次の取組により、約25万点におよぶ収蔵資料を害虫やカビ類、有害物質などによる被害から守る。
(1)専門的非常勤職員「資料管理専門員」(1名)の配置
(2)防虫・防菌対策(安全に保管するための取組)
・真菌類モニタリング調査
・害虫侵入防止等の措置
・害虫菌類等モニタリング調査
(3)殺虫・殺菌対策(被害拡大防止の措置)
・害虫・カビ発生時の燻蒸の拡充(緊急燻蒸委託料の増額)
・害虫発生時の殺虫の実施(二酸化炭素処理等)
(4)空気環境測定及び対策の検討(空気中の酸等削減対策)
・収蔵庫内等のギ酸・酢酸・アンモニア等の濃度測定
・有害物質の発生源特定や対策検討
(5)防虫・防菌対策推進のための調査・検討等
・害虫防除・IPM関係講習会等への参加
・資料管理に関する調査と収蔵環境改善方法の検討