理するための計画を海岸保全基本計画中に平成28年1月までに策定することとなり、作業中である。
この海岸保全基本計画に基づく維持管理を適切に実行していくため、長寿命化計画を策定する。
3 事業効果
○海岸保全施設は、築造後相当の年数が経過しているものが多く、部材の経年劣化や波力等の影響による損傷によって機能低下が進行。
○老朽化の実態を把握するとともに、効率的・効果的な老朽化対策を検討。(長寿命化計画策定)
○計画に基づく維持管理を行うことで、施設の長寿命化を図るとともに維持管理費の平準化が図ることができる。
4 事業内容
○長寿命化計画策定 H29年度:N=12施設 C=36百万円(全体事業:N=47施設 C=66百万円)
※対象港湾海岸・・・県が管理する7港湾海岸(鳥取港・田後港・赤碕港・逢坂港・小浜港・石脇港・豊成港)
※計画対象施設・・・堤防・護岸・離岸堤・人工リーフ・突堤等