現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 観光交流局の多地域連携スポーツ交流事業
平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

多地域連携スポーツ交流事業

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観光交流局 交流推進課 韓国交流担当  

電話番号:0857-26-7842  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
29年度当初予算要求額 7,809千円 2,384千円 10,193千円 0.3人 0.0人 0.0人
28年度当初予算額 5,142千円 2,339千円 7,481千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,809千円  (前年度予算額 5,142千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要・事業目的

 本県が友好交流地域(韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方、モンゴル中央県)と開催している「北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット(以下「北東アジア地方政府サミット」という。)」での合意事項に基づき、環日本海定期貨客船や米子ソウル便等の交通インフラを活用して、スポーツを通じた多地域での交流促進や相互理解を図る。

    (1)友好交流地域が開催するスポーツ大会への相互派遣
     北東アジア地方政府サミットの参加地域において開催されるスポーツ大会に代表団を派遣する。
     また、本県への受入は震災復興のPRも考慮し、サミット参加4地域以外のロシアハバロフスク地方、中国河北省、台湾台中市、米国バーモント州、ジャマイカ・ウエストモアランド県を含む、計9地域を対象として、県中部で開催されるスポーツ大会に受入を行う。

    (2)3地域青少年スポーツ交流事業
     本県、韓国江原道、ロシア沿海地方の3地域が持ち回りで開催しているスポーツ交流事業に、県内の中高生によるスポーツ交流団を派遣する。

2 事業背景

(1)友好交流地域が開催するスポーツ大会への相互派遣
 第19回、第20回の「北東アジア地方政府サミット」において、各地域の知事がお互いの地域で開催されるスポーツ大会に積極的に協力し、交流促進を図っていくことを合意した。

(2)3地域青少年スポーツ交流事業
 2009(平成21)年、環日本海定期貨客船の就航により、本県・韓国江原道・ロシア沿海地方の3地域が海の道により結ばれたことを記念し、2010(平成22)年から本事業を開始した。
 第1回を本県で開催して以来、3地域が持ち回りで開催している(本県→韓国江原道→ロシア沿海地方の順で開催)。
 2017(平成29)年度は韓国江原道において開催することを3地域が合意済み。

3 事業内容

(1)友好交流地域が開催するスポーツ大会への相互派遣 5,697千円(2,018千円)
ア 派遣
(ア)規模・回数
 5名(県随行職員2名を含む)・2回
(イ)想定している行事
 ・[ロシア沿海地方]ウラジオストクマラソン
 ・[モンゴル中央県]モンゴル草原マラソン
(ウ)費用負担
 ・派遣側:往復の渡航費
 ・受入側:同地域内での滞在費(文化体験経費も含む)

イ 受入
(ア)規模・回数
 45名(=1地域5名(県随行職員2名含む)×9地域)・1回
(イ)想定している行事
 ・[湯梨浜町]グラウンド・ゴルフ国際大会YURIHAMA2016
 ※震災復興のPRも考慮し、県中部で開催される行事を想定
(ウ)費用負担
 ・派遣側:往復の渡航費
 ・受入側:同地域内での滞在費(文化体験経費も含む)

(2)3地域青少年スポーツ交流事業 2,112千円(2,552千円)
ア 時期
  2017年7月中旬頃
イ 場所
  韓国江原道
ウ 種目
  バドミントン、硬式テニス (※2種目で調整中)
エ 規模
  各地域16名程度
オ 費用負担
 ・派遣側:往復の渡航費
 ・受入側:同地域内での滞在費(文化体験経費も含む)
  ※2017年度、本県は「派遣側」に該当。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)友好交流地域が開催するスポーツ大会への相互派遣

・2014(平成26)年度は、モンゴルで「北東アジア地方政府サミット」と同時開催された「モンゴル国際草原マラソン」に本県から鳥取環境大学の学生並びに職員からなる代表団を派遣。
また、本県で開催した「鳥取マラソン2015」に友好交流地域から代表団計14名(韓国江原道5名、中国吉林省5名、ロシア沿海地方4名)を受け入れた。

・2015(平成27)年度は、本県で開催した「アジアトレイルズカンファレンス(ATC)鳥取大会」へ友好交流地域から代表団計7名(韓国江原道2名、中国吉林省3名、ロシア沿海地方2名)を受け入れた。

・2016(平成28)年度は、本県で開催した「ワールドトレイルズカンファレンス(WTC)鳥取大会」へ友好交流地域から代表団計10名(韓国江原道3名、中国吉林省2名、ロシア沿海地方3名、ロシアハバロフスク地方2名)を受け入れた。


(2)3地域青少年スポーツ交流事業

・2009(平成21)年、環日本海定期貨客船の就航により、本県・韓国江原道・ロシア沿海地方の3地域が海の道により結ばれたことを記念し、2010(平成22)年から本事業を開始。

・第1回を本県で開催して以来、その後毎年3地域が持ち回りで開催している(本県→韓国江原道→ロシア沿海地方の順で開催)。

・2016(平成28)年度は、本県においてバドミントン及び硬式テニスの2種目で開催し、両地域から合計29名(韓国江原道16名、ロシア沿海地方13名)を受け入れた。

・2017(平成29)年度は、韓国江原道において開催することで3地域が合意済みである。

これまでの取組に対する評価

(1)友好交流地域が開催するスポーツ大会への相互派遣

・「鳥取マラソン」はこれまで友好交流地域からの参加はなかったが、2014年度に招へいしたランナーは上位入賞を果たし、同大会の知名度並びにレベル向上を図ることができたとともに、県民との交流を一層の深化させることができた。

・2015年度の「ATC鳥取大会」、2016年度の「WTC鳥取大会」は韓国以外で開催された初めての大会であり、ウォーキングを通じた本県の魅力のPR並びに県民との交流を一層深化させることに繋がった。

・特にこれら本県での大会を通じて、韓国江原道が「ATC」、「WTC」の誘致の検討を開始するなど、ウォーキングを切り口とした交流発展に繋がる重要な機会となった。


(2)3地域青少年スポーツ交流事業

・従来、2地域同士で行ってきた交流を3地域で実施することで、コスト削減が図られた。加えて、当初、バドミントンの1種目だけで実施していたが、硬式テニスを加え、2種目を同時に行うことで、より幅広く青少年交流を促進することができた。

・将来、3地域の「交流の架け橋」を担う次世代の人材の育成、人的ネットワーク形成等を図るとともに、それらの交流を米子ソウル便や環日本海定期貨客船が支えていることを広くPRすることができた。

・また、本県の選手が他国のより技術の高い選手と交流することで、県全体の競技レベルの向上にも寄与している。

・特に、沿海地方のミクルシェフスキー知事は青少年によるスポーツ交流に熱心であることから、本事業の継続的な実施が経済分野等幅広い分野における両地域の良好な関係構築に寄与している。

工程表との関連

関連する政策内容

北東アジアの友好交流地域との国際交流の積極的な推進

関連する政策目標

A境港、米子空港等を東アジア地域との交流の拠点とし、環日本海地域を中心として、経済・ビジネス活動、文化、青少年、地域活動、スポーツ、研究、大学等の多様な分野でグローバルな幅広い交流を推進します。交流する地域の状況に応じ、双方にメリットのある交流を進めます。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,142 0 0 0 0 0 0 0 5,142
要求額 7,809 0 0 0 0 0 0 0 7,809