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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

定時制通信制教育振興費

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教育委員会 高等学校課 学事担当  

電話番号:0857-26-7929  E-mail:koutougakkou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 596千円 2,384千円 2,980千円 0.3人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 889千円 2,384千円 3,273千円 0.3人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 1,035千円 2,384千円 3,419千円 0.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:889千円  (前年度予算額 1,035千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:596千円

事業内容

1 事業の概要

経済的に困窮しているため就業し家計を支えている生徒や、不登校などの悩みを抱えた生徒が在籍している定時制課程及び通信制課程の教育の振興を図る。

2 教科書等給付  要求額 315千円(前年度 454千円)

(1)事業内容

    定時制課程及び通信制課程に在学する生徒のうち、次の条件のいずれも満たす者に対して、教科書及び学習書の購入費を扶助する。
    ア 原則、90日以上勤務
    イ 授業料減免相当に該当する
    ○教科書とは・・・
    文部科学大臣の検定を経た教科用図書又は文部科学省が著作の名義を有する教科用図書を指す。
    ○学習書(通信教育用学習図書)とは・・・
    「適切な教科書が無い」などの特別な場合において使用を許可された図書を指す。
    (2)必要性
    ・働きながら努力をして勉強している者に対し、学校生活を継続させるためのひとつの施策として
    ・家計困窮のために働いている者や、親からの援助を受けることなく働きながら独立して生活している者への負担軽減として

    【30年度要求に係る変更点】
    職に就けない相当の理由のある者も新たに対象とする。
    ・疾病等により職に就くことができない者
    ・心身に障害がある者
    ・り災により経済的に就学が困難な者
    ・職に就く意思はあるが、職がなく求職中の者
    ・その他やむを得ない理由がある者
     例 生活保護世帯(高等学校等就学費のうち、教材代について受給要件に該当しない者に限る)、家族の看護

3 鳥取県高等学校定時制通信制教育振興会への補助 要求額 170千円(前年度 170千円)

鳥取県高等学校定時制通信制教育振興会に対して、活動費の一部を助成する。

4 県立学校通信教育指導員に係る報償費の支給  要求額 404千円(前年度 411千円)

面接指導(スクーリング)及び添削指導(レポート)に従事した通信添削指導員に対して、実績に応じて支給する。

5 関連事業(学校裁量予算で実施)

生徒が社会に出て自立できる力の育成(県立学校裁量予算学校独自事業)

6 事業効果

引きこもりやワーキングプア (働いても生活保護水準以下の収入しか得られないという働く貧困層)等が大きな社会問題となりつつある今日において、学校卒業後、こうした「社会に支えられなければならない」立場となりやすい傾向を持つ生徒が少なからず在籍している定時制通信制教育の振興を図り、「社会の中で自立できる人づくり、社会を支えることのできる人づくり」を行うことは、将来的に生活保護費の軽減や、社会不安増大の抑制につながる。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○定時制(教科書) 
平成26年度 延べ26人 一人あたり 8.0冊
平成27年度 延べ21人 一人あたり 7.8冊
平成28年度 延べ18人 一人あたり 6.8冊
○通信制(教科書)
平成26年度 延べ10人 一人あたり 7.5冊
平成27年度 延べ18人 一人あたり 7.0冊
平成28年度 延べ14人 一人あたり 6.9冊
○通信制(学習書)      
平成26年度 延べ10人 一人あたり 3.9冊
平成27年度 延べ16人 一人あたり 4.6冊
平成28年度 延べ14人 一人あたり 4.4冊

これまでの取組に対する評価

○経済・雇用状況が厳しい中、引き続き支援が必要。
減免要件を満たし、制度対象者と思われる生徒であっても、申請が面倒・添付書類の取得が難しい等の理由や90日以上の勤務実績という要件による縛りがあるため申請しない生徒があることから、手続の簡素化・申請要件の緩和の検討が必要。
(手続の簡素化については、H29.4より交付要領を改正し、対応済。)

財政課処理欄


 過去の実績を勘案し、金額を整理しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,035 0 0 0 0 0 0 0 1,035
要求額 889 0 0 0 0 0 0 0 889

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 596 0 0 0 0 0 0 0 596
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0