事業名：
県優良種雄牛造成事業
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農林水産部 畜産課 肉用牛担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト
(A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
| 30年度当初予算額 |
23,685千円 |
13,507千円 |
37,192千円 |
1.7人 |
0.0人 |
0.0人 |
| 30年度当初予算要求額 |
24,125千円 |
13,507千円 |
37,632千円 |
1.7人 |
0.0人 |
0.0人 |
| 29年度当初予算額 |
20,077千円 |
13,512千円 |
33,589千円 |
1.7人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額：24,125千円 （前年度予算額 20,077千円） 財源：単県
一般事業査定：計上 計上額:23,685千円
事業内容
１ 事業の目的・概要
優良な県種雄牛を造成するため、和牛改良委員会で和牛改良方針を検討するとともに、種雄牛を生産する雌牛群の確保、種雄候補牛の購入や協力農家への損失補償などを実施する。
２ 主な事業内容
（単位:千円）
区分 | 事業内容 | 要求額 |
| 和牛改良委員会 | 和牛改良の方針を検討するため、和牛改良委員会を設置
（年１回開催） | 165 |
| 育種価算出事業 | 県内繁殖雌牛の遺伝能力評価のための枝肉データの収集・育種価算出・農家へのデータ提供（委託事業） | 2,103 |
| 候補牛購入(直検牛購入) | 種雄候補となる雄子牛の購入経費 @1,296千円×５頭 | 6,480 |
| 後代検定用牛づくり | 後代検定用の子牛を生産する農家に対して指定交配協力謝金を交付 | 3,360 |
| 後代検定手当 | 現場後代検定を行う肥育農家への検定牛導入協力費を交付 | 990 |
| 改良基礎雌牛整備費 | 種雄候補牛を生産する基礎雌牛を選定し、繁殖農家と１年間の保留契約を結ぶ | 579 |
| 改良推進基金造成 | 種雄候補牛とならなかった子牛及び後代検定用に生産された子牛の価格を補償 | 3,644 |
| 後代検定牛経営補償費 | 肥育農家が飼育した後代検定牛の価格を再生産可能な額まで補償 | 5,107 |
| 遺伝性疾患検査料金 | 種雄候補牛及び基礎雌牛の遺伝性疾患にかかる検査料 | 1,142 |
種牛性を持った鳥取独
自の系統雌牛保留 | 県育種組合が指定する原種牛からの採卵に係る経費に対する助成 @125千円×４頭 | 500 |
| 標準事務費 | 優良種雄牛造成事業の進行管理 | 55 |
合計 | 24,125 |
３ 背景
（１）鳥取県の和子牛価格は、これまで全国平均より２～３万円低い価格で推移していたが、全国トップクラスの成績で現場後代検定を終了した種雄牛「白鵬８５の３」「百合白清２」の誕生により、全国平均価格を大きく上回る市場となった。
（２）歴史ある和牛産地を築いていくためには、引き続き優秀な種雄牛の作出が必要である。
（３）優秀な種雄牛を造成するためには、現状分析と学術的な考え方が必要であり、その体制を整備する必要がある。
（４）優秀な種雄牛を造成するためには農家の協力が不可欠であり、経営補償や謝金を支払うことで協力しやすい体制を整備する必要がある。
４ 予算比較
（単位：千円）
区 分 | Ｈ３０年度要求額 | Ｈ２９年度予算額 |
| 和牛改良委員会 | 165 | 165 |
| 育種価算出事業 | 2,103 | 2,103 |
| 候補牛購入(直検牛購入) | 6,480 | 5,395 |
| 後代検定用牛づくり | 3,360 | 3,360 |
| 後代検定手当 | 990 | 990 |
| 改良基礎雌牛整備費 | 579 | 579 |
| 改良推進基金造成 | 3,644 | 2,680 |
| 後代検定牛経営補償費 | 5,107 | 3,108 |
| 遺伝性疾患検査料金 | 1,142 | 1,142 |
種牛性を持った鳥取独
自の系統雌牛保留 | 500 | 500 |
| 標準事務費 | 55 | 55 |
合計 | 24,125 | 20,077 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○これまでの取組状況
＜取組状況＞
統計学的なデータ分析や、農家協力のための各種報償費等を整備し、効率かつ円滑に優秀な種雄牛を造るための体制を整備してきた。
H２８年度概要
①改良基礎雌牛整備
１３頭の改良基礎雌牛選定
②直接検定牛購入
３頭購入
③後代検定用牛作り
１１３頭の農家所有雌牛に指定交配（大山雲、勝安、美国白清）
④改良推進基金（せり時に価格補償することで農家の指定交配参加を促進）
○２３頭の子牛価格補償
（内訳）
検定もれ牛：０頭
後代検定牛：麗美福 ６頭、隆福也 ７頭、元花江 １０頭
⑤経営補償費（肥育農家への価格補償により後代検定の適切な農家配置を実施）
○７頭の後代検定牛に対して経営補償
（内訳）
礼美茂 ２頭、勝茂久 １頭、多美福 ４頭
これまでの取組に対する評価
＜自己分析＞
・平成２６年７月には事業団と現場後代検定を共同で実施した「福増」が現場後代検定県内歴代最高成績、９月には「百合白清２」がその「福増」の成績をさらに上回る全国トップの成績で現場後代検定を終了し、「白鵬８５の３」も新たに加わり、それぞれ県基幹種雄牛に選定された。
・その後も、「百合福久」など全国レベルの優秀な種雄牛が次々と造成され、県内生産者の生産意欲は高まっている。
・県が優秀な種雄牛を造成・所有し、安定的な精液供給をすることは県内農家の要望である。
・また優秀な種雄牛を造成するためには農家協力が不可欠である。農家にも一定の負担・協力をしてもらいながら、優秀な種雄牛を造成することは、本県和牛振興のためには極めて重要である。
財政課処理欄
鳥取県和牛振興戦略基金を充当します。遺伝性疾患検査料金は常態的な経費であるため、枠内で対応していください。
要求額の財源内訳(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
財源内訳 |
| 国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 前年度予算 |
20,077 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
55 |
20,022 |
| 要求額 |
24,125 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
55 |
24,070 |
財政課使用欄(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 計上額 |
23,685 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
23,685 |
0 |
| 保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 別途 |
0 |
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0 |
0 |
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