現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 福祉保健部の公立豊岡病院ドクターヘリ・島根県ドクターヘリ等運航事業
平成29年度
2月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:医務費
事業名:

公立豊岡病院ドクターヘリ・島根県ドクターヘリ等運航事業

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福祉保健部 医療政策課 災害・救急医療担当  

電話番号:0857-26-7172  E-mail:iryouseisaku@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 9,762千円 2,384千円 12,146千円 0.3人
補正要求額 2,772千円 0千円 2,772千円 0.0人
12,534千円 2,384千円 14,918千円 0.3人

事業費

要求額:2,772千円    財源:単県 

事業内容

(単位:千円)
現計
予算額
補正
予算額
補正後
補正要求額
の財源内訳
備考
国庫
その他
県費
9,762
2,772
12,534
2,772
    【補正内容】
    ○公立豊岡病院ドクターヘリの鳥取県への出動見込割合の増に伴う負担金の増 3,059
    ○島根県ドクターヘリの鳥取県への出動見込割合の減に伴う負担金の減 ▲287


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


1 公立豊岡病院ドクターヘリ出動件数〔H22.4.17運航開始〕
 県内全域を運航範囲とする公立豊岡病院ドクターヘリの、これまでの出動件数は以下のとおり(日本一の出動件数)。
 H22  847 (うち本県要請 33)
 H23 1,254 (うち本県要請 35)
 H24 1,282 (うち本県要請 54)
 H25 1,422 (うち本県要請 73)
 H26 1,570 (うち本県要請 66)
 H27 1,761 (うち本県要請 75)
 H28 1,926 (うち本県要請 51)

2 島根県ドクターヘリ〔H25.5.27本県へ乗り入れ開始〕
 県中・西部を運航範囲とする島根県ドクターヘリの、これまでの出動件数は以下のとおり。
 H25  725 (うち本県要請  6)
 H26  737 (うち本県要請  9)
 H27  611 (うち本県要請 18)
 H28  615 (うち本県要請  9)

これまでの取組に対する評価


 本県において複数のドクターヘリ・ドクターカーを運航することで、重層的な救急医療体制を構築でき、県民の安心安全の確保につながっている。
 また、ドクターヘリの定量的効果として以下のものが挙げられ、早期医療介入が可能となることで、県民の死亡率・後遺症発生率の減少、救命率の向上に寄与している。

1 死亡率・後遺症発生率の減少
 平成18年度の益子邦洋の厚生労働科学研究によると、ドクターヘリ搬送によって搬送された傷病者が、仮に救急車によって搬送されたと仮定した場合、ドクターヘリ搬送死亡者実数83名が136名に増加すると推計されるとし、死亡率については39%の減少効果があると推計している。
 また、ドクターヘリ搬送による重症かつ後遺症有りの者の実数68名が、同様に78名に増加すると推計されるとし、重症かつ後遺症有りの者の発生率については13%の減少効果があると推計している。

2 搬送時間の短縮
 平成17年度の益子邦洋の厚生労働科学研究研究によると、ドクターヘリの救急要請から医師が治療を開始するまでの時間は平均14.0分で、救急車により搬送したと仮定した場合と比べ、平均27.2分短いとしている。

工程表との関連

関連する政策内容

安心安全な医療提供体制の構築

関連する政策目標

急性期から回復期、在宅医療に至るまでの適切な医療サービスが切れ目無く受けられる、持続可能な医療提供体制を構築する。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 9,762 0 0 0 0 0 0 0 9,762
要求額 2,772 0 0 0 0 0 0 0 2,772