1 事業概要
豚の平均粗収益が大きく低下し、所得が減少した場合に交付される補填金(いわゆる「養豚補填金」)のための基金に拠出する生産者積立金の一部を助成する。
<補填金の概要>
(1)事業実施主体
独立行政法人農畜産業振興機構(alic)
(2)スキーム
国(独立行政法人農畜産業振興機構)の価格差補填事業(養豚経営安定対策事業)に関する、基金造成の生産者負担金のうち1/3を助成する。
(3)補填金の交付
平均粗収益(全国28市場の「並」以上)が平均生産コストを下回った場合に、差額の8割を補填する。
2 補正の理由
事業対象頭数の増(当初見込んでいた出荷頭数を大幅に上回ったため)
当初事業対象頭数:112,000頭・・・(1)
確定事業対象頭数:130,703頭・・・(2)
生産者別年間事業頭数×0.746:97,498頭・・・(3)
※ただし今年度の養豚経営安定対策事業はTPP11が12月30日に発効するため、12月29日までの販売頭数が最終的な事業対象頭数となる。
そのため、年間の事業対象頭数に直近3年間の12月29日以前の全国肉豚出荷頭数から算出した係数74.6/100を掛けたものが今年の確定事業頭数となる。
(個々の生産者の年間事業対象頭数に74.6/100を掛けたものを合算するため(3)、日割り頭数の計は確定事業対象頭数(2)の74.6/100とは合致しない。)
3 要求額
第3四半期支払必要額:97,498頭−59,967頭(本年度第1・2四半期支払済頭数)=37,531頭
37,531頭×@233円=8,744,723円
現在執行残:4,009,697円(17,209頭分)
8,744,723円−4,009,697円=4,735,026円(20,322頭分)≒4,736千円