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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

「とっとりの山」魅力発信事業

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生活環境部 緑豊かな自然課 自然公園担当  

電話番号:0857-26-7200  E-mail:midori-shizen@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 10,358千円 4,767千円 15,125千円 0.6人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 10,358千円 4,767千円 15,125千円 0.6人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 12,967千円 3,974千円 16,941千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:10,358千円  (前年度予算額 12,967千円)  財源:国1/2、基金 

政策戦略査定:計上   計上額:10,358千円

事業内容

1.事業の目的、背景

◆平成28年から8月11日が祝日「山の日」となったことで、登山・アウトドア等に対する関心が全国的に高まっている。また、平成30年に迎える、伯耆国「大山開山1300年祭」及び第3回「山の日」記念全国大会においても、西部はもとより全県での気運醸成及び盛り上げが重要である。これを自然景勝地や主要な山々(大山、三徳山、氷ノ山)の広域的な周遊観光への展開に繋げる好機と捉え、愛好者はもとより、その潜在層(女性、親子、学生等)に対して、鳥取ならではの自然体験のスタイル等を提案、情報発信し、新たな需要の喚起につなげ、本県の豊かな自然や山々における多様な人々の利用や交流の増進を図る。

2.自然や山に親しむ機会の創出

(1)【継続】第3回山ガールサミットin鳥取大山

要求額:5,000千円(5,345千円)<地方創生推進交付金充当>

     「山の日」記念全国大会及び1300年祭を記念した特別回として開催する。この取組が「鳥取発山カルチャー」として、多くの人々の力により、大きな潮流(メガトレンド)となることを目指し、山の日と大山開山1300年祭の盛り上げを図る。

    ◆アウトドア雑誌とタイアップし、登山・アウトドアに関する著名人を招聘、大山の自然の魅力や山歩き、アウトドアファッション等、多角的な自然体験のスタイルを提案するトークセッションを開催。

    ◆大山を舞台に、第1,2回に引き続き山ガールファッションショーを開催。山ガールのカリスマを招聘し、山ガールファッションのベストドレッサーコンテストやデザインコンペ等により、鳥取発のファッションスタイル等を全国に向け、雑誌・映像等で発信。

    ◆第3回の目玉イベントとして、「山クッキングコンテスト」を開催。山で行う調理(限られた調理環境)で、個人だけでなく家族やカップル等がそれぞれのアイディアを持ち寄り、山での食の魅力を堪能するイベントにより、新たなアプローチをしかける。 

    ◆夜にプログラムを実施し、宿泊促進を狙う。大山寺周辺のナイトハイクやたき火を囲んだカフェなどを用意し、大山の美しい星空と夜景など、従来少なかった夜の大山の魅力発信と地域活性化を図る。
    ○時期 平成30年9月中旬(予定)
    ○場所 大山博労座駐車場

(2)【継続】第3回わかさ「氷ノ山」山フェス
要求額:1,200千円(1,200千円)
    ◆氷ノ山自然ふれあい館「響の森」を拠点として、「山の日」の意義や氷ノ山の緑豊かな自然を情報発信、体験等するイベントを開催。「響の森」が主体となり、地域と協働した取組を実施することで、わかさ氷ノ山一帯の集客の核となる”山の駅”としての転換を加速し、さらなる魅力を高める。
      また、兵庫県と県境を越えた取組として、交流・連携を推進する。
      ○時期 平成30年10月上旬(予定)
      ○場所 氷ノ山自然ふれあい館「響の森」周辺

    ※氷ノ山においては、若桜町が主体となり様々な振興を図る取組がすすめられている。若桜町は山の日を機に氷ノ山をさらに打ち出したい考えであり、本イベントについても県と連携して取り組む意向。【H30町予算:800千円要求】
    ※国道482号線の全線開通により、兵庫県との連携が促進されることが予想される。 本イベントも開通に向けての気運醸成を図るとともに、次年度以降の交流イベントとして位置づける。
    ※BMWイベントなど、若桜町における特色あるイベントと連携し、よりイベント内容の充 実・広報強化を図る。
(3)【継続】「とっとりひと筆書きトレイルマップ」の作成
要求額:864千円(5,595千円)
    ◆平成29年度予算により、ガイドマップの版下を作成中であり、平成30年度は印刷を行う。

    ◆「山の日」記念全国大会及び開山1300年祭に併せ配付を開始し、県内外の多くの方へ本県の有する自然歩道の魅力をPRしていく。

    ◆印刷部数:10,000部

            (1300年祭・山の日関連イベント、県内観光施設、
            自然公園内施設、道の駅等で配付予定)
(4)【継続】自然体験活動・自然保護普及啓発
要求額:2,264千円(1,672千円)
    ア)氷ノ山キャリーアップボランティア(240千円)
      氷ノ山登山道の維持管理に必要な資材をボランティアにより荷上げを行う。

