1.事業目的
土砂流出、溢水及び渓岸浸食を防止し、県土・県民の人命の保護、財産を保全するため、砂防堰堤及び渓流保全工等の砂防施設を整備する。(補助事業により実施できない箇所について、県単独事業により実施する。)
2.要求方針
平成30年7月豪雨により早急に施設整備が必要となった箇所について、9月補正にて要求するもの(黒川谷川)。
3.要求概要
黒川谷川(新規) C=40,000千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
◆土石流危険箇所の要対策箇所のうち、補助事業の採択要件を満たさない箇所の対策を実施。
◆砂防河川のうち、護岸等が未整備なため異常気象時に周辺地域に甚大な被害を与える恐れのある箇所の対策を実施。
◆限られた予算の中で対策を進めていくために、保全対象、危険度等を数値化して事業実施の優先順位を定めており、順位の高いものから順次対策を実施。
これまでの取組に対する評価
◆整備率は27年度末現在で約29%であり、依然として低い状況にある。安全・安心に生活できる県土づくりのため、今後も継続的に事業を実施していくことが必要。
◆土砂災害防止法のイエロー・レッドの指定に伴い、地元要望の増加が想定される。
◆砂防河川の護岸等の整備に対する地域住民のニーズは高く、今後も一層の事業推進が必要。