事業目的
平成２６年６月に閣議決定された「国土強靱化計画」において、既存インフラの適切な維持管理・更新を確実に実施することとされたが、県営事業で整備を行った農道において、点検が未実施で現状の把握が出来ていない路線が存在するため、点検診断を行うとともに機能保全対策面からの更新整備や機能強化対策面からの整備水準の向上を図る保全対策を実施し、農道の機能保全、通行の安全を確保する。
事業内容
１．土地改良施設の点検（安全度評価）
施設緒元、クラック及び変形、変状、改修履歴、周辺状況の点検
２．保全対策の実施
施設（橋梁等）の補修・補強、落石防止柵、路面改良等
実施要件
・受益面積50ha以上であること
・総事業費３千万円以上であること
・農山漁村地域整備計画が策定され、これに位置図付けされていること
・保全対策基本方針を策定すること
※点検診断について、受益面積及び事業費要件は対象外
農道区分
・農業農村整備事業等農林水産省所管事業により農道として整備された路線
・地方単独事業であるふるさと農道緊急整備事業により造成された路線
・地域再生法に基づき農道として整備された路線
※市町村道に認定された路線は除く。
実施地区概要
土地改良施設（農道橋）の点検の実施
実施地区：伯耆地区 N=７橋
・大平農免農道外 上河原橋 外６橋
実施内容：カメラ点検（橋梁点検車）、打音検査
事業費：Ｃ＝４，６００千円
事業期間：平成２９年度
実施主体：伯耆町
※点検診断の結果により対策工の要否を判断する
要求内容
農道橋点検N=７橋
Ｃ＝２，３００千円（県補助金）
負担区分
国：５０％、市町村：５０％ ※間接補助事業
事業箇所表