問題作成、入試事務について、毎年見直しを行うとともに、入試実施のための所要の経費を措置することにより、「鳥取県立高等学校入学者選抜」の適正かつ円滑な実施を目的とする。
また、転入学及び編入学に関する最新の情報を常時提供することにより、転入学に際しての便宜を図る。
<入試問題の作成版の追加に関する背景>
・平成25年に成立した「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)において、社会的障壁の除去の実施のために、必要かつ合理的な配慮を的確に行うため、必要な環境の整備等に努めなければならないことが明示された。
・文部科学省事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針(案)において、入学試験において、合理的配慮に当たり得る具体例として、別室での受験、試験時間の延長、点字、拡大文字や音声読み上げ機能の使用等をあげている。
・文部科学省からの要請を受け、平成31年度県立高等学校入学者選抜試験以降でのインフルエンザ等対策による追試験の設定に伴う必要経費及び、会場使用料改定による要求額の増額をおこなった。
(要求額 7,325千円 前年度 5,400千円)
○入試問題の作成
・通常版A4判
・拡大版B4判
・ルビ振り版
○入試実施事務
・実施要項、入学志願書等関係書類の作成・印刷
・平成30年度版高校ガイド(高校入試パンフレット)の作成
○県立高校入試改善専門委員会の開催
○全国入試改善協議会等への派遣