補正理由
制度周知が進んできたことに加えて、歴史的な低金利等の影響により、住宅需要が増大している。
今後もこの傾向が想定され、事業費の不足が見込まれることから、増額補正を行う。
補正要求額
70,000千円
要求額積算根拠
A:平成29年度当初予算額
431,850千円(新築550件、改修60件)
B:うち28年度交付決定・29年度支払見込み額
191,093千円
C:29年度交付決定見込み額
501,850千円(新築900件、改修100件)
うち、
C1:29年度支払交付見込み額
310,757千円
C2:30年度支払交付見込み額
191,093千円
D:差引不足見込み額(A-B-C1)
70,000千円
事業概要
木造住宅の新築や改修を行う場合に、県産材の使用等に応じて助成を行うことで、県民の住まいづくりを支援するとともに地場産業の振興を図ることを目的とし、次の要件を満たす住宅の新築及び改修を行う者に対し助成を行う。
(1)新築する場合の支援内容(最大100万円)
助成項目 | 助成内容・要件等 | 助成額 |
1 基本支援 | 県内事業者による木造住宅を建設する場合 | 定額2万円 |
2 県産材活用支援 | 県産材を10立方メートル以上使用する場合 | 定額40万円 |
以下は追加助成
(上記1及び2の要件を満たす場合に利用可能) |
3 県産材中規模加算支援 | 県産材を20立方メートル以上使用する場合 | 定額8万円 |
4 県産材大規模加算支援 | 県産材を25立方メートル以上使用する場合 | 定額5万円 |
5 県産規格材活用支援 | 県産規格材を1立法メートル以上使用する場合
(1立方メートルあたり1万円) | 上限15万円 |
6 子育て世帯等支援 | 満18歳未満の子のいる世帯又は婚姻後10年以内の世帯 | 定額10万円 |
7 三世代同居等支援 | 子育て世帯等に該当し、なおかつ、新たに親世帯と同居又は近居する世帯 | 定額5万円 |
8 伝統技能活用支援 | 2種以上の伝統技術を活用する新築住宅に上乗せ助成
(手刻み加工/外壁下見板張り/左官仕上げ/日本瓦葺/木製建具) | 定額20万円 |
合計 | 上限100万円 |
(2)改修する場合の支援内容 (最大50万円)
助成項目 | 助成内容・要件等 | 助成額 |
1 県産材活用支援 | 構造材又は下地材に県産材を0.3立方メートル以上使用する場合、1立方メートルあたり2万円 | 上限25万円 |
内外装の仕上げ材に県産材を1平方メートル以上使用する場合、1平方メートルあたり4000円 |
以下は追加助成
(上記1の要件を満たす場合、利用が可能) |
2 子育て世帯等支援 | 満18歳未満の子のいる世帯又は婚姻後10年以内の世帯 | 定額5万円 |
3 三世代同居等支援 | 子育て世帯等に該当し、なおかつ、新たに親世帯と同居又は近居する世帯 | 定額5万円 |
4 伝統技能活用支援 | 2種以上の伝統技術を活用する場合
(大工技能/左官技能/建具技能) | 上限15万円 |
合計 | 上限50万円 |
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