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平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

新たなステージへ!地域ぐるみの環境実践振興事業

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生活環境部 環境立県推進課 環境イニシアティブ担当  

電話番号:0857-26-7876  E-mail:kankyourikken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 10,941千円 15,890千円 26,831千円 2.0人 0.0人 0.0人
30年度当初予算要求額 11,931千円 15,890千円 27,821千円 2.0人 0.0人 0.0人
29年度当初予算額 14,062千円 15,896千円 29,958千円 2.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,931千円  (前年度予算額 14,062千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:10,941千円

事業内容

1 背景

〇国際的な温暖化対策の枠組み「パリ協定」が平成28年11月に発効するなど、深刻化する地球温暖化への対策は世界中が取り組むべき重要な課題となっており、わが国でも、2030年に温室効果ガスの26パーセント削減(2013年比)を目指した取組が、「COOL CHOICE」を合言葉として進められている。

    〇本県は、使用済み割り箸やペットボトルのキャップのリサイクル運動など、全国でも先進的な活動が行われてきた、環境への関心が高い地域である。こうした地域性を活かしながら、全県挙げ地球温暖化対策を盛り上げていくため、平成29年度から「地域ぐるみの環境実践」の県民運動を展開している。

    2年目となる平成30年度は、地域ぐるみの環境実践の活動をさらに広げていくとともに、県民運動の統一ロゴや月ごとの共通実践テーマの提案などにより、県民の皆さんがより一体感を持って環境実践に取り組む運動への発展を目指す。

2 事業内容 (1)県民運動の盛り上げ

〇とっとり環境推進県民会議 <継続>
【要求額:456千円】
       県民、住民団体、事業者、マスコミ等の各代表に参画頂き、環境イニシアティブ推進のための取り組みについて企画立案するとともに、環境実践の県民運動に繋げる。

    〇県民総参加による環境実践PR事業
      〜一体感のある県民運動の展開〜新規・見直し>
【要求額:3,750千円】
       さまざまな分野の環境活動が、地域のみんなで取り組む「一体感のある県民運動」として実感してもらえるよう、県民運動を象徴する統一ロゴによる啓発を行うとともに、月ごとに重点テーマを決めて県民みんなが取り組む共通の環境実践を呼びかける。
       また、環境実践のきっかけづくりのため、エコ宣言を引き続き募集するとともに、メディアを通じた取組事例の紹介などにより県民運動をPRする。

    〇大山環境フェスタ(仮称) <新規>
【要求額:5,000千円】
       様々な分野で活動している環境団体や県民が、開山1300年を迎える国立公園大山など雄大な自然の中で、地球温暖化防止対策や自然共生などについて学び、地域での実践につなげていくイベントを実施し、一体感のある県民運動を盛り上げる。
       ※環境保全促進助成事業を活用予定

    〇とっとり環境杯〜低炭素杯鳥取県大会〜 <継続>
【要求額:392千円】
       家庭や地域で実践できる地球温暖化対策の取組を募集し、公開プレゼンテーションの上、優秀者を表彰。優秀な事例を環境イベント等で発表し、県内での波及を図る。

    実践・参加!!エコ活動への支援 <継続>
【要求額:500千円】
       地域や団体の環境実践のきっかけづくりや、他の模範となる環境活動の支援を行う。
      環境保全活動支援
      (鳥取県環境保全活動支援補助金)
      地域の先進的で他の模範となる環境保全活動を支援
      ・補助率10/10 限度額100千円(予算額1,000千円(別事業で要求))

      例)県内の環境イベントや学習会の開催経費や出展費用

      環境活動活性化
      (私たちのエコ活動推進補助金)
      環境に関する取組み等を行う団体で、自らの団体の活性化につながる活動を支援

      ・補助率 1/2 限度額50千円(予算額 500千円)
      例)実践団体等の活動PRチラシやポスターの作成費、展示物の作成経費

      環境学習推進
      (私たちのエコ活動推進補助金)
      環境に目を向けるきっかけづくりや、更に深く知る機会として、環境学習、セミナー、催事等に参加する活動を支援

      ・補助率 1/2 限度額50千円(予算額 500千円)
      例)視察や学習会へのバス借上げ費用や入館料等

    【廃止】とっとり環境まつり事業

(2)鳥取県ならではの環境実践

〇星取県を活用した環境啓発事業 <拡充・新規
<星取県民の日流星プロジェクト(若手TF提案)>
【要求額:200千円】
       県庁若手職員タスクフォースが企画・実施した「流星プロジェクト」を30年度も鳥取商工会議所青年部と連携して実施し、ライトダウンして星空を楽しむ取組の定着を図る。

