1 事業内容
児童生徒の基本情報、出欠状況、成績情報、保健情報等の管理や、時間割作成、時数管理等、市町村立学校における校務処理を円滑に行い、教職員の業務効率を向上させることにより、児童生徒に向き合う時間の拡大、指導内容の充実、教員の負担軽減等を目的として県内市町村の共同調達により導入した校務支援システムの運用を行う。
2 システム概要
<機能>
【教務処理機能】
・児童生徒の基本情報の管理(名簿作成)
・出欠や欠課の管理(出席簿)
・成績の管理や処理(成績処理、通知表作成等)
・教育課程管理や指導要録作成等の教務処理(時間割・週案作成、時数管理等)
・保健情報の管理(健康診断データ等)
【グループウェア機能】
設定により校内や自治体内及び自治体をまたいだ学校間等で情報を共有。
・スケジュール機能
・掲示板機能(校内・校外での連絡事項やお知らせ掲載)
・文書回覧(校内の申請・決裁文書、教委からの配布・回覧文書)
・ファイル管理(校内・校外で利用する書類を一括管理)
・施設予約(施設・備品の予約)
・アンケート
<導入効果>
○情報の共有、活用による教育の質の向上
複数の教職員が情報を入力・共有することで、児童生徒の情報を組織的に把握し、よりきめ細やかな教育に寄与
○校務処理の負担を軽減
システム化することで、準備や確認の時間が大幅に減少
<共同化のメリット>
○導入コストの削減
スケールメリットが期待
○県費負担教職員の負担軽減
広域的に同じシステムを導入すれば、人事異動後の学校において業務をスムーズに処理することが可能
3 導入状況
H29年11月〜 システム構築開始
H30年4月〜 本格稼働(契約期間:5年間)
4 要求額
68,133千円(H29年度当初債務負担行為設定済)