事業名:
鑑識活動運営費
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警察本部 警察本部会計課 予算係
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
29年度当初予算要求額 |
119,688千円 |
348,917千円 |
468,605千円 |
43.9人 |
2.0人 |
0.0人 |
28年度当初予算額 |
107,370千円 |
349,350千円 |
456,720千円 |
44.8人 |
2.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:119,688千円 (前年度予算額 107,370千円) 財源:国1/2、単県
事業内容
1 事業内容
犯罪鑑識捜査、警察署以下の鑑識用消耗品等鑑識活動運営に要する経費及び鳥取県指紋情報管理システム運用経費
主な内容
・指紋システム入力作業にあたる非常勤職員の報酬等 2,511千円(2,511千円)
・DNA型鑑定の支援にあたる非常勤職員の報酬等 2,232千円(2,232千円)
・犯罪鑑識捜査費 50千円(50千円)
・嘱託警察犬出動謝金、嘱託警察犬借上謝金 、嘱託警察犬指導手会議等出席旅費 323千円(362千円)
・科学捜査のための鑑定機器リース料及び保守委託経費 14,066千円(13,811千円)
・日本法科学技術学会等各種学会負担金 140千円(149千円)
・指紋自動識別システムリース料 47,376千円(47,376千円)
( )内は前年度当初予算額
2 備品要求
(1)鑑識用デジタル一眼レフカメラ 3台
所要額 766千円
鳥取県警察が鑑識用として使用しているデジタル式一眼レフカメラは、犯罪捜査に欠くことができず、日々使用する機材であるが、補修部品の保有期限が平成28年3月となっており、故障した場合に修理不可能であることから更新を希望するもの
(2)ハイパーライト 9台
所要額 1,620千円
犯罪現場の鑑識活動では、現場に残された足跡等の鑑定資料を検索する際、光源の強いライトを使用している。
現有の物品は、経年によるバッテリーの充電力の低下や故障が頻発していることから、各署に1台ずつ配置するもの
(3)足跡鑑定写真作成装置 1式
所要額 1,387千円
鑑識課では、被疑者が現場に遺留した足跡を鑑定する業務を所管しているが、本装置の導入により、足跡の等倍(同倍大)印画を迅速に作成することができ、足跡鑑定を始めとした足跡対照業務の効率を大幅に向上させることができるとともに、鑑定時の撮影データの完全性を担保することができる。
(4)ガンタイプ静電気微物採取機 1式
所要額 523千円
静電気微物採取機は、コンクリート・アスファルトなどに残された目に見えない足跡等を静電気の吸着力を使って浮かび上がらせ、発見・採取する機器であるが、本採取機によれば、現在の作業効率を格段に改善することができる。
(5)ミクロカラー測定検索装置制御パーソナルコンピューター 1台
所要額 460千円
ミクロカラー測定検索装置は、色を数値化して客観的に表現することが可能な機器であり、交通鑑識において、ひき逃げ等により遺留された塗膜片の鑑定等に用い威力を発揮する。
現在の装置は、導入から14年を経過して老朽化し、近年流通している車両の主流であるメタリック・パール塗膜に対応しておらず機能が陳腐化しており、活用の機会が著しく減少していることから、1台の更新を要求する。
(6)金属材料判別機 1台
所要額 8,640千円
本機材は、刃物、構造物、その他金属材料で製造された物の組成成分を検査する装置である。
炭素量含有量検査は難易度が高く、正確な判定が困難であるが、本機材を導入することにより、従来行っていた鑑定が容易に行え、省力化、時間短縮が図れることから、要求するもの
(7)自動固相抽出装置
所要額 681千円
変死事案、強盗・強姦事件等で鑑定嘱託される血液、尿等の鑑定資料は、そのままでは分析機器による薬毒物検査を行えないことから、それらを前処理し、分析機器で検査できる状態にするための装置を要求するもの
(8)薬用保冷庫 1台
所要額 292千円
鑑定資料や標準資料を保管する上で重要な薬品保冷庫であるが、平成12年の配備から16年が経過しており、不具合が発生している状況にあることから、更新分を要求するもの
(9)写真撮影台 1台
所要額 746千円
公判において客観的証拠(鑑定)の重要性は増大する一方であり、鑑定に対しては、その正確性だけでなく、分かりやすい説明、鑑定経過の適切な記録も求められている。
そのため、鑑定資料の詳細な状態と、鑑定経過を記録するための写真撮影装置は、鑑定において必須の機材である。
現在使用しているものが、老朽化により使用に耐えない状況であることから、更新分として要求するもの
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
各種事件の発生時には、早期に現場臨場し、客観証拠物を適正な方法で収集確保し、迅速・的確に科学鑑定を行うことが重要である。 そのためには、現場鑑識活動の更なる徹底及び科学捜査の高度化を推進すべく、関連資器材の整備を進めている。また、毎年度、似顔絵作成コンクール、隔年で、鑑識技術コンクール、現場鑑識競技会をそれぞれ開催しているほか、指掌紋鑑定、足跡鑑定、DNA型鑑定、薬毒物鑑定、ポリグラフ検査、犯罪者プロファイリングを実施し、さらに指掌紋自動識別システムを活用している。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
現場鑑識活動に適した装備資器材を開発・改良するため、鑑識技術コンクールを継続して開催する必要があるほか、採取資料の適正な立証措置等現場鑑識活動全般にわたる幅広い教養を行うとともに、捜査員の鑑識技術の向上と鑑識専務員の育成を目的として、似顔絵作成コンクール及び現場鑑識競技会を継続して開催する必要がある。また、客観証拠の重要性が益々高まっていることから、高度な科学鑑定の活用をより一層推進していく必要があるほか、より効率的で合理的な捜査を推進するため、科学的見地に基づく犯罪者プロファイリングを推進していく必要がある。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
107,370 |
7,889 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
19 |
99,462 |
要求額 |
119,688 |
8,450 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
15 |
111,223 |