1 事業概要
失語症者の意思疎通を支援する者(失語症者向け意思疎通支援者)の養成に必要な「指導者」の養成及び失語症者向け意思疎通支援事業の実施に向けた環境づくりを行う。
2 事業内容
(1)意思疎通支援者指導者養成研修への派遣[新規]
失語症者向け意思疎通支援者の養成に必要な「指導者」を養成するため、厚生労働省が実施する指導者養成研修に候補者(2名)を派遣する。
(2)意思疎通支援事業に係る講演会(学習会)開催支援[新規]
失語症者向け意思疎通支援者の養成に当たって基幹的な役割を担う言語聴覚士の方の理解を深めるため、山陰言語聴覚士協会(県言語聴覚士会)が実施する講演会(学習会)の開催を支援(補助)する。
3 事業の背景等
・失語症者に対する意思疎通支援については、「障害者総合支援法施行3年後の見直しについて(社会保障審議会障害者部会報告書(H27.12.14付け)」において、「失語症など障害種別ごとの特性やニーズに配慮したきめ細かな見直しを行うべき」とされたことを踏まえ、厚生労働省において、失語症者に対する意思疎通支援事業の実施に向けた取組が進められているところ。
・失語症者向け意思疎通支援者の養成に向けては、厚生労働省が平成29年度から「失語症者向け意思疎通支援者指導者養成研修」を実施しており、各都道府県における「指導者(講師)」の養成に着手している。(本県においてもH29年度に1名派遣)
・一方で、失語症者向け意思疎通支援事業の実施に当たり基幹的な役割を担う「言語聴覚士」の中でも、当該事業に係る理解は十分とは言えず、円滑な事業実施に向けて関係者の理解を深めていく必要がある。
4 要求額
(単位:千円)
区分 | 要求額
(前年度) | 備考 |
指導者養成研修への派遣
(特別旅費) | 170
(0) | 新規
国1/2、県1/2 |
意思疎通支援事業に係る講演会(学習会)開催支援
(補助金)(補助率10/10) | 240
(0) | 新規
単県 |
合計 | 410
(0) | |