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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:図書館費
事業名:

図書館国際交流事業

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教育委員会 図書館 郷土資料課  

電話番号:0857-26-8155  E-mail:toshokan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 11,673千円 7,151千円 18,824千円 0.9人 2.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 11,673千円 6,356千円 18,029千円 0.8人 2.0人 0.0人
29年度当初予算額 11,214千円 7,153千円 18,367千円 0.9人 2.0人 0.0人

事業費

要求額:11,673千円  (前年度予算額 11,214千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:11,673千円

事業内容

1概要

鳥取県が進めている環日本海諸国との交流や、さらなるグローバル化にともなう幅広い国際交流や国際理解の促進を支援するために、環日本海交流室・国際交流ライブラリーの機能を生かし、広く海外情報を収集・提供することに努める。

     また、英語教育や国際理解教育の推進等、世界で活躍する人材育成につながる情報収集・提供に努める。

2現状及び問題点

<現状>
環日本海交流室を機能拡充し「国際交流ライブラリー」を開設したことにより、さまざまな外国語資料や海外に関する資料に興味関心を持つ利用者が増加した。しかし、来館したことのない県民や県内在住の外国人への周知啓発はまだまだ必要である。
<課題>
・外国人の利用促進及びそのための情報発信
・県内全域での利用促進及びそのための情報発信

3事業内容

(1)中国河北省図書館の招聘

・中国河北省図書館職員を招聘し、図書交換事業の内容見直しの協議を進め、交流を深める。

(2)図書交換事業
 図書交換等に関する協定を結んでいる韓国・中国・ロシアの図書館と資料、情報の交換を行い、交流を深める。(韓国・中国・ロシアへ各60冊送付)

(3)海外に関する資料収集整備・提供の促進
 ・特色ある資料収集等に努め、資料提供の向上、充実を図る。(図書500冊、雑誌30種、新聞9種等)

(4)海外に関する情報発信
 ・県民に広く海外諸国に関する情報を発信・提供することにより、海外諸国に親しんでもらうとともに、資料の活用促進を図る。
 ・講演会を開催し、県民の国際交流の理解に寄与する。

(5)語学・歴史・文化等学習支援事業
 ・県民の海外諸国(地域)との交流や異文化理解を支援する。
 ・館内で定期的に翻訳絵本の読み聞かせを実施し、一般県民が外国の言語や文化に親しむ機会を提供する。
 ・県内で国際交流を実施している小学校に対して、翻訳絵本の読み聞かせを実施し、直に外国語に接する機会を提供する。
 ・翻訳絵本の活用を推進し、インターネットを活用した情報発信を行う。

4所要経費内訳

事業内容
所要経費

(千円)

中国河北省図書館との交流
(478)

891

図書交換事業

(韓国・中国・ロシアの図書館との交流)

(1,012)

1,012

海外に関する資料の収集整備・提供の促進
(3,551)

3,446

海外に関する情報発信

(国際交流ライブラリー講演会等の開催他)

(550)

598

語学・歴史・文化等学習支援事業

(県民の海外地域との交流や異文化理解の支援)

(74)

74

環日本海交流室担当職員の配置(2名)
(5,549)

5,652

  合計
(11,214)

11,673

5期待される効果

 ・県内中、西部の図書館や学校を通じた利用促進
 ・県内在住外国人のネットワークを活用した情報発信による利用促進
 ・変動する社会や利用者ニーズを反映させた図書交換

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
○図書館機能の充実
 『県民に役立ち地域に貢献する図書館』を目指し、「仕事と生活に役立つ図書館」「人の成長・学びを支える図書館」「地域文化を育む図書館」としての機能を充実します。

<取組状況>
平成7年4月:環日本海交流室開室(連続講座開始)
平成7年7月:ロシア沿海地方国立ゴーリキー図書館、沿海地方政府児童図書館と図書交換に関する協定締結
平成8年6月:中国河北省図書館と図書交換に関する協定締結
平成9年6月:韓国江原道春川市立図書館と図書交換に関する協定締結
平成11年:県内の図書館への貸出開始(その後、学校・大学等へも貸出開始)
平成13年:翻訳絵本の読み聞かせ開始
平成15年:河北省図書館職員(4名)が鳥取県立図書館を視察訪問、協定(修正)締結
平成16年:韓国図書館(春川市立図書館、韓国国立中央図書館、果川市情報科学図書館)IT化視察の訪問と図書館間交流(4名)
平成25年6月:「外国語で楽しむえほんのじかん」開始
平成26年8月:「国際交流ライブラリー」開設
平成27年8月:環日本海交流室開室20周年。国際交流ライブラリー開設1周年記念シンポジウム開催
平成28年8月:ロシア沿海地方との友好交流25周年記念事業の一環としてロシア沿海地方国立ゴーリキー図書館、沿海地方政府児童図書館を訪問
平成29年10月:鳥取県立図書館職員(4名)が河北省図書館を視察訪問、協定修正の協議

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・鳥取県から近く、歴史的に結びつきが深い環日本海諸国を中心に、海外諸国の歴史、文化等に関する様々なテーマの講座、講演会、「翻訳絵本の読み聞かせ」等による異文化理解の促進に努力している。

・また左記三館と相互協定を結び、毎年の図書交換、随時の相互訪
問等を通じて交流を重ねてきた。環日本海定期貨客船航路の開設などにより今後当該諸国と鳥取県ひいては日本との経済的関係は一層強まるものと考えられ、当館の事業においても歴史、文化の範囲に止まらず、より今日的なテーマも取りあげる必要があり、ある程度定期的に相互訪問しながら協議し修正していくことが求められる。

・「翻訳絵本の読み聞かせ」に活用できる資料やいわゆる英語多読図書を含む語学学習資料等をリスト化し、ホームページでの情報発信に努めた。

<改善点>
・講演会を関係機関や市町村立図書館と共催し、市町村が配置している交流推進員の参加を企画している。中、西部の図書館で開催することで、地元図書館を通じた利用促進に結びつけている。

・新たに「国際交流ライブラリー」を開設し、外国に関する図書や雑誌等新しい情報を目につきやすいように配架することにより、外国の資料に関心を持つ一般利用者が増えてきた。今後、英語の多読図書等、利用者のニーズを汲み取りながら資料収集を行っていき、さらなる利用促進に努めたい。

・河北省図書館と相互訪問し、それぞれ現地で図書館事情、電算化、産業資料等の調査研究を行い、両館の発展に寄与するとともに、相互理解と友好を深めていきたい。

工程表との関連

関連する政策内容

施策1−(3) 生涯学習の環境整備と活動支援

関連する政策目標

(5)図書館機能の充実


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 11,214 0 0 0 0 0 0 19 11,195
要求額 11,673 0 0 0 0 0 0 14 11,659

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 11,673 0 0 0 0 0 0 14 11,659
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0