1背景・現状
(1)平成28年度より文部科学省・外務省・総務省3省の「語学指導等を行う外国青年招致事業(以下、「JETプログラム」という)を利用して私立学校の外国語指導助手(以下、「ALT」という。)の配置について県が補助した場合、補助額の1/2が特別交付税措置されることとなった。
(2)本県においては、平成28年度から私立学校のJETプログラムを活用したALT配置について補助を開始した。
(3)平成27年まではJETプログラムを活用してALTを配置する私立中学・高等学校はなかったが、平成28年度から、私立中学・高等学校の3校がJETプログラムを活用しALT各1名を配置。
2事業概要
【私立高等学校等JET-ALT配置支援事業補助金】
(1)事業目的
ALTの配置を支援することにより、私立学校等生徒の英語力の一層の向上と国際舞台で活躍できる人材養成を行う。
(2)事業概要
JETプログラムを活用したALT配置事業に係る経費に対して支援する。
(3)補助対象者
鳥取県内の私立高等学校及び私立中学校
(4)補助対象経費
財団の任用団体マニュアル等に基づく、次に掲げる経費
ア ALT人件費
イ JET傷害保険負担金
ウ 渡航経費負担金
(5)補助率 4分の3
3制度改正
(1)補助対象経費
ALTを配置する場合に係る以下の経費を、平成29年度から補助対象経費に加える。
ア JETプログラム会費
イ 財団が主催する研修・セミナー・カウンセリング等に係る旅費交通費及び研修費
ウ 研修経費及び旅費(来日直後オリエンテーション、中間研修等)
エ 帰国費用
※特別交付税の対象経費はALTの雇用経費のみであるが、県教委配置ALTと同様ア〜エも対象とする。
4要求額
要求額 10,788千円(5,396千円)
学校事業費14,384千円×補助率3/4=10,788千円
【学校事業費内訳)】
米子北斗高1名(継続)、米子松蔭高1名(継続)、青翔開智高2名(新規1名、継続1名)の配置を計画
継続ALT3名分 11,664千円
・人件費3,784千円×3校=11,352千円
・傷害保険負担金32千円×3名=96千円
・人員割会費72千円×3名=216千円
新規ALT1名分 2,720千円
・人件費2,416千円(8カ月分)×1校=2,416千円
・傷害保険負担金27千円×1名=27千円
・人員割会費72千円×1名=72千円
・渡航負担金120千円×1名=120千円
・来日直後オリエンテーション費用85千円×1名=85千円