1 事業の目的・概要
ケンサキイカ(白いか)の新たな鮮度保持技術として、「活締め(神経締め)」について技術開発及び評価を行い、消費ニーズが高く付加価値向上につながる新たな白いかの出荷形態を創出する。
2 事業廃止理由
白いか(ケンサキイカ)の墨処理、活〆について一定の技術開発ができたため、試験を終了し、他のイカ類(主にコウイカの墨止め)および白いかの補足試験については「県産魚出荷技術改良試験」で実施する。
3 主な事業内容
(1)白イカの活締め技術の開発
H29年度中に有効な活締め手法の技術開発を行った。
(2)高鮮度を数値的に把握できる評価手法の開発
H29年度までに経時的に身の透明度を測定できる手法、体色の変化を把握できる手法を開発し、活締めしたイカと従来の出荷方法のイカを比較し、活締めの効果を数値的に評価した。
4 主な成果
●墨袋除去マニュアルの作成および講習
●開発・普及した技術による“鳥取墨なし白イカ「白輝姫」”のブランド化