1 概要
若手医師に一定期間の県内勤務で返還が免除される海外留学資金を貸し付けることで、県内の医療水準を牽引するような優秀な若手中堅医師が県内に就業する意欲を高める。
ロールモデルとなる医師が県内で勤務し、指導に当たることで、新卒医師の県内での研修開始につなげる。
2 債務負担行為の対象事業
○次世代医師海外留学支援事業
(1)対象者 次のアまたはイに該当する、医師免許取得後5〜20年の医師
ア 広告可能な専門医資格を所持する医師
イ 自治医科大学または鳥取大学特別養成枠の卒業医師
(2)貸付対象期間 6か月以上2年以下
(3)貸付額 次のアおよびイの合計額
ア 研修資金:1月40万円(各年度ごとに貸し付け)
イ 渡航資金:100万円を上限とする実費(往復を対象)
(4)返済免除の条件 次のアおよびイを満たすこと
ア 貸付期間の2倍以上(最低1年間)を県内の病院で勤務
イ 帰国後1年以内に伝達講習会を実施
3 債務負担行為の期間
平成31〜33年度
(平成31年度内に留学を開始し、2年間を上限としており、31年度の中途で留学した場合は32年度まで留学期間があるため)
4 債務負担行為の額
10,600千円
| 限度額 |
H31 | 貸付金総額10,600千円を限度として交付決定した金額 |
H32 | 貸付金総額10,600千円を限度として交付決定した金額から、平成31年度に交付した交付金総額を差し引いた金額 |
H33 | 貸付金総額10,600千円を限度として交付決定した金額から、平成31年度及び平成32年度に交付した交付金総額を差し引いた金額 |
(留学の開始時期によっては、平成31年度後半〜33年度前半となることもありうるため、3年間の債務負担行為とする)
5 過去の実績
・現在までの貸付実績
| 貸付実施 | うち免除 | うち猶予中 | うち返還 |
帰国済み | 11人 | 9人 | 1人 | 1人 |
留学中 | 1人 | | 1人 | |
計 | 12人 | 9人 | 2人 | 1人 |