現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 福祉保健部のひきこもり対策推進事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:健康県づくり推進費
事業名:

ひきこもり対策推進事業

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福祉保健部 健康政策課 健康づくり文化創造担当  

電話番号:0857-26-7202  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 12,200千円 15,096千円 27,296千円 1.9人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 13,514千円 15,096千円 28,610千円 1.9人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 13,599千円 15,101千円 28,700千円 1.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:13,514千円  (前年度予算額 13,599千円)  財源:国1/2、一部単県 

一般事業査定:計上   計上額:12,200千円

事業内容

1 事業内容

(1)家族教室・精神科医師の専門相談事業<継続>

271(220)
    ○家族同士の話し合いを中心とした家族教室の実施

     実施主体:精神保健福祉センター、中・西部福祉保健局

    ○精神科専門医による随時相談の実施

     実施主体:精神保健福祉センター、鳥取市、中・西部福祉保健局

    (2)とっとりひきこもり生活支援センター<継続>

13,243(13,379)
     相談事業:国1/2県1/2、職場体験事業:県

    ○全県をカバーする「とっとりひきこもり生活支援センター」を設置し、ひきこもり者に対する生活・就労支援を中心とした「相談支援」と「社会参加促進(職場体験)(原則30日、90日を限度とする)」を実施。

    ○NPO法人に委託。

2 積算根拠

事業名
要求額
金額根拠
家族教室・精神科医師の専門相談事業
(220)
271
    家族教室の開催  92千円
     ・標準事務費 75千円
     ・教室講師謝金 12千円
     ・教室講師旅費 5千円
    精神科医の専門相談 179千円
     ・医師謝金 163千円
     ・医師旅費  16千円
とっとりひきこもり生活支援センター
(13,379)
13,243
    ・センター委託料  13,243千円
(13,599)
13,514

3 背景・目的

ひきこもりについて、多くの人の理解を深めるため、普及啓発を行うとともに、地域のひきこもり対策に有用な情報を広く提供する。
 また、ひきこもり者が社会参加できる社会資源を整えるとともに、ひきこもり生活の改善のための関わりやコミュニケーションのとり方などの実際的な相談や支援を行う。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<県機関相談対応状況>精神保健福祉センター、各福祉保健局等
19年度:新規50人延187件、継続101人延469件
20年度:新規56人延262件、継続106人延326件
21年度:新規49人延133件、継続 42人延380件
22年度:新規60人延246件、継続 54人延523件
23年度:新規59人延 77件、継続 65人延383件
24年度:新規69人延161件、継続 51人延526件
25年度:新規78人延215件、継続 58人延758件
26年度:新規73人延136件、継続118人延1,132件
27年度:新規63人延133件、継続 86人延1,048件
28年度:新規71人延172件、継続 91人延1,146件

<精神科医の相談件数>中・西部福祉保健局
19年度:25件
20年度:16件
21年度:20件
22年度: 7件
23年度: 9件
24年度:24件
25年度:36件
26年度:17件
27年度:22件
28年度:14件

<ひきこもり家族教室参加人数>
19年度:26家族、延227家族
20年度:26家族、延190家族
21年度:24家族、延174家族
22年度:26家族、延146家族
23年度:20家族、延270家族
24年度:19家族、延 68家族
25年度:18家族、延 63家族
26年度:22家族、延 70家族
27年度:17家族、延 35家族
28年度:17家族、延 47家族

<地域ひきこもりケアネットワーク>
19年度: 8箇所163人参加
20年度: 3箇所 16人参加
21年度: 3箇所194人参加
22年度:27箇所299人参加
23年度:20箇所270人参加
24年度:12箇所132人参加
25年度:11箇所132人参加
26年度:12箇所150人参加
27年度:12箇所150人参加
28年度:14箇所171人参加

<とっとりひきこもり生活支援センター事業>(平成21年度から)
委託先:特定非営利法人鳥取青少年ピアサポート
○相談支援
21年度:実 43人、延  891件
22年度:実 49人、延1,036件
23年度:実 61人、延  577件
24年度:実 65人、延  896件
25年度:実 98人、延1,394件
26年度:実107人、延1,313件
27年度:実112人、延1,717件
28年度:実105人、延1,444件
○連絡調整会議
21年度:21回
22年度:30回
23年度:40回
24年度:84回
25年度:13回
26年度:19回
27年度:20回
28年度:20回
○職場体験事業
21年度:利用者数 6人、利用延日数315日
22年度:利用者数11人、利用延日数558日
23年度:利用者数 5人、利用延日数232日
24年度:利用者数 8人、利用延日数306日
25年度:利用者数14人、利用延日数634日
26年度:利用者数13人、利用延日数537日
27年度:利用者数17人、利用延日数870日
28年度:利用者数15人、利用延日数454日

これまでの取組に対する評価

平成21年度から国の補助事業を活用し、ひきこもり地域支援センター事業を実施。また、単県事業で「職場体験事業」を加え、「とっとりひきこもり生活支援センター事業」として、NPO法人に委託。

本事業は、相談から職場体験へスムーズに移行でき、本人に合わせた段階的ステップアップが見られ、体験を通じて自分自身のスキルアップやコミュニケーション支援にもつながるなど効果が出ている。全国的にも注目され、全国のひきこもり家族連合会等で事例発表などもしている。

とっとりひきこもり生活支援センターへの相談件数は実・延とも横ばい状態で、来所相談、電話相談、メール相談のほか訪問での支援も実施している。丁寧で、きめ細かな支援をするためには、本人の相談、家族の調整、関係機関との連携等に時間を要する。
地域別でみると、東部からの相談が圧倒的に多い。今後は、引き続き、中・西部の対象者に対し、関係機関等と連携を図りながら解決していくような地域ケアネットワークの充実とともに、とっとりひきこもり生活支援センターの人材確保と育成をし、西部の対象者に支援が実施できるよう相談体制を整備していく必要がある。

平成26年度、28年度にそれぞれ相談員を1名増員し、また平成28年度に中部、西部それぞれに相談拠点を設け、中・西部対象者への支援が可能となった。

精神保健福祉センターや各福祉保健局等での相談件数は増加傾向にあり、家族教室にも一定の参加がみられ、ひきこもり支援は本人及び家族支援をあわせて実施していくことが望ましい。

財政課処理欄


 とっとりひきこもり生活支援センター委託料について、実績を勘案し金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 13,599 5,531 0 0 0 0 0 0 8,068
要求額 13,514 5,531 0 0 0 0 0 0 7,983

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 12,200 5,531 0 0 0 0 0 0 6,669
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0