事業名:
山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館運営費
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生活環境部 山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館 研究担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
30年度当初予算額 |
22,958千円 |
7,151千円 |
30,109千円 |
0.9人 |
1.0人 |
0.0人 |
30年度当初予算要求額 |
28,577千円 |
7,151千円 |
35,728千円 |
0.9人 |
1.0人 |
0.0人 |
29年度当初予算額 |
23,043千円 |
7,153千円 |
30,196千円 |
0.9人 |
1.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:28,577千円 (前年度予算額 23,043千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:22,826千円
事業内容
1 事業概要
山陰海岸ユネスコ世界ジオパークの拠点施設である『山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館』を管理運営するため、必要な職員の配置と施設の維持管理等を行う。
2 事業の内容
(1)職員の配置
正職員 6人、非常勤職員 6人
(2)施設設備の維持管理等
(単位 千円)
| 業務名 | 業務内容 | 要求額 |
施設維持管理 | 機械警備 | 防犯監視、火災異常監視、異常事態発生時の緊急連絡のための機械警備システム | 43 |
清掃業務 | 施設内外の日常清掃 | 1,242 |
一般廃棄物収集運搬業務 | 可燃ごみ等の収集・運搬 | 130 |
産業廃棄物収集運搬業務 | ペットボトル、小型破砕ゴミなど産業廃棄物の収集・運搬・処理 | 132 |
庭園管理業務 | 敷地内の芝の手入れ、樹木選定、施肥・消毒等の庭園管理 | 350 |
駐車場除雪業務 | 施設内の除雪 | 210 |
ろ過海水搬入業務 | 海水入れ替え | 1,938 |
展示水槽清掃業務 | 水槽の清掃 | 1,815 |
設備維持管理 | 消防用設備等保守点検業務 | 消防用設備等の機能保全のための保守点検 | 44 |
自動ドア保守点検業務 | 自動ドアの保守点検 | 76 |
自家用電気工作物保守管理業務 | 自家用電気工作物の維持及び運用のための点検、測定、試験 | 59 |
空調設備保守点検業務 | 展示施設の空調設備点検 | 459 |
ペレットボイラー保守点検業務
※搬送装置部品交換費用含む | ペレットボイラーの保守及び点検 | 1,325 |
ペレット焼却灰分析処理業務 | ペレット焼却灰の分析と処分 | 173 |
合計 | 7,996 |
(3)施設設備の購入等
ア 冷凍冷蔵庫の購入 2,412千円
展示剥製の経年劣化及び解剖等で使用する資料の保管等を行うため、冷凍冷蔵庫を購入する。
イ 照明のLED化 2,993千円
展示物の保護、来館者からの要望に応えるため、館内照明をLEDに付け替える。
ウ 大型水槽のろ過槽清掃 281千円
水槽下部に堆積する砂やヘドロを定期的(年1回)に除去する。平成29年度に行った作業の際に、定期的なメンテナンスの指導を受けた。
エ ミュージアムネットワーク負担金 2千円
5 要求内容
(単位:千円)
項目 | 経費 | 内容 |
職員人件費 | | ・非常勤職員3名(専門員2名、一般事務1名)
・3D映像上映看視員2名 |
施設・設備維持管理費等 | | ・施設維持管理委託費(清掃委託等)
・設備維持管理委託費(消防設備点検委託)
・(臨)冷凍収蔵庫
・(臨)館内照明のLED化
・(新)大型水槽の濾過槽メンテナンス
・ミュージアムネットワーク負担金 等 |
標準事務費 | | ・光熱水費
・消耗品購入費
・職員旅費 等 |
合計 | | |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館のこれまでの取り組み>
◆昭和56年度 「山陰海岸科学館」としてオープン
◆平成18年度 「山陰海岸学習館」として県立博物館に附置
8月に専任学芸員(海洋生物)を配置
