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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障がい者自立支援事業費
事業名:

鳥取県障がい者アート推進事業

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福祉保健部 障がい福祉課 社会参加推進室障がい者アート支援担当  

電話番号:0857-26-7678  E-mail:shougaifukushi@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 105,441千円 23,835千円 129,276千円 3.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 111,312千円 23,835千円 135,147千円 3.0人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 110,759千円 23,844千円 134,603千円 3.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:111,312千円  (前年度予算額 110,759千円)  財源:基金 

一般事業査定:計上   計上額:102,446千円

事業内容

事業概要

 平成26年度に開催した「第14回全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会」の成果を未来に引き継ぐとともに、障がい者の芸術・文化活動を引き続き支援していく。

     また、平成28年3月に設立した「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者の芸術文化活動推進知事連盟」(以下「知事連盟」という。)に加盟する都道府県と連携し、障がい者の芸術文化振興を図るとともに、全国に誇ることができる鳥取県の障がい者の舞台芸術を全国に発信する。

事業内容

(1)「あいサポート・アートインフォメーションセンター」の運営
 【継続】25,249千円(25,249千円)
 障がい者の芸術・文化活動に関する情報発信拠点として、平成27年度に設置した「あいサポート・アートインフォメーションセンター」を継続的に運営する。
 <センターの業務>
項目
説明
常設展示障がい者の優れた芸術・文化作品を県中部の施設で常設展示するとともに、県東西部でも巡回展を開催するなど、障がい者アートの魅力を継続的に発信していく。
情報発信障がい者の芸術・文化活動に関する必要な情報を収集し、広く発信する。
相談支援創作活動に関する各種相談、出展・発表機会に関する相談、権利擁護等に関する相談などを受け付け、助言や関係機関等の紹介を行う。
人材育成権利擁護や障がい者の創作活動の支援方法等に関する研修会等を開催する。
普及啓発新たな芸術・文化活動との出会いの場として、創作活動を気軽に体験できるワークショップを開催する。
<委託先>NPO法人アートピアとっとり(倉吉市)

(2)「鳥取県障がい者芸術・文化活動推進委員会」の設置
  【継続】866千円(866千円)
 「鳥取県障がい者芸術・文化活動推進委員会」を設置し、関係団体や市町村等と連携して障がい者の芸術・文化活動の振興方策等について検討する。
(3)障がい者アート活動支援事業補助金
    【継続】18,000千円(18,000千円)
     障がい者や障がい者が所属する団体が行う芸術・文化活動に対して支援を行う。
    項目
    所要額
    説明
    団体練習経費等補助
    10,000
    障がい者が所属する団体が行う芸術・文化活動で、展示会や催事への出展や出演を目指して行う練習等に要する経費を補助する。【補助上限20万円×50件】
    個展等開催経費補助
    8,000
    障がい者や障がい者が所属する団体が個展等を開催する経費を補助する。
    【補助上限20万円×40件】
    合計
    18,000
(4)「あいサポート・アートとっとり祭」の開催
  【継続】21,416千円(21,416千円)
 障がい者が取り組む舞台芸術活動(音楽、演劇、ダンス等)の発表と鑑賞の機会として、「あいサポート・アートとっとり祭」(鳥取県障がい者舞台芸術祭)を開催する。

(5)「あいサポート・アートとっとり展」の開催
  【継続】18,245千円(18,245千円)
 障がい者が制作した芸術・文化作品(美術・文芸・マンガ)の発表と鑑賞の機会として、「あいサポート・アートとっとり展」(鳥取県障がい者芸術・文化作品展)を開催する。

(6)障がい者と健常者が共につくる芸術
  【継続】27,036千円(26,483千円)
 全国大会を契機に発足した障がい者と健常者が共につくる劇団「じゆう劇場」の活動を継続支援する。平成30年度は新たに学校等での公演を行うことで発表機会の充実を図り、「じゆう劇場」の取組を県内外へ積極的にPRする。
 <事業実施主体> 鳥の劇場運営委員会(鳥取市鹿野町)

(7)知事連盟に係る連絡調整費
  【継続】500千円(500千円)
 知事連盟加盟都道府県との連絡調整を行う。

※(4)、(5)については、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による「東京2020応援文化オリンピアード」の認証を目指す。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 平成26年7月12日から11月3日まで開催した第14回全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会では、「障がいを知り、共に生きる」をテーマに、美術・文芸作品の展示や、音楽、演劇、ダンスなど、障がいの有無にかかわらず、誰もが参加し、楽しみ、感動を共有できる様々な催しを県内各地で実施した。その成果を引き継ぎ、平成27年度以降も以下の取組等を通じて障がい者の芸術・文化活動を引き続き支援した。
・あいサポート・アートインフォメーションセンターの設置
・障がい者アート活動支援事業補助金
・あいサポート・アートとっとり祭
・あいサポート・アートとっとり展
・障がい者と健常者が共につくる劇団「じゆう劇場」の支援
 また、平成28年3月には、鳥取県が発起人となり、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラムの中で障がい者の芸術文化活動を振興するための「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者の芸術文化活動推進知事連盟」(以下「知事連盟」という。)を設立した。平成28年10月30日(一部は11月1日まで)には、知事連盟のキックオフイベントとして「東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者アートフェスタ2016」を開催し、同知事連盟が行う障がい者の芸術文化振興の取組のスタートを鳥取県が担った。

これまでの取組に対する評価

 全国大会を通じて、障がい者の芸術・文化活動が活発化し、社会参加の促進が図られたとともに、県民の障がいに対する理解が促進し、障がいの有無にかかわらず誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)の実現に向けた土台がつくられた。
 平成27年度以降においても引き続き障がい者の芸術・文化活動を支援するとともに、平成27年4月に開設したあいサポート・アートインフォメーションセンターでは、県内外の障がい者アートの展示、ワークショップ等により障がい者アートの魅力等を広めることができた。
 障がい者と健常者が共につくる劇団「じゆう劇場」は、平成26年度以降県内外で公演を行ってきたが、平成29年度に初の海外公演を行い、じゆう劇場の取組を海外へもPRした。
 また、知事連盟に加盟する7府県(愛知県、京都府及び中国地区5県)が参加する「障がい者アート展」(あいサポート・アートとっとり祭の会場内で開催)を開催するなど、知事連盟としての全国連携イベントを開催し、障がい者の芸術文化振興の取組を継続的に行った。
 なお、「あいサポート・アートとっとり祭」及び「あいサポート・アートとっとり展」については、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による「東京2020応援文化オリンピアード」の認証を受け、東京オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラムとしての開催となり、本県の障がい者の芸術文化振興の取組を広くPRすることができた。

財政課処理欄


 障がい者アート活動支援事業費補助金、あいサポート・アートとっとり祭、展については、過去の実績を勘案して金額を精査しました。
 障がい者と健常者が共につくる芸術については作品創作委託、台本集印刷は計上を見送り、県内出張公演は金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 110,759 0 0 0 0 0 0 110,759 0
要求額 111,312 0 0 0 0 0 0 111,312 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 102,446 0 0 0 0 0 0 102,446 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0