現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 観光交流局のサイクリストの聖地鳥取県整備事業(サイクルツーリズム推進事業)
平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

サイクリストの聖地鳥取県整備事業(サイクルツーリズム推進事業)

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観光交流局 観光戦略課 ニューツーリズム・受入環境整備担当  

電話番号:0857-26-7239  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
29年度当初予算要求額 29,500千円 7,153千円 36,653千円 0.9人 0.0人 0.0人
28年度当初予算額 12,740千円 0千円 12,740千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:29,500千円  (前年度予算額 12,740千円)  財源:単県 

事業内容

概要

(1)国内外で認められるサイクリストの聖地=鳥取県の実現、サイクリストが旅をしやすい環境作りを目指すため、県西部圏域において進んでいるサイクルツーリズムを県東部・中部にも広げ、新規サイクリングルートの設定を行うとともに、安心・安全なサイクリング環境の取組(ダイジョウブシステム等)について、全県展開を図る。

    (2)サイクルツーリズムに取り組む隣県(広島、島根、愛媛)と広域サイクリングルートを設定し相互誘客を図る。
    (3)県内設定ルートや、イベント等サイクリングを活用した海外誘客を進める。

事業内容

(1)サイクルツーリズムの全県展開

(ア)国道9号を活用した東部延伸(とっとり横断)サイクリングルートの設定及び延伸に必要な環境整備、PR
西部〜兵庫県境までの全線の想定ルート案をH29年度中に作成。
  ・西部〜由良 H28ルート設定、H29路面標示整備
  ・由良〜兵庫県境 H29ルート設定、H30路面標示整備
 ※由良〜兵庫県境間の一部は仮ルートとして、鳥取西道路の進捗に合せ、ルート決定及び路面標示整備等を進める。

 19,200千円(0千円)
新規サイクリングルート検討費用新規サイクリングルートの安全性などの調査及びルート検討のための試走など(東部、中部周遊ルート検討等も含む)
2,000千円(0千円)
サイクリングマップ作成新規サイクリングルートのマップを作成し、情報発信を行う。
※弓ヶ浜サイクリングコースのマップ作成含む
4,000千円(0千円)
路面標示・看板設置西部工区(淀江‐由良(青山剛昌ふるさと館))36キロについて必要な路面標示、看板等整備を行う。 
10,200千円(0千円)
・路面標示
設計2,800千円(淀江‐由良間36kmの設計費用)
 工事1,400千円(県道部分20箇所×7万円/1枚)
・看板
設計(デザイン含む)2,000千円(4箇所(想定:米子市、大山町、琴浦町、北栄町))
 工事4,000千円4箇所設置×@1,000千円)
※国道の路面標示(工事)については道路管理者である国土交通省で整備の予定
情報発信(試走会実施)情報発信力のある国内外のサイクリング専門誌メディア関係者等を招き、完成コースを試走し、国内外にPRを行いコースの認知度向上を図る。
2,000千円(0千円) 
中四国サミット試走会の実施29年9月頃本県で開催予定の中四国サミットの現地視察(エクスカーション)において、サイクリング広域連携の成果として新規コース等の試走を行い、本県のアウトドアスポーツの魅力を来県の中四国メディア等通して発信する。
1,000千円(0千円) 

    (イ)東部、中部圏域の周遊ルートの設定(H29)、整備(H30)
     東部、中部にも周遊型のサイクリングルートを設定し、西部圏域におけるサイクルツーリズムの取組同様に地域が一体となったサイクルツーリズムの取組やスポーツリゾートのブランド化などを目指す。

