現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成29年度予算 の 福祉保健部の人生充実応援事業
平成29年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:老人福祉費
事業名:

人生充実応援事業

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福祉保健部 長寿社会課 いきいき長寿推進担当  

電話番号:0857-26-7177  E-mail:choujyushakai@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
既整理額 0千円 3,974千円 3,974千円 0.5人 0.0人 0.0人
調整要求額 14,517千円 3,974千円 18,491千円 0.5人 0.0人 0.0人
要求総額 14,517千円 3,974千円 18,491千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:14,517千円    財源:単県   追加:14,517千円

事業内容

1 目的・背景

○本県は高齢化率が30.3%(平成28年10月時点)と全国に比べて進んでおり、高齢者は人口・人口割合ともに年々増加傾向にある。

    ○そのような中、介護保険制度の改正で既存の介護事業所のほか、地域住民等による生活支援や新たなサービスが提供できるようになったことから、地域の担い手として元気な高齢者の活躍が期待されている。
    ○高齢者には、これまで培った経験、能力(資格、特技、技能)などを活かして地域の担い手として活躍していただくとともに、起業など多様な活動を通した生きがいづくりを図る。
    ○また、高齢者が社会参加や生きがいづくりを行う前提として、高齢者が自らの希望に沿った情報を得やすい社会・環境を整える。

2 事業内容

(1)とっとりいきいきシニアバンク事業
                 12,917千円(11,879千円)
 資格、特技、技能等を持つ高齢者の地域での活動(原則有償)を後押しする「とっとりいきいきシニアバンク」を県内に広げるため、以下の事業を実施する。
 シニアバンクは登録者数が600名を超え登録分野も多様化してきたことから、今後は今まで以上に登録者の方の活用の場の確保が必要不可欠になる。そこで、平成29年度は活動件数の増加に焦点を当て、重点的に取り組むこととする。(シニアバンク活動件数3倍作戦)。

『シニアバンク活動件数3倍作戦の概要
 シニアバンクの活動件数の増加を図るため、まずは現在年間約40件の活動件数を3倍(120件)にすることを目標として重点的に取り組む。
 具体的には、シニアバンク専任職員2名の職務内容を見直し、登録者の新たな活動の場の確保や多様な地域活動の掘り起こしを行う。

ア シニアバンクの管理・運営(委託)
 シニアバンク登録者とそれを必要とする地域を繋げるため、シニアバンクの管理・運営を行う。
【登録する資格・特技・技能例】
○資格に係るもの
  教員、保育士、調理師、看護師、建築士、スポーツ指導員など
○特技に係るもの
  絵画、写真、書道、楽器演奏、レクリエーション、ダンスなど
○技能に係るもの
  農林業、園芸、料理、語学、パソコン操作など
【想定される活動場所】
 公民館や老人クラブの活動、社会福祉施設、地域交流サロン、放課後児童クラブ等での講師、指導員など
イ 【新規】シニアバンクフェスティバルの開催(委託)
 シニアバンク登録の推進及び登録者の活動の場確保のため、登録者の作品展示・販売、体験コーナー等を設けたイベントを開催する。加えて、シニアバンク登録者の横の繋がりを作りコミュニティを深め、ホームページの充実等シニアバンクの更なる活性化を図るため、主としてシニアバンク登録者が集うフェスティバル(ねんりんピック鳥取大会に係る周知のキックオフイベントを同時開催)を開催する。
【開催内容】
○登録者による活動発表・報告
○シニアバンク専用ホームページの紹介・利用説明
○同じ分野の登録者との交流
○体験コーナー
○ねんりんピック鳥取大会PRパネル展示(過去の他県の大会の様子なども展示)
【参加者】主にシニアバンク登録者の方 約600名

ウ シニアバンク登録者の活用促進
(ア)【新規】シニアバンク活用促進訪問作戦の実施(委託)
 シニアバンク活用件数の増加を図るため、活用見込みのある団体を直接訪問し、シニアバンク活用の呼びかけを行う。
<訪問候補先>
・社会福祉施設(高齢、障がい、児童)
・高齢者施設(特養、軽費、デイ等)
・保育園(公立、私立) ・単位老人クラブ
・単位民生児童委員協議会
・市町村立図書館 ・市町村立公民館
・単位PTA(小中学校単位)
・自治会、町内会(小学校単位)
・地域づくり団体 ・NPO法人
・市町村文化団体協議会
・総合型地域スポーツクラブ …など

(イ)体験教室の開催(委託)
 シニアバンク登録者の活用促進と制度周知を図るため、一般の方が参加できる体験教室を開催する(2回)。
【体験教室の開催例】
・子ども向け夏休み学習教室
・親子向け夏休みものづくり教室
・学生向け農林業体験教室 など

(2)ことぶき起業支援補助金 1,600千円(1,600千円)
 「よい老い方、生き方」のためには高齢者となる前から準備をしておくことが必要であり、準備段階(65歳未満)に重点をおいた元気な高齢者予備軍の活躍の場の創出のため、経験や技能を活かす起業を支援する。
【概要】55歳以上の者が起業する場合に初期投資経費の一部を支援する(1回限り)。
【対象】県内在住の55歳以上の個人又は55歳以上の者から構成される団体
【補助率】1/2 
※ただし高齢者福祉や高齢者の社会参加(他の高齢者の雇用等)に寄与する事業は2/3
【限度額】800千円
【対象経費】建物改修費、建物賃借料、機器リース料、備品購入
【要求額】1,600千円 @800千円×2件

<補助金活用想定事例>
・自営業を営む夫婦による高齢者等の買い物難民を対象とした 買い物代行事業の運営
・地域振興協議会による住民がふらっと立ち寄ることのできるカ フェの開設
・農業が盛んな集落による空き倉庫を活用した食品加工所と農  産物直売所の運営
※上記の事例は実際の相談事例を参考に想定したもの

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・シニアバンク登録者数 624名(平成28年12月末現在)
・シニアバンク活動件数 40件(平成28年12月末現在)

これまでの取組に対する評価

<取組に対する評価>
・シニアバンク登録者は伸びており、今後も継続した呼びかけ、周知が必要
・ことぶき起業支援補助金は一定数の相談があり、ニーズの高さをあらためて認識

<課題>
・シニアバンク登録者の活躍の場の掘り起しが必要

工程表との関連

関連する政策内容

元気な高齢者の能力活用と社会参加の促進

関連する政策目標

社会貢献や起業の支援、資格・技能等を保有する高齢者人材の活用の仕組みづくり





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 14,517 0 0 0 0 0 0 0 14,517
保留・復活・追加 要求額 14,517 0 0 0 0 0 0 0 14,517
要求総額 14,517 0 0 0 0 0 0 0 14,517