現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成30年度予算 の 農林水産部の全日本花卉品種審査会(切り花ストック)受託事業
平成30年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:園芸試験場費
事業名:

全日本花卉品種審査会(切り花ストック)受託事業

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農林水産部 園芸試験場 花き研究室  

電話番号:0858-37-4211  E-mail:engeishiken@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
30年度当初予算額 129千円 2,384千円 2,513千円 0.3人 0.4人 0.0人
30年度当初予算要求額 129千円 2,384千円 2,513千円 0.3人 0.4人 0.0人
29年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:129千円  (前年度予算額 0千円)  財源:受託10/10 

一般事業査定:計上   計上額:129千円

事業内容

概略説明

・ストックはハウススイカ等の後作として栽培され、全国第3位の作付面積を誇る主要な切り花品目である。各メーカーから多くの新品種が発表されており、各生産地がその中から適した品種を栽培することで安定生産、有利販売ができる。そこで、国内の各種苗メーカーが推奨する最新品種を栽培し、本県での適応性、品種特性を調査する。

全日本花卉品種審査とは

(1)(社)日本種苗協会が主催(農林水産省後援)し、優良種苗の普及、育成推進のため全国の公的機関に栽培委託し実施。
(2)供試品種は、種苗協会が各種苗メーカーから開催地域の目的とする作型に適すると考えられるものを中心に募集。
(3)審査は公立試験研究機関、大学、種苗メーカー関係者が行い、最も優良な品種は農林水産大臣賞に推薦。
(4)開催地は、新品種や優良品種を他県に先駆けて栽培、普及に移すことが可能。

1 事業の必要性

(1)ストック(スタンダード)は主にハウススイカの後作として栽培される主要な切り花品目であり、鳥取県の作付面積は全国第3位、西日本では第1位の産地となっている。
(2)草丈が伸びやすく、暑い時期でも花穂が間伸びしにくい、花の発色が良いなど、生産者から品種選定に関する強い要望がある。
(3)(社)日本種苗協会が主催する全日本花卉品種審査会の来年度の開催を打診されたことを活用し、発売前の品種を比較して、有望品種導入の資とする。

2 事業の内容および効果

試験内容
・県内で最も多く栽培される11月上旬咲き作型について、今後発売される品種を栽培し、本県での栽培特性を明らかにする。
期待される効果
・発売に先駆けての本県に適応した新しい品種が選定できる。
・優良新品種の導入により販売単価アップが見込まれる。
 66円/本 → 80円/本
 (25,000本/10 aで350千円増)
受益者数
ストック栽培者 150戸(県内全域)

3 これまでの成果

平成12〜14年度に実施し、10品種・系統を優良と認めた。このうち、市販品種またはその後登録されて市販品種となった5品種・系統が県内に導入された。また、平成18年度にも実施し、3品種・系統を有望と認めた。

4 H30年度の試験内容

・約15系統(今年度末に決定予定)のストック新品種について本県での適応性を検討する。

5 H30年度の要求内訳

内訳
要求額(千円)
報酬      (71)
栽培資材等消耗品費      117
燃料・光熱水費、印刷製本費       10
通信運搬費        2
合計      129
    ※報酬は管理運営費で要求
    ※(社)全日本種苗協会からの受託事業収入を充当

6 実施期間

平成30年度

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<目標>
・国内の各種苗メーカーがこれから売り出そうとする一押し品種を栽培し、本県での適応性を調査して、この中から有望品種を選定する。

<取り組みの内容>
・通常の品種比較試験に加え、定期的に開催を受託し、有望品種を選定している。ストックは平成12〜14年、平成18年に4回実施した。また、花壇苗品目のパンジー・ビオラは平成14年、22年、25、28年に実施した。

これまでの取組に対する評価

・品種審査会を活用し、販売前の最新品種の本県適応性を確認することが可能で、有望品種が迅速に導入できる。
・平成12〜14年度に実施し、10品種・系統を優良と認めた。このうち、市販品種またはその後登録されて市販品種となった5品種・系統が県内に導入された。

工程表との関連

関連する政策内容

オリジナル品種・高付加価値化技術開発

関連する政策目標

優良系統の栽培方法の検討


財政課処理欄


要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 129 0 0 0 0 0 0 129 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 129 0 0 0 0 0 0 129 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0