    (ウ)安心安全なサイクリング環境(ダイジョウブシステム等)全県展開
     ルート設定に合わせて、サイクルカフェやサイクルポートなどの協力店の拡大を進める。
     ※ダイジョウブシステム=安心・安全・快適にサイクリングを楽しめるよう、サイクリストのためのサービスを地元連携で提供する支援体制(支援内容=レンタサイクル(コグステーションのみ)、現地情報提供(コグステーションのみ)、緊急時の対応(コグステーションのみ)、バイクラック設置、トイレ貸出、修理工具貸出、飲料水の提供、充電サービス(コグステーション、サイクルカフェのみ)
     ※コグステーション=拠点施設、サイクルカフェ=飲食店等、サイクルポート=コンビニエンスストアー)
3,500千円(3,000千円)
協力店舗の拡大及びサイクリストの利便性向上趣旨(ツーリストの休憩所、優待特典の提供など)に賛同する協力店にバイクスタンド、修理工具等を貸与・設置、自転車積載タクシーへのキャリアー貸与。
※新規の協力店として宿泊施設等への拡充を目指す。  
2,000千円(2,000千円)
既存コグステーションの見直し及び拡充既存コグステーションの運営体制の見直しを図るとともに、レンタサイクル等の充実を図る。
1,000千円(0千円)
サイクルトレイン・バスの試行(補助金)他の交通機関と自転車との乗り換えができる環境整備に向け、サイクルトレイン・バスの試行に取り組む団体等を支援。
500千円(1,000千円)
(エ)4県連携(鳥取・島根・広島・愛媛)
     愛媛〜大山の広域サイクリングルートを活用し、メディアの招聘など、相互誘客に取り組む。
     また、国道9号を活用した東部延伸(とっとり横断)サイクリングルートの設定に合わせ、広域サイクリングルートを鳥取県東部まで延伸。
1,000千円(1,000千円)
広域(近県連携)サイクリングルートの取組鳥取、広島、島根、愛媛で広域サイクリングルートをH28年度に設定し、当該広域サイクリングルートを活用した相互誘客を目的とした事業を実施。1,000千円(1,000千円)

    (オ)中四国サミットにおける中四国ルートの設定
    ・隣接する県同士でルート設定することにより、4県で取り組んでいる広域サイクリングルートを拡大させる。
    →中国地方のサイクリング振興策を検討するワーキンググループ(=中国知事会において広島県から提案)で検討を進める予定。

    (2)サイクリングを活用した海外誘客
4,700千円(0千円)
海外発旅行商品造成に向けた現地視察の実施県内設定ルートや、イベント等を組み込んだ企画造成に向け、催行実績のある旅行社等を招聘して現地視察を実施。
想定コース 広島空港〜バス移動〜出雲大社〜美保神社〜境港・水木ロード〜皆生(泊)〜皆生トライアスロンコース〜青山剛昌ふるさと館〜移動
1,000千円(0千円)
ツアーPR用素材の作成海外ツアー実施に向けた誘客PRのためのチラシ等を中国語(繁)版等で作成
2,000千円(0千円)
女性サイクリストによる本県のサイクリング文化PR県内で日常的に自転車を愛好する女性サイクリスト等を誘客ターゲットである台湾に派遣し、本県のサイクリング文化、魅力をPRする。
1,700千円(0千円)

    (3)ジャパンエコトラック等の推進
     自然を満喫する新しい旅のスタイル「ジャパンエコトラック」の第1号認定を受けた本県ルート(境港〜皆生〜大山)への一層の誘客を図るため、継続して情報発信を行う。
1,100千円(1,600千円)
ジャパンエコトラック推進協議会ジャパンエコトラック推進協議会への参画、登録
ガイドマップ印刷、配布 1,100千円(1,100千円)

サイクリングルート検討、整備等スケジュール案



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・西部圏域におけるサイクルツーリズムの取組は、古くは全日本トライアスロン皆生大会に始まる大山周辺を中心とした多くのサイクリング関連イベント、大会の開催支援のほか、サイクルカフェ等の受入環境整備の取組も行いる。
・広域的な観光連携の重要性が増しており、4県(愛媛県・鳥取県・島根県・広島県)で、しまなみ海道からやまなみ街道を経て宍道湖・中海・大山に至る広域サイクリングルートの設定及び観光客誘致に取り組んでいる。
・皆生トライアスロン(全日本トライアスロン皆生大会)は、秀峰大山と美しい日本海という恵まれた自然環境のなかでの競技と、毎年4400名にのぼるボランティアとのふれあいが人気の大会である。

これまでの取組に対する評価

・スポーツリゾートとしてのブランド化を進めており、他地域に比べて、地域一体となって取り組まれているが、サイクルツーリズム全県展開に向けて東中部は不十分。
・日本トライアスロンの聖地として、スポーツツーリズムの観光資源と位置づけ、競技人口が急増している海外等からの誘客が可能である。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 12,740 0 0 0 0 0 0 0 12,740
要求額 29,500 0 0 0 0 0 0 0 29,500