これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)学校に求められる学びの質の変化への対応
○「KnowedgeForum」を活用した協調学習の授業づくりの実践
○「moodle]を鳥取県情報センターに委託しての実験運用
(2)ICT活用教育推進のための研修
○基本研修、職務研修、専門研修、出かけるセンターにおけるICT活用研修の実施
○学習管理システム「moodle」の研修への活用
○教育センターホームページへの音声読み上げ機能の付加によるアクセシビリティーの向上
○研修で使用する機器の整備
○ICT支援員によるICT機器の管理及び、研修準備、運営の支援
(3)ICT活用活用教育推進のための学校及び情報化推進リーダー育成研修(研修委託)
○2回シリーズの全校種対象の新任情報化推進リーダー研修の実施
○県内10ヵ所でのICT活用出前研修の実施
これまでの取組に対する評価
(1)学校に求められる学びの質の変化への対応
・情報教育の専門研修で「KnowedgeForum」を活用し、協調学習のツールとして紹介したが、あまり浸透せず、活用は進まない状況であった。
・「moodle」の利活用方法を探り、実際の研修での活用に生かすことができている。
(2)ICT活用教育推進のための研修
・タブレット端末を活用した研修を、センター所内(基本研修におけるICT活用研修、情報教育の専門研修)で12講座、センター所外(職務研修、指導主事派遣)7講座を実施し(10月末現在)、受講者の実践への意欲喚起につながっている。
・鳥取県教育センターが開催しているシリーズものの21講座で「moodle」を活用しており、研修資料の配付や課題の回収、受講者の情報交換の場として利用している。
・ICT支援員の配置により、教育センター内のICT機器の設定・管理や研修準備の業務が大幅に軽減されている。
(3)ICT活用教育推進のための学校及び情報化推進リーダー育成研修(研修委託)
・新任情報化推進リーダー研修(1回目)は校種ごとに2つ分けて開催することにより、実態にあった研修をすることができた。研修満足度は肯定的評価が99%であり、校内での教育の情報化の推進意識も向上している。11月に開催予定の2回目の研修では、各学校で実践した推進化の事例を持ち寄っての研修を予定している。
・県内自治体向けの出前研修は、本年度は、鳥取市、日南町、伯耆町で実施済みであり、今後も倉吉市、北栄町、南部町、八頭町で実施予定である。各学校に導入されたICT機器の操作スキルの向上が図られた。