事業名:
美保湾ヒトデ大量発生による資源影響調査
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水産振興局 栽培漁業センター 増殖推進室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
30年度当初予算額 |
1,264千円 |
2,384千円 |
3,648千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
30年度当初予算要求額 |
1,264千円 |
2,384千円 |
3,648千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
29年度当初予算額 |
1,227千円 |
2,384千円 |
3,611千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:1,264千円 (前年度予算額 1,227千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:1,264千円
事業内容
1 事業の目的・概要
漁業被害をもたらすヒトデの大量発生について美保湾内における分布状況等を把握し、効率的な駆除方法の提示を行う。
また、ヒトデの大量発生に伴うヒラメ、バイ資源に与える影響を把握し、増殖方法の検討を行う。
2 主な事業内容
(1)ヒトデの分布状況の把握
方法:
小型底びき網調査(ヒトデ分布調査1回/月、放流ヒラメ追跡調査4回/年)
内容:
ヒトデの時期別・海域別の分布及び生態の把握
大量発生した場合の効果的な駆除方法の検討
(2)バイ、ヒラメ資源に与える影響把握と増殖方法の検討
方法:
小型底びき網調査(1回/月 ※ヒトデ分布調査試料を用いる)
市場調査(1回/月)
内容:
ヒトデによるバイ稚貝の食害実態の把握
放流ヒラメに与える影響の把握
資源増殖策の検討
3 予算比較
(単位:千円)
項目名 | 平成30年度
要求額 | 平成29年度
当初予算額 |
普通旅費 | 37 | 37 |
その他需用費 | 77 | 200 |
役務費 | 30 | 30 |
使用料及び賃借料 | 1,120 | 960 |
合計 | 1,264 | 1,227 |
4 前年度からの変更点
・冬季から春季のヒトデ分布状況等の把握を行うため、用船調査回数を2回増加
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1.ヒトデの分布量を推定し、平成28〜29年のヒトデの分布量は、大量発生した平成27年度に比較し大きく減少したことが確認された。
2.水深別に見ると、水深15m以浅でヒトデが比較的多く分布することが分かった。
2.ヒトデの分布量の月別の推移を調査し、美保湾では春季にヒトデ(モミジガイ、スナヒトデ)が多く獲れることが分かった。
3.ヒトデによるバイの食害について調査を行い、わずかではあるが食害が確認された。
4.現在、ヒトデの繁殖時期に関する情報が乏しいため、成熟に関するデータの収集を行う予定である。
これまでの取組に対する評価
1.ヒトデの分布量の季節変化や分布様式が分かりつつあり、効率的駆除方法の検討が進みつつある。
2.美保湾全体ではヒトデの分布量が減少したものの、浅場にはヒトデが比較的多く分布することから、監視調査を継続する必要がある。
3.採取したヒトデの胃から、バイの稚貝が確認されたことから、ヒトデによる食害の程度を把握する必要がある。
工程表との関連
関連する政策内容
漁場(沿岸・内水面)環境の監視と保全技術の開発・普及
関連する政策目標
キジハタの栽培漁業技術水準(栽培漁業基本計画)のステップアップ、ヒラメの放流効果の確認、ヒトデ影響調査
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
1,227 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,227 |
要求額 |
1,264 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,264 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
1,264 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,264 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |