これまでの取組と成果
これまでの取組状況
県民の共有財産である文化財を適切に保護、管理するとともに、文化財の指定等の推進に取り組んだ。
・文化財保護審議会の開催
・文化財の保護、管理に係る市町村等への指導・助言
・文化財保護指導委員を選任し、国・県指定文化財及び重要遺跡の保護、管理のための巡視活動の実施
・市町村が実施する埋蔵文化財の発掘調査、保存活用事業への補助金の交付
・樹木医診断の実施など指定文化財のフォローアップ
これまでの取組に対する評価
・文化財指定件数の増加。
H24年度5件、H25年度4件 ⇒ H26年度8件、H27年度10件、H28年度8件、H29年度5件(文化財保護審議会1回)
・文化財保護指導委員による文化財巡視を通して、各文化財の保全状態がこまめに確認され、報告で改善等の指摘が挙がった案件について対応を講じるなど、適切な文化財保護が図れている。
・開発事業との調整を図りながら、試掘調査等により地下の状況を確認することで、本調査の有無や工事立会などの措置をとるなどの判断ができ、埋蔵文化財の適切な保護が図れている。
・枯死対策が急がれる樹木や、面積が広く管理がいきとどきにくい社叢について樹木医診断を実施し、保護に必要な処方箋を得た。
・警察や消防との連携、市町村文化財部局や博物館施設等と災害関連情報を共有しながら、文化財保護へ向けた検討を実施できている。