現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 教育委員会の倉吉農業高等学校演習林活用事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育財産管理費
事業名:

倉吉農業高等学校演習林活用事業

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教育委員会 高等学校課 指導担当  

電話番号:0857-26-7517  E-mail:koutougakkou@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 1,175千円 2,384千円 3,559千円 0.3人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 1,259千円 2,384千円 3,643千円 0.3人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 10,092千円 1,590千円 11,682千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,259千円  (前年度予算額 10,092千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:1,175千円

事業内容

1 事業概要

手入が十分できていなかった倉吉農業高等学校の演習林(約110ヘクタール)について、計画的に間伐等の整備を行うとともに、学校教育活動のみならず広く「県民の森」として利活用促進をおこなう。

2 事業内容

(1)演習林の次期経営計画の策定

    演習林のうち、スギ林を中心に約32ヘクタールの第1期森林計画部分については、平成29年度に間伐整備を終了する予定である。平成30年度は、平成31年度から平成34年度までの4年間の森林経営計画を作成するとともに間伐整備後の利活用を図りながら、さらなる促進の検討をおこなう。

    (2)演習林活用事業  
     第1期森林経営計画を平成26年度から平成29年度に実施し、間伐整備を終了した部分から順次、演習林の教育的活用、地域住民や県民を対象とした利用について事業化し、社会教育の場としても利活用をおこなってきた。今後も林業教育の場として機能の充実を図りながら、社会教育においても積極的な利活用を進め、ひいては林内の希少動植物の保護や森林の保全を図ることで、地域貢献としての取組をおこなう。

3 整備・利活用スケジュール

H26
H27
H28
H29
H30
H31
H32
H33
H34
間伐整備
第1期間事業(四年間)
検討
第2期間事業(四年間)
森林活用
検討
間伐採部分から活用

演習林を整備し、学校だけでなく、県民活用に向けて広げることにより、全国植樹祭等で培ってきた本県のグリーンウェイブの取組の一環として森林の保全や林業の振興、環境教育などについて県民とともに考えるきっかけとなる。また、効率的な県有地利活用につなげることができる。

4 要求額

1,259千円(前年度10,092千円)
事業名
内容
予算
(前年)
倉吉農業高等学校演習林活用事業1 演習林活用検討事業
次期森林経営計画と地域と連携した今後の演習林の有効活用を進めるための検討策について検討する
2 森林保護と演習林活用研究事業
生徒の専門知識と技術の探究を図り、問題解決能力や創造的な学習態度を育成する
3 木づかいの魅力発見事業
有識者を講師で招き、専門的見地から山林の魅力について学ぶ
4 演習林生態調査事業
県条例の保護動植物について学習し、調査・観察する
5 森林の鳥獣害対策事業
森林の鳥獣害対策として、ジビエによる肉加工食品の開発をおこなう
6 森林活用事業
森林保有企業と連携しながら森林保護活動をおこなう
7 観光資源発掘事業
有識者を講師で招き、観光資源としての樹木の利活用についての学習を深める
8 演習林の間伐整備
第1期間整備としてH26〜H29実施
(0)
17




(0)
1,086




(0)
0



(462)
28


(16)
16



(0)
0


(112)
112



(9,502)
0
(10,092)
1,259

5 演習林の経緯等

(1)演習林の経緯
年月
概要
大正5年6月演習林の設定
大正7年植林の開始
昭和25年水源涵養保安林に指定
昭和53年〜55年道栗祖線、北栗祖線竣工
平成18年〜24年地域小学生との交流(山の学校)実施
平成18年〜24年ウラン残土処理レンガ工場設置場所として、0.48ヘクタールを日本原子力研究開発機構に一部貸付
平成24年7月〜(5年間)レンガ工場跡地を含む1ヘクタールを、人形峠環境技術センター安全等連絡協議会が「とっとり共生の森」として活用
平成26年倉吉農業高等学校演習林活用策検討会開催
(5回開催、うち3回は専門部会)
平成26年10月〜演習林の間伐整備は施工に至らず
演習林活用事業開始
平成27年平成26年度、27年度演習林間伐予定地間伐整備着工
演習林活用事業継続実施
平成28年平成28年度演習林間伐予定地間伐整備着工
演習林活用事業継続実施
平成29年平成28年度演習林間伐予定地繰越し部分整備終了
平成29年度演習林間伐予定地間伐整備着工
演習林活用事業継続実施

(2)事業の背景
 倉吉農業高等学校が、平成27年に創立130周年を迎えるに当たり、同校の同窓生等から演習林の有効的な活用策について検討を求められ、平成26年度倉吉農業高等学校演習林活用策検討会を5回にわたり実施し、演習林の活用策を検討し、活用策を倉吉農業高校に提示した。演習林間伐整備と平行し、平成26年10月から活用事業がはじまり、生徒だけでなく、地域住民や広く県民に向けた演習林の有効的な活用事業への持続的発展を目指している。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
・平成26年度倉吉農業高等学校演習林活用策検討会を5回開催。
・検討会で議論した利活用策を協議・精選し、事業計画を策定中。
・演習林のうち、スギ林を中心に約32ヘクタール部分について、森林経営計画を作成し、間伐等の整備を進めており、平成29年度までに経営計画区域内の間伐整備をおこなう予定としている。

これまでの取組に対する評価

・演習林活用策検討会の中で、学校教育活動のみならず、広く「県民の森」としての利活用策のアイデアが出され、活用計画をまとめた。
・平成26年度以降、間伐整備と並行し、演習林活用計画に基づく活用事業を実施している。平成27年度及び平成28年度については、学校教育だけでなく、地域住民や広く県民に向けた事業として活用内容を拡充することで県有財産としての有効的な利活用を進めている。

財政課処理欄


 演習林活用検討事業についてはゼロとします。今後は第1期森林計画において整備した演習林の活用にシフトしてください。
備品については金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 10,092 3,665 0 0 0 0 3,938 0 2,489
要求額 1,259 0 0 0 0 0 0 0 1,259

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 1,175 0 0 0 0 0 0 0 1,175
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0