現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 福祉保健部の新型インフルエンザ等入院病床確保事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:予防費
事業名:

新型インフルエンザ等入院病床確保事業

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福祉保健部 健康政策課 感染症・新型インフルエンザ対策室  

電話番号:0857-26-7857  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 50,220千円 795千円 51,015千円 0.1人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 100,440千円 795千円 101,235千円 0.1人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 100,440千円 795千円 101,235千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:100,440千円  (前年度予算額 100,440千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:50,220千円

事業内容

事業概要

病原性が強い新型インフルエンザ等が発生した場合、短期間に集中して多くの入院患者が発生することが予測されることから、県は新型インフルエンザ等対策行動計画に基づき入院受入可能な病床を事前に把握して必要数を確保することとしており、想定される患者を受け入れる医療機関に対し、空床となる病床について一定額の助成を行う制度である。

    (1)入院患者想定  480人/日(最大)
    (2)確保病床
      ア早 期  感染症病床(12床)と鳥取医療センター結核病床
             (5床)を活用
             ※感染症病床を有する医療機関(中病4床、
              厚病4床、済生会2床、鳥大2床)
      イ感染期  さらに入院協力医療機関17病院、393床を活用          (平成29年10月現在)

助成対象

(1)入院病床として確保した要請病床で期間内に空床となった
   実空床
(2)運用上やむを得ない理由により使用できない病床(準備病床)
(3)原則として上記(1)の助成額を交付し、(2)の助成額は準備病
   床を設定した医療機関のみ交付する。

算定額

360床(病床確保数)×12,400円(助成単価)
    ×60日(確保日数)×3/8(逓減率)=100,440千円

※360床は平成21年9月に県が行った調査による。
※助成単価は精神科救急医療システム体制整備事業の空床補償単価を適用(1日当たり12,400円)
※逓減率は、入院患者発生状況を見ながら病床確保を行うため

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成21年に国内で流行した新型インフルエンザ(弱毒性)への対応状況は次のとおり。

<医療対応>
○抗ウィルス薬、感染防護具など必要な資機材の備蓄を行った。
○新型インフルエンザ感染患者の診察を行う医療機関に感染防護具を配布。
○医療機関の外来診療体制及び入院体制を整備するため、施設及び設備整備に対して助成した。
○医療供給体制の整備を図るため、各圏域において関係機関と協議を行い、入院患者の受入れ、夜間・休日の外来患者の診察等について体制整備を行った。

<県民への広報>
○県民の啓発に努め、新型インフルエンザの感染防止、感染拡大防止等について情報提供を行った。

<社会対応>
○学校、福祉施設等での感染拡大を防ぐため、関係機関と協議を行い、感染拡大を防ぐため施設の閉鎖、学級閉鎖について適切な実施を図った。

<相談体制>
○各総合事務所に発熱相談センターを設置し、新型インフルエンザに関する相談を24時間体制で受け付けた。

<ワクチン接種>
○ワクチン接種について、医師会、教育機関、市町村など関係機関と連携して円滑な実施を図るとともに、多様な広報手段を通じて県民に対してワクチン接種に関する情報提供を行った。

<要綱制定>
○入院協力医療機関の病棟実態を検討し、確保できる病床数を確定し、要綱を制定した。

これまでの取組に対する評価

○新型インフルエンザの発生に伴い、県民からの相談は発熱総合相談センターで対応を行った。また、チラシ・ホームページ・新聞広告・県政だよりなどにより感染予防策、医療機関受診に当たっての注意、発生状況などについて随時迅速な情報提供を行い、県民の不安解消に努め、大きな混乱はなかった。

○感染拡大の状況に対応して外来診療体制を、発熱外来→外来協力医療機関→全医療機関へと段階的に拡大し、併せて県民への情報提供も行ったため、円滑な外来受診が実施された。

○重症化患者の入院についても、人工呼吸器や人工透析機の整備を進め入院患者受入体制を整備するとともに、入院患者の受入れ医療医療機関を確保した。

○ワクチン接種については、当初のワクチン供給不足、接種回数の変更、スケジュールの変更などがあったが、医療関係者・教育関係者・福祉関係者等と連携を図り積極的な情報提供に努め、小学生や高校3年生等への集団接種を実施するなど円滑なワクチン接種が行われた。

財政課処理欄


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要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 100,440 0 0 0 0 0 0 0 100,440
要求額 100,440 0 0 0 0 0 0 0 100,440

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 50,220 0 0 0 0 0 0 0 50,220
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0