現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 教育委員会の子どもの体力向上推進プロジェクト事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:保健体育費 目:学校体育振興費
事業名:

子どもの体力向上推進プロジェクト事業

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教育委員会 体育保健課 学校体育担当  

電話番号:0857-26-7522  E-mail:taikuhoken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 1,637千円 10,329千円 11,966千円 1.3人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 1,757千円 10,329千円 12,086千円 1.3人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 4,479千円 8,743千円 13,222千円 1.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,757千円  (前年度予算額 4,479千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,637千円

事業内容

1 事業概要

以前より子どもの体力・運動能力が低下、二極化の傾向にある鳥取県の課題を解決し、運動意欲の向上及び運動の習慣化によるバランスのよい体力の向上を図るため、学校や地域における支援を行うとともに、その成果を県内に普及し、学校、地域での取組を推進する。

2 子どもの体力向上に向けた取組について

●現状  
・ここ数年、体力の低下傾向は緩やかになってきている

・小5、中2の全国調査では、体力合計点は全国平均値を上回っているものの、長座体前屈の数値は全国平均値を大きく下回っており、柔軟性に課題がある

・特に体育学習以外に運動をしない子の体力低下が懸念される

・体力・運動能力の学校間、地域間の差が見られる

・運動習慣のある子どもも、多様な運動経験が不足している 

    ●課題
    (1)低下が続いている学年の体力向上

    (2)学校間や地域間の差の解消

    (3)特に1日1時間以上運動しない子の運動習慣定着

    (4)柔軟性の向上

    (5)地域人材の活用等による体育学習の充実

    (6)幼児期からの多様な運動経験の充実


    ●取組方針
    ・体育・保健体育学習、体育的活動の充実
    ・子どもたちの多様な運動機会の確保と運動習慣の定着を図る
     ↓  ↓  ↓  ↓
    県教育委員会と関係機関が連携して、体力向上に向けた取組を実施し、多様な運動機会の充実と体力向上を図る。

    ●目標値 (教育振興計画目標値)
     
    ・鳥取県体力・運動能力調査結果の総合判定(A〜E)

    A又はBの割合の増加
    区分
    平成29年度
    平成30年度
    (目標値)
    小5男子
    41.0%
    50%
    小5女子
    44.1%
    55%
    中2男子
    33.0%
    50%
    中2女子
    63.7%
    65%



    ・小学校において体育の授業を除く1日の運動時間が1時間以上の児童の割合の増加
    区分
    平成29年度
    平成30年度
    小5男子
    66.8%
    70%
    小5女子
    46.8%

3 事業内容

【廃止】とっとり元気キッズ体力向上モデル事業 国10/10(2,510千円)
【廃止理由】 国事業の終了

【目的】

 PDCAサイクルで体力・運動能力の課題を解決するための効果的な手法について、モデル校を指定して実践研究を行う。
【内容】

・国「学校における子供の体力向上課題対策プロジェクト」を活用

・モデル校 若桜学園・鳥取市立倉田小・鳥取市立面影小

・モデル校の取組を報告書にまとめ、広く県内外に普及する。

・検討委員会の設置 県の附属機関「鳥取県子どもの体力向上支援委員会」が方策の提案、取組の検証等を行う。

【成果】
・体力向上推進計画書を活用し、課題を把握し、課題に応じた取組を行うことが課題の解決に有効であること。
・地域人材の活用が子どもたちの運動意欲の向上、教員の知見の広がり等による指導力の向上に寄与すること。
【新規】とっとり元気キッズ体力向上支援事業
【財源】県費 800千円
※とっとり元気キッズ体力向上モデル事業成果を全県展開する。
【目的】PDCAサイクルで体力向上に取り組む学校(及びその校区の園)における地域人材活用を支援するほか、各校での体力向上の取組を事例集にまとめ、県内に普及する。
【内容】
・体力向上推進計画書を活用している学校(及びその校区の園)からの希望に応じた地域人材の派遣
・各校の取組事例集の作成・配布
【廃止】とっとり元気キッズ幼保小連携推進事業
(県費950千円)
※幼保小連携推進モデル事業(小中学校課)との連携事業として、モデル地域の1つを当課で担当する。

