(1) 重度障がい児者日中支援事業
予算要求額 29,420千円(前年度23,584千円)
[内訳]
ア.生活介護を利用する場合 23,720千円(前年度19,229千円)
2,900円(補助基準単価)×16,358日(利用日数/年)×1/2
=23,720千円
イ.放課後等デイを利用する場合 5,700千円(前年度4,355千円)
1,900円(補助基準単価)×6,000日(利用日数/年)×1/2
=5,700千円
ア+イ=23,720千円+5,700千円=29,420千円
(2) 重度障がい児者短期入所利用支援事業
予算要求額 2,881千円(前年度1,297千円)
[内訳]
6,700円(補助基準単価)×860日(利用日数/年)×1/2
=2,881千円
(3) 重度障がい児者利用施設基盤整備事業
予算要求額 0千円(前年度2,068千円)
(1)背景
医療の発達等により重症心身障がい児・者は増加傾向にあり、県内の重心児者のうちおよそ6割が在宅生活を送っている。在宅の重心児者は主に家族によるケアを受けているが、常時ケアを必要とするため家族の精神的・肉体的な負担は大きく、また、家族の高齢化等により介護力が低下してきている。
このような中、重症心身障がい児者の在宅生活、地域生活を支えるためにはデイサービス(生活介護、放課後等デイ)、短期入所、グループホームの存在が重要となるが、重心児者のケアには、人手、備品、スペースなどが必要となるため、受け入れ先が十分ではない。
(2)事業効果
本事業の実施により、既に重症心身障がい児者を受け入れている事業所の拡大、受け入れ枠の拡充が見込まれる。また、新規事業所の開設が期待される。
これらにより、重心児者が在宅生活を送るための基盤整備が見込まれ、重心児者の地域生活、家族の負担軽減が図られる。