・平成22年4月24日 山陰海岸ジオパークの拠点施設としてリニューアルオープン。
・平成25年1月 山陰海岸ジオパークの魅力を紹介する3D映像「大地と海の物語」を制作し、上映開始。
・平成26年3月 3D映像「神秘と生命の物語」を制作。2作品上映。
・平成28年2月 ダイオウイカ展示
◆平成28年4月 知事部局に所管換え「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」としてリニューアルオープン
・平成28年9月 デジタル地球儀を導入し展示開始
・平成29年4月 3本目の3D映像「大地と人の物語」上映開始。3作品上映。
<達成度>
【入館者数の推移】
<年間> (上半期:4〜9月)
・平成21年度 10,255人 (8,233人)(リニューアル前)
・平成22年度 39,084人 (25,562人)(リニューアル後)
・平成23年度 34,012人 (23,465人)
・平成24年度 31,846人 (20,062人)
・平成25年度 30,415人 (19,686人)
・平成26年度 26,064人 (18,043人)
・平成27年度 19,957人 (12,391人)
・平成28年度 23,875人 (14,800人)(知事部局所管換え)
・平成29年度 (16,115人)
※平成21年度のリニューアルオープン後は、多くの来館者を集め、家族や個人での来館だけではなく、小中学校や公民館などの団体利用が増加した。
・平成22年度に、地学系学芸員を新規採用し、ジオパークの教育・学術面にも積極的に貢献する体制を整えた。
・平成23年度からは、展示解説・体験コーナーの担当非常勤専門員を1名増員し、急増した来館者への適切な対応とサービス向上に努めた。
・3D上映は、平成29年9月までの平均で、入館者の約半数が視聴している。
・平成28年度から、「岩美ジオフィールド」として、渚交流館と一体的にジオパーク活動に取り組んでおり、来館者増につなげる取組を行っている。
これまでの取組に対する評価
・山陰海岸ジオパークの拠点施設として、平成22年4月のリニューアルオープン後の来館者数・小中学校を含む団体利用・学芸員派遣の要請数などから判断して、一定の成果が得られていると考える。
・平成24、25、28年度と3D映像の映像資料の制作に取り組み、現在、3作品を毎日上映している。全来館者の約半数が3D映像を視聴しており、山陰海岸ジオパークの普及に貢献している。特に学校や公民館の来館利用で3D映像が活用されている。
・平成26年9月に、世界ジオパークネットワーク加盟の再認定を受け、拠点施設としての充実がより求められた。普及活動の要望や講師派遣等の依頼も多く、一人一人の業務の効率化・高度化に応じた労働条件等の整備をした上で、調査研究や資料収集を充実させ、展示物の充実や普及活動の貢献など、より充実した事業を行うこととした。
・平成26年3月に「山陰海岸学習館の在り方策定検討委員会」から教育長へ山陰海岸学習館に求められる役割等の提言を受けたことに基づき、平成27年3月に「山陰海岸学習館の機能充実に向けた対策基本計画」を策定した。
その後、当該計画に則って、順次、来館者アンケート等の新たな対策を導入・推進している。
・平成28年度4月から知事務局に所管替えとなり、観光客誘致の取組を強化した。普及講座も回数を増やし、ジオパークやトレイル関係イベント、新たな展示物の効果もあり、減少気味であった来館者数が増加に転じた。
・日本ジオパークの再認定審査で、本施設に係る直接の指摘はなかったが、今後も拠点施設の充実をはかるとともに、拠点施設同士のネットワークの構築など、新たな取り組みが必要である。
財政課処理欄
冷凍収蔵庫について、大型の資料の保管は博物館と連携する等によって対応してください。
委託料を精査しました。
自然館館内照明のLED化工事については営繕枠で対応してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
23,043 |
0 |
81 |
0 |
0 |
0 |
0 |
176 |
22,786 |
要求額 |
28,577 |
0 |
78 |
0 |
0 |
0 |
0 |
148 |
28,351 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
22,826 |
0 |
78 |
0 |
0 |
0 |
0 |
148 |
22,600 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |