これまでの取組と成果
これまでの取組状況
障がいのある方が、自己決定と自己選択によって地域で生活できるように支援するため、社会参加につながる各種事業を委託等により実施。
・補助犬育成等事業
身体障がい者補助犬を使用することにより社会参加が見込まれる者に対し、その育成に要する費用等を助成した。
・障害者社会参加推進センター設置事業
障がい者等の社会参加を推進するために社会福祉法人鳥取身身体障害者福祉協会に委託し、障害者社会参加推進センターを設置・運営している。
・「知的障がい者レクリエーション教室開催事業」、「知的障がい者本大大会開催事業」及び「精神障がい者レクリエーション教室・家族教室」
スポーツ・レクリエーション活動を通じて、障がい者等の体力増強、交流、余暇等に資するため及び障がい者スポーツを普及するため、各種スポーツ・レクリエーション教室を開催した。
・心の輪を広げる体験作文・障害者週間のポスター募集・表彰
募集ちらしを関係機関やあいサポート企業等へ配布した。また、公民館や各小・中学校へ配架し作品を募集した。
・よりよい暮らしのためにの購入
障がい者手帳の新規取得者、関係機関等へ4,500部を配布した。
・アルコール・薬物関連問題家族教室開催事業
アルコール等依存症者の家族に対し、専門職(医師・看護師)から講義を行うとともに個別相談に応じ、家族をサポートした。
・精神障がい者地域移行サポート事業
地域で生活する精神障がい者を支援するためのボランティア団体に対し、その活動費用等を助成した。
・精神障がい者等によるピアサポート・研修会等開催支援事業
当事者グーループが県民等を対象に開催する研修会について、開催を支援した。
・心の健康フォーラム
地域社会における精神保健及び精神障がい者の福祉に関する理解を深めるため、心の健康フォーラム平成4年から開催している。
・こころの健康啓発イベント
精神障がい者及び一般の方による劇、歌等の舞台発表や就労移行支援・就労継続支援事業所、小規模作業所、病院デイケア等による自主製品の販売、作品展示等を平成8年から行っている。
これまでの取組に対する評価
○これまでの取組に対する評価
・補助犬育成等事業
補助犬を使用することにより、就職など社会参加につながっているため、希望者があった場合貸与できる体制を整えておく必要がある。
予防接種は、障がい者の体の一部として活躍している補助犬にとって、重要な健康管理の一部であり、使用者の負担を軽減するためにも助成が必要。
【盲導犬の貸与】
平成19年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
平成20年度 1頭貸与
平成21年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
平成22年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
平成23年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
平成24年度 盲導犬利用希望者がなく 0頭
【予防接種】
平成19年度 6頭実施
平成20年度 6頭実施
平成21年度 6頭実施
平成22年度 4頭実施
平成23年度 4頭実施
平成24年度 4頭実施
・障害者社会参加推進センター設置事業
芸術作品展の開催やスポーツ大会への補助など、障がい者の社会参加活動を支援する取組を行った。
他県の情報も取り入れながら、今後の活動について検討しており、各種障がい者団体の中核として重要な役割を担う機関として期待される。
・「知的障がい者レクリエーション教室開催事業」、「知的障がい者本人大会開催事業」及び「精神障がい者レクリエーション教室・家族教室」
自ら何かを行うという自立意欲を高め、自己実現につながっている。
・心の輪を広げる体験作文・障害者週間のポスター募集・表彰
障がいのある方へに対する理解の促進を図るため今後も引き続き広報していく必要がある。
【体験作文の応募数】
平成25年度 14編
平成26年度 21編
平成27年度 18編
平成28年度 14編
平成29年度 10編
【障害者週間のポスターの応募数】
平成23年度 9点
平成24年度 3点
平成25年度 29点
平成26年度 2点
平成27年度 6点
平成28年度 4点
平成29年度 3点
・よりよい暮らしのためにの購入
障がい者手帳の新規取得者に対し冊子を配布することで、障がい者の社会参加の支援に大きく役立っている。
・アルコール・薬物関連問題家族教室開催事業
専門職(医師・看護師)が依存症者を抱える家族の視点に立った助言を専門職が行うため支援に繋がった。県中西部においても開催が望まれる。
・精神障がい者地域移行サポート事業
地域で生活する精神障がい者に対し、日常生活における支援や相談対応を行うとともに、地域移行サポーター養成講座を開催し、新たなボランティアの育成に努めた。今後も継続して支援を行い、精神障がい者への更なる支援を推進していくことが望まれる。
・精神障がい者等によるピアサポート・研修会等開催支援事業
当事者自らが企画することで、当事者グループの育成に繋がるとともに、説得力のある研修会が開催できた。より多くの当事者グループが当事業を活用することが望まれる。
・心の健康フォーラム
障がい福祉だけでなく、災害時の心のケアなど社会的関心の高いものをテーマに取り上げることで、より多くの人が精神保健に関心を持つことになり、精神保健福祉に関する知識の普及啓発が図られている。
・こころの健康啓発イベント
当事者の自己表現の場である舞台発表等を通じて一般参加者との交流や、精神保健福祉に関する情報を来場者に広く提供することにより、地域住民に対する精神障がいへの理解を深める良い機会となっている。