（１）【継続】発掘調査42,309千円（40,758千円）
調査対象
松尾頭10区（調査面積800m２）
調査目的
新たに確認された墳丘墓の築造過程及び埋葬施設の構造等の解明、竪穴住居等集落遺構の分布状況及び時期、性格の把握。
ア．発掘調査支援委託
発掘調査を安全かつ効率的に実施するため、発掘調査支援（発掘作業労務管理、遺構測量及び図化等）を委託。
イ．発掘調査地立木伐採・撤去委託
発掘調査対象地の立木伐採、撤去。
ウ．自然科学分析委託
炭化物や微化石を分析し、遺構・遺物の年代、当時の古環境を明らかにするために自然科学分析を実施。
エ．鉄器保存処理委託
墳丘墓埋葬施設や竪穴住居等から出土する鉄器を適切に保存し、展示などに活用するために、保存処理を実施。
オ．出土品整理作業
松尾頭10区の発掘調査成果をまとめた発掘調査報告書を刊行するため、出土遺物・図面等の整理作業、報告書編集の補助作業を実施。
※国庫1/2、一部単県
（２）【継続】とっとり弥生の王国調査整備活用委員会（調査研究部会）の開催等1,520千円（1,341千円）
ア．とっとり弥生の王国調査整備活用委員会（調査研究部会・妻木晩田遺跡担当）
上記委員会のうち、史跡妻木晩田遺跡の発掘調査及び研究の方法、計画に関する事項を検討する「調査研究部会（妻木晩田遺跡担当）」（委員５名）を開催。
〈開催回数〉
・委員全体会１回（全委員出席・協議、隔年開催）
・調査研究部会２回
イ．調査研究現地指導
検出された遺構、遺物の研究方法及び評価について現地で指導、助言を得る。
※国庫1/2
（３）【継続】発掘調査研究年報刊行879千円（595千円）
松尾頭10区の発掘調査概要(平成30年度調査)及び考古学・自然科学による研究成果を発掘調査研究年報として刊行し、最新の調査研究情報を発信。
※国庫1/2、一部単県
（４）その他（連絡調整事務等）575千円（648千円）
発掘調査に伴う文化庁等連絡調整事務など。
※国庫1/2、一部単県