○(仮)とっとり医療機器関連産業戦略ネットワークの構築〜医工連携第2ステージへ〜
医工連携事業の開始から4年が経過。これまで構築してきた県内外関係者・団体との連携体制を強化する((仮)とっとり医療機器関連産業戦略ネットワーク)。県内企業の医療機器分野への参入意欲を引き出すとともに、これにより生じた企業の自発的活動への支援を行う。
○県内企業による新たな医療機器開発案件の創出支援
・医療機器製造販売業・販売業の協力のもと、上市までの道筋提示による医療機器開発と製品化支援を強力に推進する。
・医学、産業のポテンシャルの高い関西圏における医療機器メーカーとのマッチングを支援する。
○医療機器分野への参入を推進する支援制度整備
医療機器開発支援補助金により、製品開発および業許可取得・薬事申請等を支援する。来年度は新たに「連携開発型」を創設し、県内企業の技術力結集による開発事例のレベルアップを図る。
○医工連携推進体制基盤強化の継続
医工連携推進事業 37,823(43,905)千円 【継続】
(1)医工連携推進体制の整備 21,761(21,761)千円
※地方創生推進交付金充当
鳥取県産業振興機構の医工連携推進体制を強化し、県内企業への情報提供や現場ニーズを捉えた機器開発、販路開拓を支援する。〔鳥取県産業振興機構への補助(10/10)〕
医工連携コーディネーター配置 | 医工連携を円滑に進めるため、現地調査や情報収集、企業・医療機関(大学)・支援機関等の連絡調整を行う。 | 7,510
(7,367) |
外部コンサルタント委託 | 業界に人脈・経験を有し、薬事に詳しい外部コンサルタントに委託し、機器開発、販路開拓に向けた支援を行う。 | 861
(0) |
専門家派遣 | 医療機器開発の各ステージに応じて、専門家による支援を行う。 | 1,114
(2,000) |
医療機関ニーズ調査 | 医療機関ニーズと県内企業の技術シーズとのマッチング支援を行う。 | 1,483
(1,000) |
展示会開催・出展 | 展示会による販路拡大等の支援を行う。(国際福祉機器展、メディカルジャパン、本郷展示商談会、関西地域展示商談会) | 10,210
(10,572) |
先進地視察 | 医工連携の先進的取組を行っている地域等を視察する。 | 0
(150) |
企業紹介冊子作成 | 商談・営業用の県内企業技術シーズ紹介冊子を作成する。 | 450
(450) |
医療機器開発支援補助金 | 下記(2)の審査会及び専門家指導経費 | 133
(222) |
(2)医療機器開発支援補助金 15,418(21,500)千円
医療機関ニーズに対応した県内企業の医療機器開発、業許可取得等を支援する。〔鳥取県産業振興機構を通じた間接補助〕
【H30新規分】7,000(9,000)千円
(債務負担上限額14,000千円)×執行率50%
・現行型:9,000千円
・新設型(連携開発型):5,000千円
【過年度分】8,418(12,500)千円
H29交付決定見込分。債務負担行為済。
| 現行型 | 新設型(連携開発型) |
対象事業 | ○医療機器開発
○医療機器製造業・製造販売業許可・ISO取得
○開発機器の薬事申請 | ○医療機器開発
<要件>
事業者が連携(県内事業者二者以上)する取組であること。 |
補助先 | (公財)鳥取県産業振興機構 |
補助率 | 2/3 |
補助額 | 限度額3,000千円 | 限度額5,000千円 |
事業期間 | 最大12ヵ月 |
対象経費 | 原材料費、機器設備費、委託費、共同研究費、外部専門家受入経費、外注加工費、産業財産権導入費、直接人件費、人材育成費、事務費、事務手数料、その他必要経費 | 原材料費、機器設備費、委託費、共同研究費、外部専門家受入経費、外注加工費、産業財産権導入費、直接人件費、事務費、事務手数料、その他必要経費 |
予算 | 3,000千円×3件 | 5,000千円×1件 |
(3)北東アジア地域医療機器産業参入支援事業 644(644)千円
韓国・原州医療機器テクノバレーとの連携等により、韓国医療機器メーカーとのマッチングを行う。
○現地ニーズ調査・マッチング・大学訪問
〔時期〕 9月(予定)
〔内容〕 原州市企業のニーズ調査と商談の実施、
延世大学との意見交換
〔事業費〕 特別旅費(機構マネージャー、県内企業等)