○鳥取県では、全小中高、特別支援学校に司書教諭を配置し、全県立高等学校、特別支援学校に司書を配置するなど、学校図書館の環境は整いつつあるが、司書教諭、学校司書の経験の差や各学校の学校図書館活用状況の差が大きい。
○鳥取県の学校図書館では、読書活動の推進・普及は進んでいるが、学習支援や情報活用力育成の面では、十分に活かしきれていない面がある。
○学習指導要領の改訂に伴い、学校図書館とICTを活用した探究的な学習による情報活用力、課題解決能力など、21世紀型スキルの習得、アクティブ・ラーニングの実践などが求められている。
(1)学校図書館活用教育普及講座(継続)
主に小中学校の学校図書館関係者の資質能力向上を図る
講座名 | 内容等 | 開催 |
学校図書館活用教育普及講座 | 小、中、特別支援学校の司書教諭、学校司書、公共図書館職員を対象に学校図書館の授業活用の必要性等を研修。 | 東中西部3カ所で開催 |
(2)学校図書館司書研修会の実施(継続)
学校図書館活用教育を支える県立学校の学校司書等の能力向上を図る。
時期 | 年2回 |
内容 | 県立高等学校、特別支援学校の学校司書等を対象に先進事例研修。 |
(3)学校図書館支援員派遣事業の実施(継続)
学校図書館活用教育を支える小中学校等の図書館職員の能力向上を図る。
時期 | 随時 |
内容 | 小、中学校の司書教諭・学校司書等を対象に県内の各市町村に出向いて研修を行う。 |
(4)図書館で知る県民の日キャンペーン高校生クイズイベント
高校生に県民の日と図書館週間の周知と理解を進め、図書館利用を促し、社会への関心を高めるため学校図書館で高校生クイズを実施する。
時期 | 鳥取県民の日、秋の読書週間 |
内容 | 図書館資料を使っての鳥取県クイズを作成し、回答を求める。 |