（１）野菜の産地強化対策（国・産地パワーアップ事業を活用）
【要求額：国30,000千円】（日農協経由）
野菜の生産資材、農業機械リース導入等の生産環境づくりに要する経費の一部を支援する。（基金事業（生産支援事業））
（単位：千円）
事業内容
（ ）は補助対象 | 実施主体 | 予算額
国費 | 補助率 |
○野菜の産地強化対策
特産野菜の生産安定、産地強化に繋がる取組に要する生産資材、機械リース導入に要する経費の支援
（・機械リース、生産資材等） | ＪＡ、農業者等 | 30,000 | 国1/2 |
【対象：産地パワーアップ計画に位置づけられていること】
（２）産地戦略会議の開催
【目的】：県内広域で栽培される特産野菜を対象に、生産・流通・販売に係る一元化、効率化等について産地戦略会議を開催し、振興策をまとめる。
【対象品目】：ブロッコリー（Ｈ30〜31年度）等
【構成員（案）】：生産者代表、全農とっとり、ＪＡグループ、市町村等
【検討内容（案）】：集荷・流通の一元化について、それに必要な施設整備について、生産方法の一元化について
【必要経費】：標準事務費で対応
○Ｈ27年度から産地パワーアップ事業等を活用し、鳥取型低コストハウスの普及・拡大や、集出荷・加工施設等を整備し、産地パワーアップを推進中。
○Ｈ29年度及びＨ30年産の特産野菜は、施設化等により品質向上とともに高単価で推移。Ｈ29年産スイカ：199円/ｋｇ 過去最高更新
○野菜のＨ２９農業産出額は露地の特産野菜が豪雪や台風・大雨の影響で出荷量が減少するなどの状況下で228億円（対前年比△8億円）に減少。
○12/30に発効されるＴＰＰ等の国際環境の変化や、県外他産地等に負けない力強い産地づくりを加速させ、農家所得の向上を図ることが急務。
○本県の強みであるスイカ、ブロッコリー、アスパラガス等の特産野菜について生産者代表やＪＡグループ、市町村等と連携し、戦略的に産地強化を進めるため、よりきめ細かな生産環境づくりの支援が必要。
○県内の特産野菜の産地強化のため関係者の意見交換や連携を深めるとともに栽培技術の高位平準化などのネットワークづくりや活動の活性化が必要。
ＴＰＰ等の国際環境の変化にも対応できる収益力の高い野菜産地づくりを進めるため、産地が地域の営農戦略として産地パワーアップ計画を定め、意欲ある農業者等が行う高収益な作物・栽培体系への転換を図るための施設の整備、機械・資材の導入を総合的に支援する。
＜事業名＞産地パワーアップ事業
＜基金管理団体＞日本特産農産物協会
＜補助率＞事業費の１／２以内
＜支援対象者＞地域農業再生協議会等で作成する「産地パワーアップ計画」に位置づけられている農業者、農業者団体 等
＜補助条件＞産地パワーアップ事業で示される要件を満たすこと