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平成30年度
6月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

6次化・農商工連携支援事業

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農林水産部 食のみやこ推進課 6次化・農商工連携担当  

電話番号:0857-26-7807  E-mail:syokunomiyako@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
現計予算額 47,810千円 32,575千円 80,385千円 4.1人
補正要求額 20,000千円 0千円 20,000千円 0.0人
67,810千円 32,575千円 100,385千円 4.1人

事業費

要求額:20,000千円    財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:20,000千円

事業内容

1 事業目的


     <食品加工施設整備>
     県内で生産された農産物の多くが県外業者に食品加工委託している現況において、県内に不足している加工機能を有する大規模で通年稼働可能な食品加工施設の整備を促進し、県内食品加工のミッシングリンクを解消しバリューチェーン(付加価値連鎖)構築による地域農産物の生産振興、地域経済の活性化を目指す。

2 事業概要

 県内における農産物の一次加工体制強化を目的として、県内に不足する8形態の食品加工を行うための施設設備整備(新設・増設)に対する支援。
※8形態…(1)洗浄・皮むき・カット型、(2)冷凍・そうざい型、(3)粉末・乾燥型、(4)搾汁・糖加型、(5)飲料型(清酒生産を除く)、(6)酢醸造型、(7)エキス抽出型、(8)包装・パック・ボトリング型

事業名

鳥取県食品加工施設整備補助金

補助対象者

食品加工業者(県内事業者または誘致企業)

補助率等

県1/3、補助上限額35,000千円、対象期間最大36月間

要件

  • 加工形態が上記8種のいずれかに該当すること。
  • 新規雇用1名以上。
  • 投資規模30,000千円以上。
  • 県内産の加工原料(農産物等)が仕入金額30%以上または県内事業者からの受託生産額割合が30%以上のいずれかを満たすこと。

3 補正要求額

細事業
当初予算額補正要求額
補正後
初めての6次産業化
2,000千円
0円
2,000千円
もうかる(スタートアップ型)
3,000千円
0円
3,000千円
もうかる(6次産業型)
33,133千円
0円
33,133千円
もうかる(農商工連携型)
8,867千円
0円
8,867千円
食品加工施設整備
0円
20,000千円
20,000千円
審査会開催経費
210千円
0円
210千円
人材育成対策事業
600千円
0円
600千円
47,810千円
20,000千円
67,810千円

[所要額積算]
対象事業粉末加工滅菌設備導入
事業費60,000千円
補助率1/3(県)
所要額(要求額)20,000千円
※当初予算では対象事業の要望がなかったため要求していなかったもの。

(参考)

  • 【鳥取県元気づくり総合戦略】
○6次産業化・農商工連携の推進、高付加価値商品の開発
  • 加工業務用野菜の生産、生産から加工・販売まで一気通貫で取り組む直売・農家レストラン整備など、付加価値を創出する6次産業化を推進します。
  • その際、加工ミッシングリンク(一次・二次加工が県内で行われていない状況)を解消し、付加価値を県内で確保します。
  • 県内進出した食品加工工場に、県内農畜産物を供給する体制を整備するなど、農商工連携を推進します。
  • 【鳥取県農業生産1千億円達成プラン(重点推進項目)】
○加工ミッシングリンクの解消
  • 農業者や加工事業者の加工施設整備支援により、加工ミッシングリンク(一次・二次加工が県内で行われない状況)を解消し、付加価値の県外流出を防ぎます。
○重要業績評価指標(KPI)
  • 6次産業化事業及び農商工連携事業の取組累計数
 (目標値:平成35年度352件/平成29年度末235件)
  • 6次産業化にかかる農業・水産加工品及び直売所の販売金額
 (目標値:平成35年度465億円/平成28年度末369億円)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


これまで6次産業化や農商工連携の支援制度を創設するなど、食品加工業の活性化を推進してきた。

(1) 国、県、市町村や経済団体のほか、県が県産業振興機構に委託して設置する鳥取6次産業化サポートセンターなどの支援機関が連携して、農林漁業者や食品加工業者等に対する個別相談対応等の支援を展開してきた。

(2) 平成23年度から平成26年度にかけては「とっとり発!6次産業化総合支援事業」(単県)を創設。平成27年度には「もうかる6次化・農商工連携支援事業」として事業を再編し、規模・階層別の支援策を設けるとともに、加工ミッシングリンク解消に寄与する取組に対しては補助率を嵩上げするなど、柔軟に対応している。

(3) また、平成27年度6月補正予算においては、「初めての6次産業化バックアップ事業」を創設し、加工機器の導入など農林漁業者が初めて6次産業化に取り組む第一歩めを後押ししている。

(4) 一方、多様な事業者が連携した大規模な6次産業化の取組については、平成26年度から平成27年度の間に国交付金(6次産業化ネットワーク活動交付金)を活用して3事業(大規模加工場や農家レストランの建設等)を支援した。

(5) 加工ミッシングリンク解消の直接的な支援策としては、県内における農産物の一次加工体制強化を目的に、平成24年度に「鳥取県食品加工施設整備補助金」を創設。食品加工業者における大規模な農商工連携の取組を対象としているため事例は少ないが、平成24年度から平成26年度にかけて2件支援している。

これまでの取組に対する評価


・6次産業化に係る取組をソフト・ハード両面で支援してきており、加工業務用野菜の供給や、生産から加工・販売まで一貫した取組のほか、農家レストランの開設など、各生産者の経営規模など段階に応じた6次産業化が広がりつつある。

・一方で、原料から最終製品(食品等)に至るまでの加工工程については当県のウィークポイントであり、一定規模の農産物がありながら初期段階の加工業務が他県に流出している「加工ミッシングリンク」を解消するためには、県内食品加工業者による農商工連携の取組に対して適時的確に支援していくことが必要。

財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
現計予算額 47,810 21,000 0 0 0 0 0 0 26,810
要求額 20,000 0 0 0 0 0 0 0 20,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 20,000 0 0 0 0 0 0 0 20,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0