現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 福祉保健部のココカラげんき鳥取県推進事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:健康県づくり推進費
事業名:

ココカラげんき鳥取県推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当  

電話番号:0857-26-7202  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 4,105千円 7,945千円 12,050千円 1.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 5,575千円 7,945千円 13,520千円 1.0人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 7,825千円 7,948千円 15,773千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,575千円  (前年度予算額 7,825千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:4,105千円

事業内容

目的

県民一人ひとりが健康づくりの大切さを認識し、日常的に、地域や職域で良い生活習慣を実践しようという機運を盛り上げ、世代を超えて受け継がれていく「健康づくり文化」の創造へ繋げる。

1 ウォーキング立県19のまちを歩こう事業

→ ウォーキングに取り組むきっかけづくり

2,245千円(委託料)(2,245千円)
     健康・長寿の鳥取県を目指すため、一次予防としての運動習慣を定着させることが必要であり、誰でも手軽に取り組めるウォーキングを普及させ、県民が日常的にウォーキングに取り組む「ウォーキング立県」を目指した事業を展開する。

    (1)委託先
     「ウォーキング立県19のまちを歩こう事業」実行委員会
    (2)委託内容
    • 対象となるウォーキング大会の認定
    • 認定大会に参加し3ポイント又は5ポイント集めた者への認定証及び当選者への県産品の贈呈業務
    • 実行委員会の開催 など

2 ウォーキング立県推進事業補助金

→  ウォーキング大会の更なる増加(環境整備)
1,400円(補助金)(1,050千円)
    (1)概要
     ウォーキング大会を積極的に開催する団体等に開催経費等について助成する。
    (2)対象事業
    • 県内で新規に開催されるウォーキング大会
      補助率1/2(上限250千円)、対象:4団体程度
    • 通年の大会をステップアップさせ拡充して行う大会
      補助率1/2(上限100千円)、対象:4団体程度

3 健康マイレージ支援事業補助金

800千円(1,400千円)  住民の健康づくりに対する意識の高揚と実践を促すため、市町村が実施する健康マイレージ事業を支援し、全県への展開を図るとともに、制度の充実によりマイレージ事業の魅力を向上させ、住民参加を促進する。

(1)対象事業
(ア)新規に立ち上げるマイレージ事業
(イ)既に行っている事業をステップアップさせ拡充して行う事業
(2)補助額
(ア)補助率1/2(上限:200,000円)
(イ)補助率1/2(上限:200,000円)
(3)補助の期間
平成29〜31年度(3年間)

4 職域から始める健康づくり推進事業

1,130千円(1,130千円)
 働き盛り世代の大多数を被保険者とする協会けんぽ鳥取支部との「鳥取県民の健康づくりの推進に向けた包括的連携に関する協定」の締結(平成26年5月12日締結)により、職域の健康づくり対策事業を展開する。
(1)健康経営マイレージ事業の実施とトップセミナーの開催
(ア)健康経営マイレージ事業(実施主体:協会けんぽ鳥取支部)
 事業所が、あらかじめ定められたメニューに従って、社員の健康づくりに取り組んだ場合、事業所に対し、メニューに応じたポイントを付与し、ポイントを多く集めた事業所について、広報・表彰する。 更に、その中でも特に優れた取組を行った事業所については、鳥取県知事表彰する。 
(イ)企業の健康経営を考えるトップセミナー(実施主体:鳥取県)
 社員の健康度を企業の価値とみなし、経営課題として取り組む「健康経営」の考え方が広がりつつある中、企業の健康経営を考えるトップセミナーを開催し、企業の経営トップに参加、健康経営への意識改革をしてもらうことで、職域の健康づくりを推進する。
○対象
県内の事業主
○実施内容
  • 知事表彰企業による取組事例紹介
  • 「健康経営」の先進企業による取組紹介 等
(2)社員の健康づくり推進研修会の開催事業
 事業所の健康保険担当者を対象とした研修会を協会けんぽ鳥取支部と共催で開催し、働き盛り世代の健康管理の改善に繋げていくものとする。
(ア)対象
協会けんぽの加入事業所約8500事業所の健康保険委員
(イ)実施方法
 時期:平成30年7月
 場所:東・中・西部3会場に分けて実施

5 地域の健康寿命アップ促進事業補助金

【廃止理由】 事業終了のため

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

●働き盛り世代では仕事への負担が増加しており、健康づくりのために時間を割く余裕がないなど、職域の健康づくり対策が急務となっていた。
 そこで、働き盛り世代の大多数を被保険者とする協会けんぽ鳥取支部と「鳥取県民の健康づくりの推進に向けた包括的連携に関する協定」を締結(平成26年5月12日締結)し、平成26年度から、健康経営マイレージ事業やトップセミナーの開催など、職域の健康づくり対策に本格的に取り組んでいくこととなった。

●平成24年度まで推進してきた「鳥取県健康づくり文化創造プラン」の評価では、未だ県民に十分な「健康づくり文化」が根付いていないとされ、平成25年度以降の「鳥取県健康づくり文化創造プラン(第二次)」の中でも引き続き、「健康づくり文化」が県民に根付いていくための取組を行っていくこととなった。

