これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・家庭生活体験事業の実施
施設入所児童が家庭生活を体験できる場を設けるとともに、子どもの受託経験がない里親家庭が週末等の短期に児童を受け入れる機会を確保することができた。
・里子の養育環境の充実事業
里親の養育内容を充実できるよう、国の措置費対象外経費である里子の塾経費、高校受験料等を単県費により支援した。
これまでの取組に対する評価
【成果】
・施設入所児童の里親宅における生活は、施設では経験できない出来事も多く、新鮮で意義深い家庭生活の経験を積むことができている。また、未受託里親にとっても養育経験を積む機会として有用であり、里親家庭への委託に繋がる経験となっている。
・鳥取県の里親委託率は、平成28年3月末には20.2%であり、全国平均(H28.3月末17.5%)を上回っている。
【課題】
・今後も、里親委託をすすめるため、継続的に里親制度への理解を深める活動が重要であり、そのための取組を里親支援機関と連携しながら実施していくことが必要。