現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 県土整備部のクリーンアップin加茂川 
平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:河川海岸費 目:河川総務費
事業名:

クリーンアップin加茂川 

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

県土整備部 米子県土整備局 維持管理課管理担当  

電話番号:0859-31-9711  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
29年度当初予算要求額 2,048千円 1,590千円 3,638千円 0.2人 0.0人 0.0人
28年度当初予算額 1,838千円 1,560千円 3,398千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,048千円  (前年度予算額 1,838千円)  財源:単県 

事業内容

事業概要

平成22年3月、湖沼水質保全特別措置法に基づき「中海に係る湖沼水質保全計画(第5期)」が策定され、河川直接浄化対策の一つに「旧加茂川の水草刈り」が位置づけられているため、鳥取県、米子市、住民等(NPO法人、自治会、一般市民、商店街等)が連携・協力し清掃活動を実施するもの。

事業内容

○加茂川まつり実行委員会(スーパーボランティア団体)

    ・米子市中心市街地区間のゴミ拾い、水草刈り作業
    ○県
    ・上流区間の水草刈り作業、清掃活動で陸揚げされた水草処分を委託
    ・藻刈り(藻刈→集藻→積込→運搬)A=3,500m2
    ・ボランティア(積込→運搬)A=3,000m2

事業の背景

・米子市の中心市街地を流れる旧加茂川では、繁茂した藻にゴミが溜まり、時には異臭が出るほか、切れた水草が中海に流入して水質汚濁の一因になっている。

・旧加茂川では多くの県外客が遊覧船を利用するなど、米子市観光の目玉となっているが、藻に溜まるゴミや、切れて浮遊する藻が美観を損ねるなどしており、苦情が寄せられている。

・流れ出る水草が漁網にかかるため、漁業関係者からも苦情が寄せられている。

・環境に対する県民の関心は年々高まっており、旧加茂川でも「加茂川を美しくする連絡協議会」が結成されているが、会員のほとんどが高齢者であり、重労働となる水草刈りは行えていない。

・米子市中心市街地に近い区間で地元住民等によって「加茂川まつり」が毎年開催されており、この祭りの実施主体が平成25年度からスーパーボランティアとして水草刈りボランティアを実施している。

・中海の水質保全に対する県民の期待が高まっており、平成27年3月、中海に係る湖沼水質保全計画(第6期)が策定され、取り組むべき水質保全対策として、旧加茂川の水草刈りも位置づけられている。

・清掃活動は当初、県が主体となって取り組んでいたが、平成25年度から地元の活動団体が主となって実施している。

目的・効果

・河川管理者と地元が連携・協働して水草刈りを行うことにより、地域の環境美化意識及び河川の美化、県民の河川愛護意識を醸成し、鳥取県が推進する土木施設愛護ボランティアの拡大や、地域における賑わい創出の効果も期待できる。

・立ち上がったスーパーボランティア団体(鳥取県版河川・道路ボランティア支援事業)の活動支援になる。

事業経費

業者請負工事による藻刈り・藻収集及び運搬費(約15km)
C= 2,048千円(H28年度 1,838千円)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成23・24年度は鳥取県が中心となって、米子市、住民等(NPO法人、自治会、一般市民、商店街等)と連携・協力して事業を実施した。
平成25年度からスーパーボランティア団体(加茂川まつり実行委員会)が主体となり、米子市・鳥取県・地元自治会、地元商店街、等ボランティア団体が連携・協力して事業を実施している。

これまでの取組に対する評価

自らの地域の環境保全活動へ積極的に取り組む機運が高まり、徐々に水質浄化が図られつつある。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,838 0 0 0 0 0 0 0 1,838
要求額 2,048 0 0 0 0 0 0 0 2,048