    イ)三徳山ふれあい自然体験教室(540千円)
      三徳山、小鹿渓の自然観察会を環境省レンジャー等と連携して実施。

    ウ)大山キャリーダウンボランティア(1,484千円)
      大山頂上避難小屋のトイレ浄化槽に溜まった汚泥ををボランティアで麓まで下ろし回収する。

3.自然や山に親しむ機会への支援

(1)【臨時】とっとりの自然の豊かさと山の魅力発信事業補助金
要求額:1,000千円
     「山の日」記念全国大会を契機とし、県内全域における山の魅力発信と大会の機運醸成を図るため、大会開催記念と称した山の魅力を発信するイベントに対して補助。
     今年度、全県での機運醸成を図るため、大会シンボルである「山鐘」を全19市町村で持ち回るリレーイベントを実施しているところ。
     山鐘リレー対象イベントを始め、既存の山に係るイベントにおける「山の日大会記念」として規模拡大した部分に支援し、地域主体による大会の盛り上げを図る。
      ○補助金名:とっとりの自然の豊かさと山の魅力発信事業補助金
      ○補助率:<民間団体>10/10(上限:200千円/件)
            <市町村>1/2(上限:100千円/件)
            ※前年からの拡充部分に係る経費のみを対象
      ○予算額:1,000千円
      ○想定事業:【東部】氷ノ山・扇ノ山・那岐山夏山開き等
              【中部】船上山大山滝夏山開き等
              【西部】大山夏山開き、「山の日」ROCK FEST、日野川源流探訪ツアー等
              ※補助対象事業は2月〜3月末に募集予定
    参考:全県機運醸成「山鐘リレー」イベント実施状況
      第1回 事務局⇒若桜町 秋のたいまつ行列(9/24)
      第2回 若桜町⇒岩美町 わかさ「氷ノ山」山フェス(10/7)
      第3回 岩美町⇒八頭町 岩美町イカ祭り2017(10/15)
      第4回 八頭町⇒智頭町 八頭町マルシェ2017(10/22)
      第5回 智頭町⇒鳥取市 智頭農林いきいき交流まつり(11/12)
      第6回 鳥取市⇒江府町 鳥取かにフェスタ2017(11/25)
      第7回 江府町⇒境港市 江府町スキー場開き安全祈願祭(12/16)
      第8回 境港市⇒調整中 第15回カニ感謝祭(1/21) 
(2)【新規】(一財)全国山の日協議会負担金
要求額:30千円
    平成29年度より、(一財)全国山の日協議会の会員となっているため、その年会費を負担する。
     ※当協議会への入会は、「山の日」全国大会の開催をするにあたっては必須であり、平成29年度から入会したもの。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・大山夏山開き(山頂祭)、氷ノ山夏山開きで山の日や登山マナーの普及啓発(6/3,4)
・「氷ノ山みんなで守る登山道(10/7)」氷ノ山登山道(県管理)の修繕資材(木材等)をボランティアで運搬。71人参加。
・「国立公園三徳山自然体験観察会(8/26)」植生の専門家、環境省レンジャーを講師に三徳山を散策。24人が参加。
・「大山キャリーダウンボランティア(9/10)」大山頂上避難小屋浄化槽の汚泥を荷下ろし。181人が参加。
・「わかさ氷ノ山ヤマフェス(10/7)」響の森を会場に、コンサートや若桜町の協力によりジビエをはじめとする地元食材のBBQを開催。参加約700人
・「山ガールサミットin鳥取大山(9/17,18)」大山博労座周辺をメイン会場に、著名人とのトレッキングや散策、アウトドアクッキング、音楽ライブなど、初心者からベテランまで楽しめるアクティビティを実施予定だったが、台風18号により中止。

これまでの取組に対する評価

・これまでの取組において、特に、わかさ氷ノ山ヤマフェスと山ガールサミット(H28)においては、20代の若い世代(学生)や女性、親子の参加も多く見られた。
・このような取組が、自然と親しむきっかけとなり、さらなる興味や関心が広がることで、広域的な周遊観光への展開や、豊かで美しい自然を守り、未来の世代に伝えていく機運醸成、保護意識の創出につながることが期待される。
・平成30年度は、大山開山1300年祭、山の日記念全国大会の開催があり、県内の山の魅力発信の絶好の機会であるため、より一層、鳥取ならではの自然体験のスタイル等を提案、情報発信し、新たな需要を喚起する取組を図っていく。

財政課処理欄


 財源の一部に鳥取元気づくり推進基金を充当します。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 12,967 5,047 0 0 0 0 0 5,122 2,798
要求額 10,358 2,500 0 0 0 0 0 0 7,858

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 10,358 2,500 0 0 0 0 0 7,858 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0