これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【施設内訓練】
平成29年度に、離職者を対象とする応用実務科を総合実務科に統合し、1年コースのほか、9ヶ月コース・7ヶ月コースとした。
◆総合実務科
主に知的障がい者のうち特別支援学校の卒業者を対象とした期間1年のコースを実施
<各年度就職者数(就職率)>
H21:7人(77.8%)、H22:6人(75.0%)、H23:3人(60.0%)、
H24:4人(80.0%)、H25:3人(100.0%)、H26:2人(100.0%)
H27:2人(100.0%)、H28:2人(100.0%)
◆応用実務科
H22から離職者等を対象とした期間6ヶ月のコースを実施
<各年度就職者数(就職率)>
H22:1人(100.0%)、H23:入校者なし、H24:0人(0.0%)、
H25:入校者なし、H26:入校者なし、H27:1人(100.0%)、
H28:2人(100.0%)
【委託訓練】
主に離職者を対象に、民間教育機関及び事業主に委託して3ヶ月程度の訓練を実施
<各年度就職者数(就職率)>
H21:29人(78.4%)、H22:20人(60.6%)、H23:18人(72.0%)
H24:25人(75.8%)、H25:18人(78.2%)、H26:19人(82.6%)
H27:25人(73.5%)、H28:10人(58.8%)
これまでの取組に対する評価
◆障がい者委託訓練(早期委託訓練は除く)は近年、訓練を設定しても応募者がないというコースが増加し、訓練を実施できないケースが多くみられるようになった。求職登録者だけでなく福祉施設利用者等で一般就労を希望する者の把握に努め、個々の障がい者の態様に応じた訓練の設定に努めている。
併せて、障がい者就労・生活支援センター等関係機関とより一層連携を図り、求職者のニーズを適宜把握し、それにこたえる訓練を設定することで、受講者増と就職率の向上を図っている。
◆施設内訓練については、近年入校者が少ない傾向にあったが、29年度は入校者が大幅に増加した。また、就職率はほぼ100%で、就職後の定着率も高く、企業からも信頼を得ることができてきている。