・体つくりコーディネーターの派遣(NPO法人等に委託)

 モデル地域(若桜町)に派遣し、子ども園及び小学校低学年の体育学習の工夫改善のための助言等を行い、指導者の資質向上や子どもの多様な運動経験の充実、運動意欲の向上を図る。
 児童生徒の体力向上支援事業
【財源】県費 957千円(1,018千円)
(1)毎月17日は柔軟の日

・各校で柔軟性を高める取組を推進

・遊びの王様ランキング「みんなでやわらか王決定戦」の実施

(2)鳥取県子どもの体力向上支援委員会 82千円(国170千円)

・年3回開催予定(6月・11月・2月)

・体力・運動能力調査の考察及び体力向上関連事業への助言

(3)体力・運動能力調査の実施   

・県内公立小、中、高等学校で実施(悉皆報告)  

・各校の調査結果を県データとして集計、考察を行う。

・「児童生徒の体力つくり」(報告書)の作成、配布 

(4)体力向上推進計画の作成等(各学校)

・各校が推進計画を作成し、継続的な体力向上の取組を行う。

(5)体育主任連絡協議会の開催

・県内公立小・中・高・特別支援学校の担当者により、体力の向上及び体育・保健体育学習の充実等に向けて協議を行う。

(6)遊びの王様ランキングの実施 330千円(345千円)

・「遊びの王様ランキング」サイトの運営(保守管理は外部委託)

・登録した学校に記録証・上位チームに記念品を贈呈

(7)トップアスリート派遣事業  300千円(338千円)

・県にゆかりのあるトップアスリートを人材バンクとして登録し、希望する学校へ派遣し、実技指導や講演等を行う。

・県外在住アスリート派遣の旅費補助 ※H29対象者2名

(8)体力・運動能力調査集計システム運用245千円(245千円)

・サーバーメンテナンス(外部に委託) 

・鳥取県体力・運動能力調査結果の集計・分析に活用


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・とっとり元気キッズ体力向上モデル事業
 鳥取市立面影小学校・若桜町立若桜学園・鳥取市立倉田小学校で実施中。地域人材を活用した体育学習の充実や、トップアスリートを活用した取組等が進められている。
・鳥取県体力・運動能力調査
 現在、鳥取県子どもの体力向上支援委員会等でデータの分析中。
・鳥取県子どもの体力向上支援委員会
 10月5日(木)第1回委員会開催。
・毎月17日は柔軟の日
 年度初めに各校へ取組の周知や資料送付を行った。家庭へは夢ひろばで啓発した。
・遊びの王様ランキング
 前期大会、みんなでやわらか王決定戦を開催済。現在後期大会と期間限定大会を開催中。
・トップアスリート派遣事業
 現在9名の派遣が実施及び決定済。

これまでの取組に対する評価

○鳥取県体力・運動能力調査
 ・県の児童生徒の課題であった柔軟性を示す長座体前屈の数値が昨年度より改善してきている。
○遊びの王様ランキング
 ・前期大会終了時参加チーム122チーム(昨年度同時期40チーム)で昨年度を上回っている状況。学校の取組に位置づけている学校も見受けられる。
○トップアスリート派遣事業
 ・児童生徒がトップアスリートから実際の動きや生き方、考え方を学ぶ貴重な機会となっている。今後も継続していきたい。

財政課処理欄


 過去の実績等を勘案し、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 4,479 2,511 0 0 0 0 0 0 1,968
要求額 1,757 0 0 0 0 0 0 0 1,757

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,637 0 0 0 0 0 0 0 1,637
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0