現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 教育委員会の(臨)第11次郷土視覚定点資料収集事業 
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:社会教育費 目:博物館費
事業名:

(臨)第11次郷土視覚定点資料収集事業 

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教育委員会 博物館 人文担当  

電話番号:0857-26-8044  E-mail:hakubutsukan@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 7,141千円 795千円 7,936千円 0.1人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 7,141千円 795千円 7,936千円 0.1人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,141千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:473千円

事業内容

1 事業概要

(1)郷土の変化を視覚的かつ的確に理解するため、5年ごとに同一地点(地上・航空定点)の写真撮影を行い、その写真を歴史資料として収集・保存する。本事業は「明治100年記念」として、昭和43年に開始。今回第11次で、50周年目にあたる。


     ※本事業は、内閣官房が都道府県に照会した「明治150年」関連施策のうち、鳥取県が行う事業のひとつとしてエントリーされている。

    (2)市町村教育委員会と共同で実施し、航空写真の撮影を県立博物館、地上写真の撮影を市町村教育委員会が行う。


    (3)撮影したデジタル画像・フィルムは県立博物館で永久保存し、デジタル画像は県立博物館ホームページ上で公開する。
    ※これまで撮影した1〜10次の地上・航空写真は、県立博物館ホームページ「鳥取県内の定点写真」コンテンツで閲覧が可能となっている。

2 目的・効果等

(1)目的
・県民生活のアーカイブ化
鳥取県内の景観の変化、県土や県民の生活の歩みを写真で永久的に記録し保存する。開発が進む都市部だけでなく、人口減が進む中山間地域の人々の生活を記録することで、鳥取県の今を保存していく。

(2)効果
・過去50年間で収集した写真は「文化財」
50年前から収集している地上・航空定点写真は、すでに「文化財」としての価値を有し、なおかつ本事業を継続することで、既存資料の価値が一層増大する。

・全国で唯一の取り組み
本事業のように50年にわたって都道府県を単位として、県・市町村が協力して航空写真、地上写真を継続的に収集しているのは本県のみであり全国唯一の取り組みである。

・グーグルの航空写真等とは目的が異なる
グーグル等が提供する航空写真、ストリートビュー等は、資料として記録保存することを目的としていないため、資料収集として撮影を行う本事業とは本来的に目的が異なっている。

(3)活用方法
・県立博物館において写真プリントの閲覧を行うほか、ホームページ上で公開し、広く県民の利用に供する。今回撮影分は、平成31年度に公開する予定。

・本事業で収集した定点写真は、学校、公民館等で移動博物館で展示する。

・県(河川、産業廃棄物の現状確認)、国土交通省(豪雪時の渋滞緩和対策)、鳥取大学(砂丘地・海岸線の変化)、市町村(史誌編纂)など、調査・研究で広く活用されている。

・老人ホーム等において回想療法の素材として利用されるなど、新しい利用方法も広がっている。

3 事業内容及び要求額

(1)航空定点デジタル写真(デジタル)の撮影委託
 ・内容 : 航空写真の撮影を業者に委託
 ・担当 : 県立博物館
 ・撮影地点 : 県内13コース、262地点

 ※1〜10次はフィルムによる撮影であったが、11次からはデジタルによる撮影となる。

(2)地上定点写真(デジタル・フィルム)の撮影
 ・内容 : 地上定点箇所に出向き撮影を実施
 ・担当 : 市町村教育委員会
 ・撮影地点 : 約1,300地点

(3)フィルムの現像・整理・保管
 ・内容 : 市町村教育委員会が撮影した地上定点写真の現像・焼き付けを行い、整理し、保管する。整理のためのアルバイトを雇用する(30人役)。また、ホームページに掲載するための準備作業を行う(掲載は平成31年度に行う)
 ・担当 : 県立博物館
単位は千円
業務概要
要求額
具体的な内容
航空定点写真の撮影
(8,715)
6,668
・航空デジタル写真撮影委託費   5,994千円

写真パネル制作委託          674千円

地上定点写真の整理・保管
(374)
473
・各市町村教育委員会が撮影した約1,300枚の地上定点写真の整理アルバイト(30人役) 214千円

・写真の現像・焼き付け、地形図・整理用品の購入、通信運搬費等 259千円

(9,089)
 7,141
           ※( )内は平成25年度当初予算額


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

本事業は昭和43年度から5年おきに行っており、今回で11次目。前回は平成25年度に行った。

これまでの取組に対する評価

本事業のこれまで成果は、当館ホームページで「鳥取県内の定点写真」として公開している。そのほか、移動博物館等で県内で展示している。

工程表との関連

関連する政策内容

1社会全体で学び続ける環境づくり (3)生涯学習の環境整備と活動支援

関連する政策目標

6博物館機能の充実


財政課処理欄


 航空定点デジタル写真撮影については、国土地理院のホームページでも提供されており、代用可能と考えますのでゼロとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 7,141 0 0 0 0 0 0 0 7,141

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 473 0 0 0 0 0 0 0 473
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0