1 電子計算組織運営費 124,806千円(218,097千円)
<事業内容>
運転免許業務等に使用する汎用電子計算機(ホストコンピュータ)・端末機及び交通事故情報管理システムに必要な機器の賃貸借並びに機器が正常に稼働するための保守及び通信に要する経費
<主な内容>
(1)標準事務費枠外要求
ア 人事管理システム(H29.2.1〜1年再リース、平成28年度当初債務負担行為設定済) 133千円(133千円)
イ 人事管理システム(H30.2.1〜1年再々リース、別途債務負担行為要求) 27千円(0千円)
ウ 【新規】OSSシステム導入経費(平成30年1月から)
・4,748千円(初期経費及び回線料)
・12,088千円(機器賃借料、別途債務負担行為要求)
エ 【新規】高速道路交通警察隊鳥取分駐隊県庁LAN回線設定費用 450千円(0千円)
(2)【新規】人事管理システムの改修 2,174千円(0千円)
ア 人事管理システム保守委託料(H29.2.1〜1年再リース、平成28年度当初債務負担行為設定済) 378千円(378千円)
イ 人事管理システム(H30.2.1〜1年再々リース、別途債務負担行為要求) 76千円(0千円)
(3)OSS推進警察協議会負担金 14,278千円(6,927千円)
ア 協議会の事務経費(47都道府県が負担) 237千円(237千円)
イ OSS警察共同利用型システム経費及び共有負担経費等 14,041千円(6,690千円)
平成29年度までにOSSの全国展開・対象手続きの拡大を行うと閣議決定(平成25年12月)されたことに伴う各経費
(4)【終了】総合運転者管理システムの改修関係
・準中型免許の新設等に対応するための改修 0千円(120,576千円)
(5)標準事務費 90,454千円(89,976千円)
・汎用電子計算機、汎用電子計算機用業務端末の賃貸借料等
※( )内は前年度当初予算額
2 鳥取県警察WANシステム運営費 129,647千円(120,435千円)
旧: 警察統合情報通信ネットワーク運営費
<事業内容>
コンピュータネットワークを利用した鳥取県警察の事務業務全般を行うために必要なサーバ・端末機、これらを接続する機器の賃貸借及び機器が正常に稼働するための保守並びに通信に要する経費
<主な内容>
(1)標準事務費枠外要求
ア グループウェアサーバリース料 9,283千円(9,283千円)
イ ドコデモノーツ賃借料及び保守料(平成28年度当初債務負担行為設定済) 4,394千円(0千円)
ウ 【新規】トリピーネットパソコン及び管理用サーバ等賃借料 38,919千円(5,271千円)
平成29年度中にリース期間満了となる機器を更新し、OS等最新のソフトウェアを導入することにより、情報セキュリティ対策を強化する。
また、仮想統合サーバの導入により、更新対象のサーバ等機器統合・集約し、継続的に警察情報システムの運営費削減を推進する。
エ 【新規】高速道路交通警察隊鳥取分駐隊及び青谷駐在所移転に伴う回線機器設定変更 713千円(0千円)
平成29年度中に完成予定の庁舎について、移転後の運用のため回線機器の設定変更を行う。
(2)【新規】情報ハイウェイ用通信機器更新に伴う設置作業委託 983千円(0千円)
情報ハイウェイによるネットワークを構築している通信機器の更新に伴い設定変更及び設置作業を行う。(賃借料については別途債務負担行為要求)
(3)【新規】遺失物管理システム改修 8,364千円(0千円)
トリピーネットパソコンがWindows10に更新することに伴いシステム改修を行う。
(4)訓令・例規通達検索システム保守委託料 1,944千円(1,944千円)
(5)警察安全相談システム保守委託料 1,763千円(1,957千円)
(6)【終了】東部運転免許センター及び八橋警察署移転に伴う通信回線整備等
(7)【終了】簡易電子決裁システム構築委託 0千円(1,077千円)
(8)【終了】ノーツサーバ改修委託 0千円(1,947千円)
(9)標準事務費 63,284千円(83,758千円)
・トリピーネットパソコン、遺失物管理システムの賃貸借料等
※( )内は前年度当初予算額
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
(1)警察業務の電子化を図り、業務の効率化及び情報セキュリティの強化を実現する。
(2)鳥取県警察情報システムの総合的な整備・充実を図る。
<取組>
(1)運転免許業務、自動車保管場所業務等をホストコンピュータによりシステム化している。
(2)平成20年4月から、情報セキュリティ対策機器の導入により、警察情報の流出防止対策に有効なシステムを整備し、以降も、システムの更新等により対策の強化を図っている。
(3)平成23年4月のPSDシステム(地域警察デジタル無線システム)の導入を機に、情報システム全体の高度化及び鳥取県警察全体の情報共有化を行っている。
(4)平成27年1月から、情報システムの証跡(ログ)を取得する証跡管理システムを更新し、さらなる情報セキュリティの強化を図っている。
(5)平成28年4月から、業務管理の電子化を推進し業務の効率化を図っている。
(6)平成28年7月に移転した運転免許センター庁舎について、警察本部等と同様の高速ネットワークを整備し、業務の効率化に資する総合的なネットワークの構築を行った。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
(1)今後も継続してランニングコストの削減を意識したシステム構築を行う必要がある。
(2)光ケーブルを主体とした高速ネットワークの導入により機器の集約化を図り、業務の効率化を行う必要がある。
(3)情報流失ができないシステム構築と職員の情報セキュリティ意識の向上を図る必要がある。