    <環境教育向けプラネタリウム番組作成(若手TF提案)>
       小学生向けに鳥取の星空を楽しみながら環境問題を考えるプラネタリウム番組を作成(環境教育推進事業で要求(2,000千円))

    <県内若者による星空大調査プロジェクト>
【要求額:200千円】
       星空の見え方を高校・大学生に調査・報告してもらい、県内各地の星空の状況をまとめるとともに、本県の素晴らしい自然環境への関心を高める。(星取推進会議での提案)

    ○鍋でウォームシェアコンテスト <新規・若手TF提案>
【要求額:950千円】
       エネルギー消費が最も高くなる冬季の省エネの普及啓発として、「鍋」に着目したコンテストを県内飲食店と連携して開催し、県民に楽しみながらウォームシェアに取り組んでもらう。

    家庭の省エネ診断 ビフォー/アフター <新規>
【要求額390千円】
       省エネに熱心に取り組んでいるのになかなか成果の出ない家庭を募集し、専門的な省エネ診断・アドバイスを実施。その結果を周知し、家庭での省エネの取組の参考としていただく。

    〇省エネソングによるPR <継続>
【要求額93千円】
       平成28年度の高校生議会で提案があり製作した当地アイドル・チェリップが歌う省エネソングを活用して、県民運動を盛り上げる。

    【廃止】2台目冷蔵庫もうケッコーですキャンペーン

    【廃止】環境実践キャンペーン(春〜夏)

    【廃止】おうちで『節電』がんばろうキャンペーン

3 事業一覧

(単位:千円)
事業名 ※カッコ内は前年度事業名
要求額(前年度予算額)
とっとり環境推進県民会議
456 (726)
県民総参加による環境実践PR事業
(みんなのエコ宣言PR事業)
3,750 (4,115)
大山環境フェスタ
5,000 (-)
とっとり環境杯
(地球温暖化対策優良事例コンテスト)
392 (392)
実践・参加!!エコ活動への支援
(とっとり環境推進県民運動補助金)
500 (1,000)
とっとり環境まつり事業
- (4,891)
星取県民の日流星プロジェクト
200 (-)
環境教育向けプラネタリウム番組作成
- (-)
県内若者による星空大調査プロジェクト
200 (-)
鍋でウォームシェアコンテスト
950 (-)
2台目冷蔵庫もうケッコーですキャンペーン
2台目冷蔵庫さよなら事業)
- (1,330)
家庭の省エネ診断 ビフォー/アフター
390 (-)
省エネソングによるPR
93 (588)
環境実践キャンペーン
- (540)
おうちで『節電』がんばろうキャンペーン
- (480)
合計
11,931 (14,062)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


・地域ぐるみの環境実践を展開ための中核として、平成28年12月に県民・住民団体・事業者・行政等の参画による「とっとり環境推進県民会議」を設立。

・「とっとり環境推進県民会議」で、県民運動の初年度の取組を議論いただき推進体制を整えるとともに、取組の始まりを広くアピールし運動を盛り上げるためキックオフイベントを平成29年3月に開催。

・エコ宣言の募集やエコ活動の支援、省エネのキャンペーン等のほか、「星取県」ライトダウンキャンペーン等の鳥取県ならではの新たな要素も取り込みながら地域ぐるみの環境実践活動を展開。

これまでの取組に対する評価


・明かりを落とし美しい星空を楽しむことを呼びかける「星取県」ライトダウンキャンペーン、みんなのエコ宣言や2台目冷蔵庫もうケッコーですキャンペーンなど、鳥取県らしい省エネの取組を展開できた。

・とっとり環境杯に11団体がエントリーし先進的な活動をアピールしたり、エコ宣言の登録(10月末段階で約3千2百件)による身近な実践や、個人や地域での活動が広がった。

・様々な地域、分野での環境実践を引き続き進めていく一方、「地域ぐるみの環境実践」を県民みんなで盛り上げようという機運を更に高めるため、より一体感のある運動に発展させていくことが重要。

工程表との関連

関連する政策内容

NPOや地域・企業などと連携・協働した環境実践の展開

関連する政策目標


財政課処理欄


 ビフォーアフターについては、効果が限定的と考えられます。
ウォームシェアについては、目的と手段とが一致していないと考えます。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 14,062 0 0 0 0 0 0 0 14,062
要求額 11,931 0 0 0 0 0 0 2,000 9,931

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 10,941 0 0 0 0 0 0 2,000 8,941
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0