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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:衛生環境研究所費
事業名:

湖山池の汚濁機構解明

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生活環境部 衛生環境研究所 水環境対策チーム  

電話番号:0858-35-5417  E-mail:eiseikenkyu@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 2,250千円 7,945千円 10,195千円 1.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 2,250千円 7,945千円 10,195千円 1.0人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 1,988千円 7,948千円 9,936千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,250千円  (前年度予算額 1,988千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:2,250千円

事業内容

概要

湖山池の水質汚濁の要因を分析し、汚濁機構原因の究明を目指すとともに、本湖で問題となっている有害プランクトンの増殖特性の把握を目指す。これらを通して、「湖山池将来ビジョン」の達成に向けた今後の湖沼管理に関する施策に資する。

事業の背景・必要性

○水質の環境基準は未達成の状況であり、汚濁原因の究明に取り組む必要がある。

    ○有害プランクトンの発生が問題となっており、対策を講じるために、その増殖特性の把握が求められている。

効果

水質浄化施策の検討材料となり、「湖山池将来ビジョン」の目指す姿である、「良好な水質」の達成に資する。

事業費内訳

単位(千円)
内訳
内容
要求額
普通旅費研究打ち合わせのための旅費等
100
需用費調査や実験に用いる資材・消耗品、分析試薬等
655
役務費ANAデスク
60
使用料・賃借料調査船の傭船料・ソフトウェア保守
1,435
合計
2,250

事業内容

単位(千円)
年度
事業内容
事業費
H28
○水質モニタリング(DO、塩分等)
○底泥の溶出試験
○赤潮モニタリング(検鏡、遺伝子同定)
○カラスガイ再生産技術の確立
○淡水ビオトープ造成のための水質把握
○長期生物モニタリング
2,565
H29
○水質モニタリング(DO、塩分等)
○底泥の溶出試験
○底泥の酸素消費速度試験
○水質汚濁の要因分析
○赤潮モニタリング(検鏡、遺伝子同定)
○有害プランクトンの増殖特性の検討
1,988
H30
○水質モニタリング(DO、塩分等)
○内部負荷算定
○外部負荷算定
○水質汚濁の要因分析
○赤潮モニタリング(検鏡、遺伝子同定)
○有害プランクトンの増殖特性の解明
2,250

共同研究機関

鳥取県栽培漁業センター、北里大学、瀬戸内水産研究所、中央水産研究所

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

■水質等モニタリング
再汽水化に伴い湖内環境の変化が生じていることを確認した。
○塩分躍層形成によるで貧酸素化の長期化
○植物プランクトンの種組成の変化(アオコ形成種から赤潮形成種へ)
○底質環境は沖合の底質で硫化物の増加が見られた。

■内部負荷要因の検討
汚濁要因の1つである内部負荷に対して、酸素消費、窒素溶出は水温の影響が大きく、リン溶出は貧酸素下で大きいことがわかった(その他の環境因子についても影響があるか検証中)。

■有害プランクトンの現地モニタリング
現地調査により、有害プランクトンの年間の消長の傾向が把握できた。

■有害プランクトンの増殖特性
水温と塩分別の増殖速度について、概ねの傾向は把握することができた。

これまでの取組に対する評価

■取り組み成果の公表・発表
○水質調査結果を提供し、塩分管理や湖内環境把握のための基礎資料となった。今後も湖内環境変化が予想されることからモニタリングを行う必要がある。

○内部負荷が増加する要因は把握できた。
内部負荷の水質汚濁への寄与度を把握するため実際の負荷量を算定する必要がある。

○有害プランクトンの増殖特性は概ねの傾向は把握できた。
今後は、実際の湖山池の塩分管理範囲内での詳細な増殖条件を把握する必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

環境の保全・再生と活用に関する調査研究

関連する政策目標

湖沼の水質浄化や環境の保全・再生に関する研究の実施


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,988 0 0 0 0 0 0 0 1,988
要求額 2,250 0 0 0 0 0 0 0 2,250

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 2,250 0 0 0 0 0 0 0 2,250
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0