現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 県土整備部公共の県と市町村の事務の連携・共同処理事業(道路維持修繕委託)
平成30年度
当初予算 公共事業  一般事業調整      支出科目  款:土木費 項:道路橋りょう費 目:道路橋りょう維持費
事業名:

県と市町村の事務の連携・共同処理事業(道路維持修繕委託)

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県土整備部 道路企画課  企画調査担当 

電話番号:0857-26-7355  E-mail:dourokikaku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額(最終) 54,500千円 1,589千円 56,089千円 0.2人
30年度当初予算額 0千円 1,590千円 1,590千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:60,326千円    財源:単県   追加:60,326千円

一般事業査定:計上   計上額:54,500千円

事業内容

事業概要

厳しい財政状況の中、県と市町村が今後とも住民に対して行政サービスを安定的に提供していくためには、双方が事務を共同で執行するなどの効率的な行政運営が必要となっている。
    • このため、日野郡では、事務を共同して管理し及び執行するために法的に必要となる「法定協議会」として、平成22年7月23日に「鳥取県日野地区連携・共同協議会」を設立し、障がい者の雇用や、物品の購入等の事務における共同処理の検討に着手。
    • 道路維持管理については、「道路維持等専門部会」を立ち上げ、関係者間での実務的な検討を開始。
    • 道路除雪においては、平成22年度から日南町の一部区域において共同処理に着手し、平成23年度からは日野郡内の県道の除雪を郡内3町に委託。
    • 道路維持修繕においても、平成24年度から江府町全域と日南町の一部区域の県道の維持修繕を両町に委託。
    • 平成27年6月27日には、改正地方自治法に基づく「鳥取県日野郡ふるさと広域連携協約」を締結し、引き続き取組を行っている。

事業目的・内容

将来的には県道と町道の道路管理を一元的に行うセンター設立の可能性も視野に入れながら、段階的に県と日野郡3町の共同処理を進める。  平成30年度においては、引き続き江府町全域と日南町の一部区域の県道の維持工事及び修繕を両町にそれぞれ委託することにより、
  • 県道と町道についての相談窓口を住民に身近な町へ一元化するとともに、町によるよりきめ細かな県道の管理により、住民サービスの向上を図る。
修繕費を活用した
・ 危険箇所への安全施設の設置
・ 高齢者の多い地区の歩道の段差解消
・ 災害時の避難適地への誘導標識設置 等
  • 県道と町道の一体的な管理業務の発注によるスケールメリットや、直接雇用や地域住民への管理委託などの町特有の取組、さらには管理区分の交錯による無駄の排除等によるコストの縮減及び業務効率化を図る。
  • 町民の直接雇用や、町内業者への発注により、各町における雇用の拡大を図る。

平成30年度委託延長
江府町
日野町
日南町
延長
34.8km
0.0km
22.2km
57.0km

所要経費

県道の維持工事及び修繕に要する経費、及びそれらの執行に伴い町において必要となる経費(事務費)
(単位:千円)
区分
要求額
算出根拠
維持工事費
46,000 
 H22実績額
修繕費
10,000 
 維持工事費の20%
事務費
4,326 
 非常勤(区分3-0年)
 1名×2町
60,326 
    ○維持工事費と修繕費については、同額を道路維持修繕費から控除

    ○修繕費は、各町が地域の実情に応じて実施する小規模な改修等を想定

維持工事費と修繕費の町別・工種別内訳

                             (単位:百万円)
江府町
日野町
日南町
維持工事
巡視・巡回工
舗装工
区画線工
防護柵工
道路附属施設工
路面清掃工
排水施設清掃工
除草工
11
冬期対策施設工
応急処理工
11
修繕
10
34
22
56

経緯

平成21年8月5日の県・市町村行政懇談会において、権限委譲の『まだら模様』の解消はもとより、県と市町村、市町村間における事務の共同処理など、連携・共同による行政運営を進めていくために方策について検討する県・市町村「連携・共同事務検討協議会」の設立について合意。
  • これに基づき、「連携・共同事務検討協議会」を県内4地区に設立。
   ・東部地区 平成21年10月8日
   ・中部地区 平成21年9月30日
   ・西部地区 平成21年10月20日
   ・日野地区 平成21年 9月18日
  • 他地区に先行して検討に着手していた日野地区では、事務を共同して管理し及び執行するために法的に必要となる「法定協議会」として、平成22年7月23日に「鳥取県日野地区連携・共同協議会」を設立し、障がい者の雇用や、物品の購入等の事務における共同処理の検討に着手。
  • 道路管理についても、平成23年5月30日の協議会において、将来的には県と町によるセンター設立の可能性も視野に入れながら、段階的に共同処理を進めるため、
・平成23年度から県道の除雪を郡内3町に委託
・平成24年度から県道の維持修繕を郡内3町に委託する方向で関係者間の具体的協議に着手し、平成24年度は、江府町全域と日南町の一部区域において実施することで合意。
・平成27年6月27日には、改正地方自治法に基づく「鳥取県日野郡ふるさと広域連携協約」を締結し、引き続き取組を行っている。
・平成30年度も引き続き県道の除雪と維持修繕の委託による共同処理に取組む。

これまでの取組の成果

地域住民の声
町委託により改善された理由
 県道上徳山俣野江府線の集落出入口部分において、側溝蓋の枚数が不十分で、集落から県道に出る際に脱輪することがしばしば発生。

 町に対応を要望したところ、すぐに現地を確認して頂き、早期に改善して頂いて感謝
 (尾之上原集落:江府町)

○県の場合は、現地確認の後、地域の実情を町から改めて聞き取った上で対応の必要性を判断する場合が多いが、町は地域の実情を熟知しているため、迅速に判断できる。

○現地までの移動距離が短い分、迅速に現地確認ができる。

 主要地方道岸本江府線の延長約180mの区間において歩車道境界ブロックに進入路部がなく、農地に出入りするのに大変不便であった。

 以前から県に要望していたがなかなか実施に至らず、町委託となったことで再度要望させてもらったが早期に実施してもらい大変感謝
 (袋原集落:江府町)

○県の場合は、管内3町での優先順位を踏まえた上で対応の必要性を判断するが、町は町内での優先順位により判断するため、事例のように、町委託により対応が可能になる場合も存在。


財政課処理欄


 実績を勘案し、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 60,326 0 0 0 0 0 0 0 60,326
保留・復活・追加 要求額 60,326 0 0 0 0 0 0 0 60,326
要求総額 60,326 0 0 0 0 0 0 0 60,326

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 54,500 0 0 0 0 0 0 0 54,500
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0