現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 商工労働部のGTIと連携した北東アジア輸送ルート確立事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

GTIと連携した北東アジア輸送ルート確立事業

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商工労働部 通商物流課 -  

電話番号:0857-26-7850  E-mail:tsushou-butsuryu@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 26,734千円 15,096千円 41,830千円 1.9人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 17,070千円 9,534千円 26,604千円 1.2人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 7,600千円 3,179千円 10,779千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:17,070千円  (前年度予算額 7,600千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:11,534千円

事業内容

1 事業目的

(1)広域図們江開発計画(GTI)への参画を通じ、環日本海圏航路につながる北東アジアの物流の円滑化、効率化、高度化を推進し、航路の利用拡大を図る。

    (2)国際貿易投資博覧会への出展を通じ、県内企業の海外展開を支援するとともに、航路の利用促進等を図る。

2 事業概要

(1)GTI地方協力委員会への参画
 ・地方協力委員会(本会議)の本県開催
  ※開催地の輪番制を定めた運営規則に基づき開催

[開催のねらい]
・環日本海圏航路を利用したパイロット(試験)輸送の結果を基に、航路につながる物流ルートの課題解決を働きかける。
・中国吉林省との経済交流を強化し、GTI地域における環日本海圏航路の利用拡大につながる取組を推進する。

[開催概要]
  主催:GTI事務局、鳥取県
  時期:2018年7〜9月頃
  場所:県西部地域
  行事:地方協力委員会、ロジスティック小委員会
  参加者:5カ国13地域の地方政府の約70名

・関係会合への参加
  地方協力委員会準備会議(開催地未定)
  GTI諮問委員会(開催地:モンゴル)
  GTI運輸部会(開催地:未定)

 ○予算要求額
  報償費 : 150千円
  特別旅費: 300千円
  委託料 :6,600千円(※会議運営、同時通訳)
  枠外標準事務費:2,620千円  計9,670千円

(2)北東アジア輸送ルート確立パイロット支援事業
 環日本海圏航路につながる北東アジアの輸送ルートの利用改正を検証するため、パイロット輸送を実施

 ○予算要求額 (前年度:委託料3,900千円)
   委託料:3,900千円(1,300千円/件×3件)) 
(3)国際貿易博覧会出展
 ・2018GTI国際貿易・投資博覧会出展(韓国江原道)
 ・第3回北東アジア博覧会商品展出展(中国吉林省)

 [出展目的]
  海外企業との貿易商談等実施
  環日本海圏航路や本県の産業、観光等のPR

○予算要求額
 ・2018GTI国際貿易・投資博覧会
  委託料:1,000千円 (前年度:1,000千円)
    内訳:出展品輸送費 300千円
       展示ブース装飾費 100千円
       通訳謝金 200千円(50千円×1名×4日)
       特別旅費 200千円
       備品借上費 100千円
       車両借上費 100千円

 ・第3回北東アジア博覧会商品展
  委託料:2,500千円 (前年度:1,500千円)
    内訳:出展品輸送費 600千円
    ブース出展費  400千円
    ブース装飾費  600千円
       通訳謝金 300千円(50千円×1名×6日)
       備品借上費 100千円
       車両借上費 100千円
       事前打合旅費 400千円

○変更点
 北東アジア博覧会商品展について、これまで標準事務費で対応していたブース出展費とブース装飾費を委託料に盛り込むため、委託料を増額する(1,000千円)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

[GTIへの参画及びパイロット輸送の実施]

・環日本海圏航路の利用拡大のため、本県提案により地方協力委員会の下部組織としてロジスティック小委員会を設立(平成27年)

・平成23年度以降、環日本海圏航路を利用して8件のパイロット輸送を実施。中露国境輸送の検証や、内航RORO船との接続実証等を行ってきた。

[国際貿易博覧会への出展]

・国際貿易博覧会に毎年、県内企業とともに出展し、商品展示や商談を支援してきた。(江原道(5回)、吉林省(13回))

これまでの取組に対する評価

[GTIへの参画及びパイロット輸送の実施]

・GTIへの参画を通じ、北東アジア地域における環日本海圏航路の認知度は確実に高まっており、平成28年度はGTIのプロジェクトとして、パイロット輸送を実施した。

・パイロット輸送を実施することで、環日本海圏航路に接続する物流ルートにおける問題点が明らかになってきた。

・環日本海圏航路を利用したパイロット輸送の結果を基に、GTI地域の物流課題の解決を中国やロシアの中央政府/地方政府当局に働きかけていく必要がある。

・環日本海圏航路のさらなる利用拡大を図るため、中国吉林省に近いザルビノ港(ロシア)を活用し、吉林省との経済交流を強化する取組を推進していく必要がある。

[国際貿易博覧会への出展]

・平成29年度の出展では、県内企業と現地企業の間で具体的な商談が行われ、成約に向けて交渉が続いている(食品加工1社、資材製造1社)。また、出展を契機として、現地法人の設立を含めた海外展開を積極的に検討中の企業(福祉用具1社)もある。

・県内企業にとっては、自社製品に対する現地企業の反応を直接確認できる場であり、海外での販路拡大を後押しする重要な機会となっている。

財政課処理欄


 実績を勘案し金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 7,600 0 0 0 0 0 0 0 7,600
要求額 17,070 0 0 0 0 0 0 0 17,070

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 11,534 0 0 0 0 0 0 0 11,534
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0