平成21年度から「ウォーキング立県」を目指した様々な施策を下記のとおり展開している。

●ウォーキングに関心を持ってもらうための情報発信
 H21年度 「ウォーキングフォーラム」支援事業
  → 発信力のあるフォーラムに補助
 H22年度 「みんなで歩こう鳥取路」事業
  → 発信力のあるイベントに補助
 H23年度 「19の道」発信事業
  → 各市町村に代表するコースの選定を依頼
 H24年度
  → 各市町村を代表するウォーキングコースマップを作成
 H25、26、27、28、29年度
  → これまで作成した媒体を使用し情報発信
  
●ウォーキングしやすい環境づくり
 H21年度 げんきウォーキング支援事業
  → ウォーキングの普及に取り組む団体に補助
 H22年度 ウォーキング立県推進事業
  → ウォーキング大会を実施する団体に市町村経由で補助
 H23年度 ウォーキング立県推進事業
  → 新規に及び拡充してウォーキング大会を実施する団体に補助
 H24年度 ウォーキング立県推進事業
  → 新規に及び拡充(ノルディック部門を新設)してウォーキング大会を実施する団体に補助
 H25、26、27、28、29年度 ウォーキング立県の推進
  → 引き続き助成制度を実施

●日常生活でのウォーキングの推進
 H22年度 韓国原州市の先進的な取組の研究・検討
 H23年度 ケータイで健康づくりウォーキングシステムの開発
 H24年度 ケータイで健康づくりウォーキングシステムの運用開始
 H25、26年度
 ケータイで健康づくりウォーキングシステムの継続利用をしてもらうため、毎月10km以上歩いた方の中から抽選で6名の方に景品が当たる取組を実施。
 H27年度をもって、ケータイで健康づくりウォーキングシステム「とりっ歩」が廃止

●ウォーキングに取り組むきっかけづくり
 H22年度 19のまちを歩こう事業
  → 県が認めるウォーキング大会に参加し5ポイント集めた者に認定証を進呈するとともに、抽選で県産品を贈呈
 H23年度 19のまちを歩こう事業
  → 3ポイント集めた者や、19のまち完歩者にも景品等を贈呈する区分を新設
 H24年度 19のまちを歩こう事業
  → 子育て応援パスポートの提示があった者には、鬼太郎やコナンのバッジをプレゼント(まんがサミットと連携)する取組も実施
 H25、26、27、28、29年度 19のまちを歩こう事業
  → 引き続き事業を実施

これまでの取組に対する評価

●職域の健康づくり対策については、平成26年度からスタートした健康マイレージ事業の参加事業所数(社員の健康づくり宣言事業所数)は、1,368事業所(平成29年10月16日現在))となり、増加してきており、健康経営の考え方も広まってきている。

●「健康づくり文化」の創造は、一朝一夕に達成できるものではなく、県民一人ひとりの理解とそれに基づいた取組を地道に実施していくことが必要であるため、来年度も継続した広報活動を展開していくことが重要。

ウォーキングに関心を持ってもらうための情報発信
・補助を行った発進力のあるイベントが、マスコミ等で大きく取り上げられ、県民にウォーキングへの関心を持ってもらうよいきっかけとなった。
・また、市町村に代表するコースの選定を依頼し、19の道をまとめたウォーキングマップを作成。
・以後、これまで作成した媒体を使用し情報発信している。

●ウォーキングしやすい環境づくり
・平成21年度までウォーキング大会がなかった市町村でもウォーキング大会が実施されるようになり、平成22年度、19市町村すべてでウォーキング大会が開催されるようになった。


●日常生活でのウォーキングの推進
・平成22年度に韓国原州市等の取組を視察し、鳥取県版のユビキタスウォーキングの推進方法を検討し、鳥取県独自の「ケータイで健康づくりウォーキングシステム」の開発に繋げた。
・平成23年度にシステムが完成し、平成24年度から運用を開始。日常生活でのウォーキングの推進に向けて新たな一歩を踏み出した。
・しかしながら、継続利用してもらうハードルは高く、とりっぽ(歩)の毎月の利用者数は、昨年の秋から減少傾向にあった。そのため、平成25年度から毎月10km以上歩いた人の中から抽選で6名の方に景品が当たる取組を行ったところ、毎月の利用者は年々増加傾向となっている。

●ウォーキングに取り組むきっかけづくり
・「ウォーキング立県19のまちを歩こう事業」では、毎年、応募者が増えたり、認定大会数も着々と、増えるなど、事業が年を追うごとに認知されてきている。

工程表との関連

関連する政策内容

日々の健康づくりが当たり前に取組まれる「健康づくり文化」の創造

関連する政策目標

全ての世代が健康に関心を持ち、「日常的な運動文化」「健康を支える食文化」「心と体の健やか文化」の3つの柱で県民運動に取り組み、社会全体で「健康づくり文化」を創造します。


財政課処理欄


 実績を勘案し、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 7,825 0 0 0 0 0 0 0 7,825
要求額 5,575 0 0 0 0 0 0 0 5,575

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 4,105 0 0 0 0 0 0 0 4,105
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0