現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 教育委員会の特別支援学校早朝子ども教室事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育振興費
事業名:

特別支援学校早朝子ども教室事業

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教育委員会 特別支援教育課 総務担当  

電話番号:0857-26-7924  E-mail:tokubetusienkyouiku@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 1,624千円 3,973千円 5,597千円 0.5人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 2,856千円 3,973千円 6,829千円 0.5人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 2,885千円 3,974千円 6,859千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,856千円  (前年度予算額 2,885千円)  財源:国1/3 

一般事業査定:計上   計上額:1,624千円

事業内容

1 事業概要

学校受入時刻(9時前)までの早朝時間帯の子ども達の居場所を地域住民や保護者OB等からなる学校支援ボランティアにより整備し、保護者の負担軽減や児童生徒の活動支援を行う。(子育て支援と共生社会の実現)

2 取組校の生徒数

学校名
学部
全児童・生徒数
(H29.5.1現在)
利用生徒数
(H29申込者)
うち保護者送迎による利用者
鳥取養護
小学部
21名
1名
3名
中学部
18名
4名
高等部
24名
2名
63名
7名
倉吉養護
小学部
35名
5名
7名
中学部
38名
1名
高等部
57名
1名
130名
7名
米子養護
小学部
46名
2名
2名
中学部
33名
0名
高等部
71名
0名
150名
2名

    ※対象生徒数(見込み)は各校での実態把握(保護者の勤務状況等)によるもの。

3 特別支援学校の現状

○特別支援学校の場合、児童生徒の登校と同時に教員が指導にあたることから、朝の職員会議等の時間を設定するために、学校受入時刻を9時前としている。
○早い時間帯での登校受入れについて、保護者からの強い要望があり、平成26年度からモデル的に鳥取養護学校、倉吉養護学校で、平成28年度から米子養護学校で早朝子ども教室を実施した。
○広域からの通学であるため、地域の繋がりを深めることが難しい。
○地域の学校と異なり、県立特別支援学校の児童生徒の受入時刻は概ね9時前であり、保護者が勤務するにあたって時間制限が生じ、職に就きにくい状況がある。

4 成果

○就労している保護者が増加しており、通学に係る保護者負担の軽減に繋がった。
○大学生や地域の方のボランティアと関わることによりコミュニケーション能力が育ち、社会性が広がった。
○児童生徒の実態に応じた活動を行うことで、始業時間までにしっかりと覚醒できた。
○学校生活への期待感を持って、一日のスタートを切ることに繋がっている。

5 事業の内容

平成26年度から鳥取養護学校と倉吉養護学校で、平成28年度からは県立米子養護学校を加え、現在は3校で実施ている。
(1)早朝対応
(鳥取養護学校、倉吉養護学校、県立米子養護学校)
 学校受入時刻までの早朝の時間帯、早く登校した児童生徒を学校内の教室に居場所をつくり、自立活動等(読み聞かせ、朝読書支援、見守り等)の支援をする。
○実施場所       学校内の教室(生活訓練室等)
○早朝対応生徒数   5名程度
○受入時刻       登校時刻〜学校受入時刻
○受入体制       ボランティア3〜5名体制
○事業の実施方法
 ・学校やボランティアと調整するコーディネーターを配置
 ・介助者は地域、保護者、学生、学校関係者のボランティア等
(2)学校支援ボランティア等の研修会
  実施回数:年2回開催(4月、10月予定)
  目的:ボランティアの心構えや活動内容、特別支援の学習内容等について研修する。

6 要求額

2,856千円(2,885千円)
(単位:千円)
区分
要求額
内容
早朝教室
鳥取養護学校
1,100
(1,116)
コーディネーター、ボランティア謝金等
倉吉養護学校
1,014
(866)
米子養護学校
647
(808)
研修会
95
(95)
外部講師謝金、旅費等
2,856
(2,885)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成26年度から、モデル的に鳥取養護学校と倉吉養護学校で、地域住民や保護者OB等からなる学校支援ボランティアにより、早朝時間帯の子ども達の居場所を作り、保護者の負担軽減や児童生徒の活動支援を実施した。
・平成28年度からは、新たに米子養護学校を加えた3校で実施している。

これまでの取組に対する評価

・早朝から学校で生活することによって、授業へ自然と入り込めるようになった。
・ボランティアと関わりによりコミュニケーション能力が育ち、社会性が広がった。
・保護者の負担が軽減された。
・地域の方々への障がいへの理解が深まった。
・地域と継続的な繋がりができた。
・子どもたちの好きな活動や読み聞かせを行うことで、子どもたちが学校生活への期待感が持てるようになった。

財政課処理欄


 過去の実績を勘案し、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,885 960 0 0 0 0 0 0 1,925
要求額 2,856 950 0 0 0 0 0 0 1,906

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,624 540 0 0 0 0 0 0 1,084
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0